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料理が イラスト文字で 踊ってる<おいしいふ~せん>

おいしいふ~せん 著者:角野栄子さん

ひと目見て、ビビットきました。この本は踊っている本だと🏳‍🌈
ということで、一句。

料理が イラスト文字で 踊ってる

なべとも俳句

レシピ本?料理エッセイ? それとも絵本?ということはひとまず置いといて、角野栄子さんの自由気ままに日常の暮らしが描かれた(書かれた)本は穏やかでかつたくましく、生きるパワーが感じられます。

ひとつひとつのタイトルも、想像力が1000倍詰まった内容で「ねぇ、このタイトルってなんのことかわかる?」とクイズに出したいほど。
では、問題です。「便利はおばけ」ってなにを想像します???

言葉とイラストが盛りだくさんですが、写真は一切入っていないので料理はこんな感じかなとイメージを膨らませるのも特徴的。

ちなみに、角野さんはこどもではなく、8つと5つを並べた年なのですね。(こちらの年は執筆当時で現在は88歳)
<”あらかじめ”のない料理>には、人生の先輩、生きる気合の言葉が躍っています。

ひとって、温かいひとの言葉や絵がすーっと入るのだなぁとしみじみ感じるなぁ。

そうだ、動く心に従ってみよう!😉🎀

加齢のせいでしょ。
物事はこの言葉で、万事おわりになる。
でもこっちにも、言い分がある。頭で考えたものが、いつも体と仲良くなれるとは限らない。その時、その時、動く心に従ってみるのもいいのでは。
物語を描く時も、これと同じ。

本書より


NHK出版の本書と角野さんの絵を真似て描いたイラスト♪


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なべとも
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