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勢いだけのセルフプロデュース | 自己紹介

こんばんは。niwです。noteを始めて数ヶ月経つのに自己紹介をしていなかったことに気付いたおいらです。「よろしく」みたいなことを一切言われずに「よっ!」って声掛ける程度の友だちって居ませんでしたか。それがたぶん僕ですね。アルコールに酔ったタイミングで自己紹介を書いてみます。


生い立ち(思ったより長いからあとで編集してね♡)

最初の記憶は祖母宅で寝かされている記憶です。なんだかすごく何もない。ただそれだけがあった。幼い頃は小児喘息で幼稚園には半分ぐらいしか通っていませんでした。小学校に上がっても勉強は出来るのに、他人と関わるのがとにかく苦手でした。というか、他人という存在を意識せずにひたすら自分の世界で生きていた気がする。

そこから学年も上がり、小学生の真ん中辺りからガリ勉になり、気付けばひとりとして友だちと呼べる人は居なかった気がする。高学年になった頃には親の期待がある訳でもなく、自ら塾に通うことを決意。いちばん上のクラスで無双。あの頃はとにかく勉強が楽しかった。今も楽しいけれど、その根本が仕上がった気がする。その頃に陰な友だちが何人かできて、そういう人たちとだけ心を通わせることが出来て、クラスの中心でCDをMDとかに焼いて交換している同級生を尻目に「こういう人間にだけはならないようにしよう」と誓うのだが、のちのち自分がそっちの側になるとは思わなかったし、今もそういう人と理解り合える気はしない。僕はずっと独りだった。

中学生になってから、微妙な距離感MAXの友人の一人に軽音楽部に誘われる。音楽にどちらかというと否定的な人間をよく誘ったと思う。なんだかんだあったが、気が付けばベースを始めていて、気が付けばギターを始めていて、気が付けばギターボーカルとかをしていた。花形だぞ。絶対僕ではないと思う。なんだかんだで結果は出せる才能があったため、音楽でも無双してしまい色んな大会で同級生を蹴散らす。今思っても、別にすごくもないんだけど。みんなはすごいって言ってたな。この頃からマジで自己肯定感が低いのが伺える。

高校に進学するのかと思いきや、芸能事務所に誘われてしまう。別にやる気ないのに。やる気ないからやっぱり求められる側にはなれなかった。地頭だけを頼りに高偏差値の高校へ入学。狂っていた学校だったので、僕も自然と狂っていった。初回の数学のテストでまあまあ上位だったのがマジで怖い。みんな、ちゃんと勉強出来てる?気付けば6/4になった。2月ぐらいから高校に通っていたのに、なんか疲れちゃった。燃え尽きちゃった。ガチ鬱を発症。思い返せば、中二ぐらいの時の夏期講習の時に、宿題をやらないといけないのに先延ばししてしまって、次の日になってもやる気が起きずにひたすら少年倶楽部の録画を観ていた。僕には何も無かった。彼らには全てがあった。それがうらやましかった。何も無いなんて云う僕を皆は笑ったりするけれど、本当にそう思ってたんだ。もう死にたかった。

気付けば身体は動かなくなっていて、本当にもぬけの殻になった。あの頃の僕に何があったのだろう。本当に何も無かったのだと思う。今も無い。生まれてからずっと無い。埋まることのない虚無の中をずっと生きている。僕はうつ病になっていた。そして、次の年に公立高校へ再受験。

留年でも、編入でもなく、再受験。なんでそんな選択をしたのだろう。今でも全然訳わかんないし、やっぱりその頃から自分の人生しか生きれていなかったと思う。周りは一年後輩の中でなんとか過ごしていた。軽音楽部にも入部したが、一年歳上というしょうもない事実に周りは嘲る。だから何だと僕はただただ無視をして生きていた。気付けば自分で作曲をするようになっていて、気付けばバンドを組んでいた。どうしてこうなったのだろう。何故か分からないうちに僕はちょっとした有名な人になっていた。自分ではそう思えないから余計に違和感があった。本当の僕はそれじゃない。

高校を卒業するのもギリギリでなんだか今と変わらず、求められるものを形にすることなんて出来ずにほとんど人の縁で卒業した。別にしなくたって良かったとは思うが、そこまでして卒業した自分が今は誇らしくもある。お前は本当に運の良い人間だ。心の底からそう思うよ。

学校を卒業しても特にしたいこともない。音楽で飯を食っていくと意気込んだ仲間も居たが、そんな人間を見て自分とは違うのだとも悟った。僕は別に音楽に人生を捧げたいんじゃない。僕は僕をただただ生きたいだけ。三年寝太郎も気付けば母親の勧めで大学に通って、ひたすらガリ勉。もう人間から逃げたくて仕方なかった。自分は勉強以外に出来ることなんて何もない。むしろ勉強すら出来ている自信なんてない。逃げて、逃げて、逃げた人生が今だ。それにも薄々気付いていた。

当時の近くに居てくれた友人に声を掛けてバンドを組んだ。それもまあまあ上手くいった。ライブした回数よりもスタジオに籠もったり、やたら音にこだわっていたことしか記憶にはないけれど、それだけで僕は楽しかった。他人と関わる経験がとにかく何もなかった僕にとって、音楽は自分と繋がることの出来る唯一の手段だった。だから今も別にやりたくもないし、やらなくてもいいのに気付けば音楽のことばかり考えている。

バンドを結成してほとんど何もしていないにも関わらず、周りからはそれなりに評価されて、期待もされ、そういう期待に全く応える気がない僕だけが残った。もう音楽なんてやりたくないとすら思った。いや、そういう権利が僕にはない。他人を蹴落としてまで上にのし上がってやろうという気概がなかった。ただただ音楽がやりたかっただけなんだ。でも、誰も解ってくれなさそうだった。結局バンドも僕の勝手でぶち壊してしまった。僕にはもう何もなかった。ただでさえ何もなかったのに、もっと何もなくなってしまった。死にたいとかじゃなくて、もう存在してることが理解出来なかった。

「アイツ、死んだんだってよ。」

今みたいな前頭葉だけが働いている状態になっていた僕はとにかくもう自分がこの世に居ることが赦せなかった。なにもかも放り出して、本当の本当に居なくなりたかった。でも、何故か僕は死ねなかった。気付けば僕は僕じゃない自分を作り出して、自分を殺したことにした。もはやその頃の記憶がほとんどない。病気は怖いからこれからは本当にずっと健康で生きていきたい。思うだけなら簡単なことで気付けば僕の脳はぶっ壊れていて、警察沙汰や入院を何度も何度も繰り返した。周りの人への迷惑も半端じゃないから、本当に今僕が生きているのは烏滸がましいとすら思う。ただそういう人たちのおかげで僕は今もなんとか生きようと思えたりしていると思う。ずっと死にたかったけれど、生かされてしまった。本当に悔しいけれど、僕はそうなる運命だったんだ。

"生きる"をする

何もなくなった僕に残されたものはただ生きることだった。本当に何もなかったし、虚無だったし、もう死にたいと思うことさえにも飽き飽きしていた。もうそれなら生かされている間だけは生きてやろう。不思議なことにそんな気持ちでいちにち一日を生き延びている。生きていることなんて当たり前だと人は云う。だから何だと僕は想う。当たり前に生きてこれなかった人間が当たり前にとか、普通にとか生きられる訳もなく、今も酒に酔った勢いでこんな気持ちの悪いポエムを吐き出している。後から読んだら絶対に恥ずかしくなるから、あんまり読み返したくないけど、訂正しないと…。どこまでも真面目な自分であった。

これから何がしたいか

とにかく一日でも長く生きたい。僕よりも生きたい人が居たら一緒に生きてほしい。本当に頑張って生き延びてほしい。僕も頑張っている。だからって生きることを強制もしたくないし、そういう気持ちになってしまうのは僕がいちばん分かってる…つもり。誰かと比べてどうとか、こうとか、もういちいち他人と比べるのやめなって。僕は僕として生きるしかないじゃないか。っていうか、ずっとそうだったじゃないか。お前は気持ち悪くて、誰にも相手にもしてもらえなくて、親からも見捨てられて、ひたすら迷惑ばかり掛ける生き物なんだよ。今更なんなんだよ。かわいこぶってんじゃねえよ。

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