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図書室

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子どもたちが読んだ本、子どもたちに読み聞かせした本を紹介します。 多くはAmazonかTSUTAYAで購入したもの(たまにBOOKOFF)、もしくは公立の図書館で借りたものです。… もっと読む
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2022年2月の記事一覧

【図書室】『ハムスターのハモ』【子育て】

【図書室】『ハムスターのハモ』【子育て】

猫がいるわが家では絶対に変えない小動物ナンバーワンのハムスター。

ペットショップで見かける愛らしい姿に、「うちでは無理よね?」と何度か子どもたちに尋ねられ、そのたびに「うちには猫がいるでしょ。」の返しをする私。

夕食後、ゆっくりしている時間に読み聞かせ。

とっとこハム太郎ばりに主人公のハムががんばります。

眠っている間に繰り広げられる動物たちの物語。
ページをめくるたびに身を乗り出す次男が

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【図書室】『ウルトラマン切り紙』【子育て】

【図書室】『ウルトラマン切り紙』【子育て】

長男が小学校から借りてきた切り紙の本。

ウルトラマンはうちでは見せたことがないのに、空想科学読本から得た知識でいろんなことを知っていました。

手を動かす子どもたちと楽しくおしゃべり。

休日の一コマでした。

☆こんな子にオススメ

・ウルトラマンが好きな子

・ヒーローもののお話が好きな子

・紙工作が好きな子

・ハサミを扱える子(一部カッターナイフ)

☆対象年齢

・5歳くらいから

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【図書室】『これが鳥獣戯画でござる』【子育て】

【図書室】『これが鳥獣戯画でござる』【子育て】

カエルとウサギの相撲。

可愛らしい動物たちがイキイキと描かれる絵巻の子ども用解説絵本。

著者の「ござる」口調は幼稚園児に読み聞かせると受けましたし、そもそも文字がない絵巻ですから、年少の末っ子も絵だけで楽しめました。

「鳥獣戯画はむかしむかしのニッポンの絵巻物 みんなが大好きなマンガやおわらいのご先祖様だ」と著者が説明するように、次々現れる動物たちが笑いを誘います。

ウサギたちの他に、サル

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【図書室】『本好きの下克上~司書になるためには手段を選んでいられません』【子育て】

【図書室】『本好きの下克上~司書になるためには手段を選んでいられません』【子育て】

長男がライトノベルを読み始めました。

買い与えたのは配偶者。
空想科学読本の文庫本もすでに読めるようになっていましたし、先日配偶者が借りていた宮部みゆきの『ここはボツコニアン』も楽しんでいたので、毎日すること(宿題やピアノの練習、運動)が終わったら1冊ずつ渡すことにしました。

電子書籍で実はkindleに入っているのですが、息子が目を主ぱしゅぱさせているのが気になったので、紙媒体で与えました。

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【図書室】『アニーのちいさなかばん』【子育て】

【図書室】『アニーのちいさなかばん』【子育て】

子どもにとっての良書は、何度でも自然と手に取ったり、何度も読んで欲しくて親などに持ってくるような本なんだと思います。

たくさんある本は、こちらが買って与えたものではありますが、やはり当たりはずれがあるもので、これいいんじゃないかなと思って与えてみても反応が薄かったり、他の本のおまけで買ったような本を何度も読むことになったりします。

『アニーのちいさなかばん』は、お母さんにかばんを作ってもらった

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【図書室】『チーター大セール』【子育て】

【図書室】『チーター大セール』【子育て】

店主を務めるチーター。
いつも暇なこのお店に、お客さんが一人現れます。

非常にシュールな内容で、なぜうちの子が気に入っているのか、未だに謎ですが、長男も次男もこの本を通って今は自分で本を選び、最近は末っ子が気に入って読むように(読み聞かせをせがむように)なりました。

ぶち模様を売ってほしいという客の要求に、「ひまだったし」という軽いノリで応えてしまうチーター。
「自分はこうだ」とこだわっている

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