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愛犬と一緒に散歩したような、ゆるいー感覚かな?

麦本三歩の好きなもの<第二集> 著者:住野よる さん

好きなものが多い人と、好きなものが少ない人とでは
心の持ち方が違うのかな?

私は好きなものが多いか、少ないかはうーん?
わからないけれど、読書、コーヒー、パン、とんかつ、etc。

つい先日、とっても大事な家族であった愛犬が旅立ちました。
これから、私はどう過ごすのかなと思っていたら
こころの拠り所となったのは、友人からの温かい励ましと
大好きな読書でした。

今回手に取ったには、何も考えずに安心して読める本を選びました。
それが、「麦本散歩の好きなもの<第二集>」

主人公の麦本三歩(むぎもと さんぽ)は泣き虫で落ち込むことはあるけれど、たくさんの好きなものがあって日常を過ごしています。
仕事で様々な先輩たちにからかわれて、人によっては苦言を呈されることも。

それでも散歩は1人の時間とともに、まわりの人たちとの関係も
自分なりの方法で楽しんでいくのです。

3年目の散歩に初めて後輩ができて、その後輩に思っていたことを改めて
全力で応援してあげる、という心持ちがあります。

結局、好きなものがあるということは、気持ちの切り替えが
できるということなのかもしれません。

いっぱい泣いた後に読んだ本は、愛犬と一緒に散歩したような
ゆるいー感覚でした。

あっ、散歩でつながった!

最後に文中の一文を紹介します。

嫌なこともしんどいことも問題にならないほど大切な、
世界からのご褒美が贈られる。
それは、数えきれないほどの、好きなもの。

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