Jun Nakama

新規事業担当。テクノロジーに特化したクリエイティブ制作の会社に所属しています。 1-10inc. http://www.1-10.com /ディレクション協会PR / WITI Japanメンバー https://www.witi.com /

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    • 女性、社会、テクノロジー(Femtech)

      女性にまつわること。

    • SDGs

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    最近の記事

    女性たちのオンラインでの安全を守る新興プラットフォーム

    インターネットは階級、異なる言論、分断を可視化し、炎上の頻度も加速化し、たいそう治安の悪い公共空間となった。 19世紀末にフランスの社会心理学者ギュスターヴ・ル・ボンが指摘した群衆像はテクノロジーが進化しても普遍的な特性があることを気づかせてくれる。 開かれすぎたインターネットで攻撃の「標的」になる属性はさまざまあるが、特に「女性」に対するオンライン・ハラスメントは世界的な社会問題になっている。 日本で若い女性の大半がオンライン・ハラスメントに遭遇経験があるという。

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      • 養生と老荘思想

        コロナ禍以降、コントロールできないことへの適応力が試されるようになった。社会の不確実性はより増して、考えを巡らせることも難しい。 まずは自分自身の不確実性に向き合うことが重要だと思う。特に持病や不調や老いと向き合う上で、養生と老荘思想は普遍的で取り入れやすい。 養生訓江戸時代に広まった「養生訓」は、健康、健康法の指南書として福岡藩の儒学者、貝原益軒が84歳のときに書かれた。 貝原益軒は子どもの頃から病気がちで長生きできないと言われて育ったが、中国起源の養生文化について調べ尽

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        • メタバースとジェンダー

          Facebook社が社名をMetaに変更することを発表してから、NIKEやディズニーなどの大手参入が相次ぎ、一気に注目のバズワードになった「メタバース」。 SFでサイバースペースを意味する概念は昔からあるが、オンラインの仮想世界を「メタバース」と初めて定義したのは1992年のSF小説「スノウ・クラッシュ」。「超~」「高次~」を表すMetaと宇宙を意味するUniverseを足した造語。 ファッション・メタバース、(ビジネスの場としての)エンタープライズ・メタバース、エンターテ

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          • 代替肉の不味さを受け入れるということ

            最近いろんな種類の代替肉を食べるようになった。はっきり言って美味しいものは少ないので、何か買うときはマシなものを探し求めている。 機会の増加肉の環境負荷が社会課題としてSDGsの文脈で語られ、豆類などからできたプラントベース(植物由来)の代替肉が手に入りやすくなってきた。 以前なら一部の情報感度や社会課題への意識が高い人のものだったが、たまたまランチで入った店がヴィーガンの店で美味しくランチを食べたり、コロナ禍でフル活用しだしたネットスーパーで買えたりするので、食べる機会が

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            • 養生と老荘思想

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              7か月前
              • メタバースとジェンダー

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                8か月前
                • 代替肉の不味さを受け入れるということ

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                  5
                  10か月前

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                • 女性、社会、テクノロジー(Femtech)

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                  • 強いメッセージとイキりについて

                    アクティビズムは特別な行動ではなく、SNSでハッシュタグを使って態度表明したり、購買することで実行できる消費者アクティビズムなど身近なものになった。 社会に一石を投じるメッセージが溢れていて、強い言葉でなければ目立たなくなってきたのかもしれない。 ファッションの祭典メットガラ2021今年のメットガラはテーマが「In America: A Lexicon of Fashion」。メッセージ性が強いファッションが目立ったがSNSでの批判も多かった。 コロナ禍でBlack Li

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                    • 「近代の超克」について

                      ポスト・ヒューマニズムについて調べていると「人間中心主義」といわれている西洋の社会・政治・科学の軸、西洋の男性が中心の「人間」の概念からの逸脱だという。これはフェミニズムの文脈でも繰り返し語られている。 そして、東洋の思想は「人間」を中心とせず、自然と調和した思想があり、オルタナティブな世界の捉え方をしているという語り口もよく見かける。 日本に独自の哲学はある。でもそれは「近代の超克」という負の遺産とともにある。 京都学派西洋哲学とは異なる日本独自の哲学「京都学派」は、日本

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                      • 女性誌の定義する「女性像」はどうなってるのか〜2021年夏篇〜

                        美容院に髪を染めに行くと、ドサっと色んな年代の女性向けの雑誌を積まれて黙々と読む。 時間つぶしにパラパラとページをめくりながら「ヘ〜最近はこんなことも取り上げるのか」と思うものもあれば「2020年代にその感覚ヤバくない?」というものまで色々ある。 髪を切りに行く「女性」の年齢も職業もさまざまだから、「女性誌」も多様で、情報を得ながら世相を読んでる気分になる。 いつもは美容院でなんとなく時代の気分に触れて終わりだけど、備忘録としてKindle Unlimitedにある女性誌に目

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                        • ジェンダーと代替医療の関係

                          代替医療と女性の関係について、ジェンダーが関連しているという記事や論文をいくつか見たので、書いておこうと思う。 アロマオイル、サプリメント、ヨガ、瞑想、ホメオパシーといったものは女性に人気がある。科学的に効果があるとされているものとそうでないものもあり、最近はアロマとサプリメントはマルチ商法の商材にもなっている。 代替医療の歴史は古くからあるが、60年代のカウンターカルチャーとフェミニズムの機運が結びついたオルタナティヴ・ヘルスムーブメントから現在の女性向けの代替医療文化

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                          • ビジネス×アイデンティティ・ポリティクス×キャンセル・カルチャー

                            近年、企業のCSR(企業の社会的責任)がアイデンティティ・ポリティクスを取り入れ政治的になってきている。 アイデンティティ・ポリティクスは、人種、民族、性的指向、障害などの特定のアイデンティティに基づく集団の利益を代弁して行う政治活動。「属性」でお互いを定義して連帯するが、キャンセル・カルチャーと近い関係にある。 オーストラリアのスコット・モリソン首相はアイデンティティ・ポリティクス、キャンセル・カルチャー、SNSの乱用を公の場で批判したように警戒する動きも増えているが、確実

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                            • 「ガールボス」または「リーン・イン」の終焉

                              女性が華々しくビジネスの場で活躍をする「ガールボス」や「リーン・イン」文化は、なぜ批判を浴びるのか。 女性のCEOの失敗が注目を集めるのはなぜかをまとめてみた。 ガラスの天井を打ち破ろうとする女性CEO ガールボスを世間に浸透させたのは、eBayでの古着販売から、ファッションブランドNasty Galの立ち上げで成功者となったソフィア・アモルーソ。 2014年に出した有名な回顧録「 #GirlBoss 」を執筆し、3年後にメディアプラットフォーム「#GirlBoss」を立ち

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                              • 女性不在のテクノロジーFembot

                                私たちの社会システムにはバイアスがある。常に存在しているが、長い間受け入れられ、確立されたプロセスの中で不可視にされている。 目新しいことではないが、人工知能(AI)の女性化はSF映画で描かれ続けてきた。このことは、Fembot(女性ロボット)として、ジェンダーや表象論で扱われてきた。 そして近年では、SFを現実に実装するテクノロジー企業のサービスにもFembot的なものが現れてきた。 企業は性差別という悪気なく、人々が慣れ親しみやすく「感情」を豊かに表現するから、女性化はA

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                                • 寛容論・不寛容論

                                  多様性を実現するには寛容が必要。分断よりはわかり合いたい。 とはいえ、全てを受け入れていたらボロボロなるし簡単に実践はできない。日々のニュースで、目の前で、SNSで不寛容を目の当たりにして、寛容になれるのか歴史から答え合わせしたかった。 「寛容のパラドックス」というカール・ポパーが提唱した概念のとおり、フラットに異なる属性、思想の人々がいくらでもつながる「多様性」は居心地の悪い調整だらけではある。 「もし社会が無制限に寛容であるならば、その社会は最終的には不寛容な人々によ

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                                  • ヒップホップ、マスキュリズム

                                    フェミニズムは女性のためにあり、男性にはマスキュリズムがある。日本では「男性学」として言及されることが多いかもしれない。 「女性学」はフェミニズムから生まれたもの。男性に対する差別をなくす思想や運動であるマスキュリズムはまだ大きな潮流にはなっていない。 情報が少ないが、最近のヒップホップの潮流とあわせて考えると輪郭が見えてきた気がする。 ヒップホップは、男性としての力を見せつけ、家父長制、異性愛規範を基礎に、成り上がり=Flex(フレックス)して資本主義の装置であるエンター

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                                    • ロボットの性、ケア、倫理

                                      最近はオンラインイベントが当たり前になってありがたい。先日、ジムでシンポジウムを聴きながら運動をしていて、木村武史先生の基調講演でのテーマ「セックス・ロボット、ポスト・ヒューマン、人類はどこへ?」がとても興味深かった。 国内ではあまり語られていない分野とのことだったので、記録として残しておこうと思う。 ロボットは家庭用から産業用まで社会の様々な面で接することがある。 接客をするロボット、工場で単純作業をするロボット、家庭用の愛玩ロボットなど。 セックス・ロボットとは、日常

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                                      • 2020年のフェムテックとリプロダクティブ・ヘルス/ライツ

                                        2020年、経済に影響をあたえたコロナの状況下でも、フェムテック関連の新しいイノベーションが数多く生まれていることを紹介したい。 婦人科領域からメンタルケアまで包括する、女性の健康と生きやすい人生設計のためのビジネスがたくさん生まれている。 フェムテックとは Female(女性)とTechnology(技術)を掛け合わせた造語。生物学的女性の、見過ごされてきた健康課題である「生理」「更年期」「婦人科系疾患」「不妊・妊よう性」「出産・育児」「セクシャル・ウェルネス」などを解

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                                        • 新自由主義と反資本主義『99%のためのフェミニズム宣言』の感想

                                          「もっと女性が働ける場を、女性を経営層に、女性の起業家を」という言葉を見る機会が増えた。私も女性として働く場でマイノリティであることにうんざりしているし、女性の起業家を応援するイベントを企画したり運営に関わってきた。 ゲームのルールを把握してうまく立ち回らなければと思っていながら、何故自分が生きづらい仕組みに最適化しなければいけないのか、という疑問がある。 「フェミニズム」という言葉は実際の生活で語られることは少ない。SNSでこの言葉を書くだけで私を敬遠する人がいる。そう

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