マガジンのカバー画像

プロトアウトスタジオの記事

494
プロトタイピング専門スクール「プロトアウトスタジオ」のスクール生やスタッフが書いている記事です。 https://protoout.studio
運営しているクリエイター

2020年9月の記事一覧

【連載4】MVPとプロトタイピング

振り返り前回はコンセプトと機能の立案を行いました。 今回は、「MVP=価値を実現する最低限のサービス内容」の定義とプロトタイピングを行っていきます。 MVPとプロトタイピングの定義MVPとプロトタイピングに関して、何をどこまで具体的にするかはプロジェクトにより変わると思います。 例えば今回は、機能だけでなく世界観まで踏み込んでプロトタイピングを行います。というのもコンセプト策定フェーズにおいて既存サービスを調査した結果、世界観(設定と見た目)が重要になるという仮説が立案され

自分が見つけた物の良さを、もっと多くの人と共有する

ハッカソンに出場したよ   先週末、人生2回目のハッカソンに出場しました。今回は、ボッチソンということで、1人で2日間、開発に挑みました。 この2日間で作った作品がこちら。 自分の娘ともLINEの交換ができたらいいなー、なんて思いながら、作ってみました。  個人的には、実際に使ってみたいと思うものができたので、満足しています。そして、作る過程を楽しめました。 よし、Google Homeを使ってみよう 最終制作物「滑舌トレーニングAI」において、Google Home

ハッカソンを利用して、クラウドファンディングの作品について、いろいろ考えた。

自作のプロダクトをクラウドファンディングで資金調達してリリースすることを目的に ProtoOut Studioで修行中の50歳の普通のサラリーマンの たつや です。 9月19日・20日にM5Stackハッカソンに参加しました。 当初のアイデアせっかくなので、クラウドファンディングで作るもの「草刈りゲーム」の開発に役立つ何かをつかもうと臨みました。 草刈りだけにまだ草案段階の草刈りゲームのイメージはこんな感じです。 現実世界でセンシングしたデータをクラウドにあげ、それを

自分の心が動くものを作る

先日ヒーローズリーグのM5Stackハッカソンに出場してきました。 2DaysでM5Stackというデバイスを使って何かを作るというもの。 こちらで感じたこと考えたことについて書き留めていこうと思います。 こんなやつです 二択の方針で悩むM5Stack自体今回初めて使うデバイスだったので、作りながら自分の技術レベル的に厳しいなあと感じる場面が山ほどありました。 もともとは音楽の自動生成するツールを作るつもりだったんですが、そこからアイデアが二転三転していき一日目の夕

ハッカソンを終えて揺れて揺れて今心が何も信じれない状態です。

タイトルはLUNE SEAのROSIERから拝借しました。 揺れて揺れて今心が何も信じられないまま咲いていたのはmy 苦瓜 heartです。 ハッカソンのその先にあるものハッカソンの語源はハックとマラソンが組み合わさったものらしく、イベントの終わりというゴールを必ず迎えます。 そして、そこからさらに道が伸びていくこともあるのかもしれないと思いました。 IoTと楽器練習の分野って広がりがある気がする。 それってきっとエンジニアであり楽器演奏者である自分だからこそ思うこ

少しの技術 × ちょっとした課題 → 自己成長

最近感じたことやっぱり手を動かさないかぎり成長は実感できないな。 (30年も生きていれば、ずっとわかっちゃいたんですけどね...) 「またか〜、そうだよね。」という思いつつも、余裕のある休日だったので今回はちょっとだけ立ち止まることにした。 まず分解してみる。 手を動かすためには、 そのための「時間」「ネタや課題」「技術」が必要になる。 うーん... それっぽいことをいうとそうなのだけど、多分そうじゃない。 手を動かすために必要なのは「熱量(本気度)」だけで十分

プロトアウトスタジオ3期生のクラウドファンディングプロジェクトが実施中です!(応援してね!)

こんにちは、のびすけです。プロトタイピング専門スクールのプロトアウトスタジオの運営をしています。 タイトル通りなのですが、学生が実施中のクラウドファンディングプロジェクトの紹介をしていきます(もうこんな時期かーー!)! あと、僕の主観の一言コメント的なのも載せてますので合わせて読んでもらえると嬉しいです。 9/20にオンラインのDEMO DAYで発表もあるのでこちらも是非見にきてください! うちのスクールでは、学生の卒業制作で作ったものをそこで終わらせず、クラウドファン

今までの人生とProtoOut Studio での2ヶ月を振り返り、これからを考える。

新型コロナは、多くの障壁をいとも簡単に崩しました。 私がProtoout Studioに参加したのもそうです。 コロナ以前、このようなスクールは、東京にしかなく、広島に住んでいる私が参加するのは不可能でした。 私は4年前に、1年に1回しか取得できない一週間の休暇を使ってプログラミング教室に通ったこともありました。 3年前にデジタルハリウッドのG'sアカデミーの門を叩こうとしたこともありました。このときは本気で会社を辞めて東京で修行しようと考えてました。(今考えると40

プログラミング未経験からプロトタイピングスクールに飛び込み、2ヶ月の苦悩から掴み取った自己変革の鍵

 7月から、プロトタイピング専門スクール「プロトアウトスタジオ」で学んでいます。簡単に言うと、実践的に使えるプログラミングを学んでいます。  いま2ヶ月経過したので、ここまでの学びを振り返ってみようと思います。 プログラミングを学ぼうと決意したきっかけ  以前から、AIのベンチャー企業と共同でプロジェクトをやったり、VRを使った研修プログラムについて企画したりしていたこともあり、自分でプロダクト作れたらなという思いから、プログラミングについてはずっと興味はありました。です

しんどい時こそ考える

2か月ほど前からプロトアウトスタジオというプロトタイプ専門の企業主催の研修に参加しております。 ちょうど半分ぐらいに差し掛かっているので、今まで感じたことをつらつら書いていこうと思います。 修行みたいな研修研修の最終目標はクラウドファンディングで一つプロジェクトを企画する、というもの。 そのために色々な技術を身に着けるという意味で、週一回土曜日に技術や技術の考え方を学ぶ授業を受けています。 何よりきついのが、「週一回、プロトタイプをして記事を投稿する」という課題。

プロトアウトスタジオでの2ヶ月を振り返る

トップの写真はオマージュです、すいません。 普段私はエンジニアとして働いているのですが以前から自己学習も兼ねて何かしろのプロダクトを作りたいと思っていました。 ただ、作りたいものがない。 そんな悩みを抱えながら日々の業務にあたっていました。 そんなある日、プロトアウトスタジオを見つけ、その理念と憧れのエンジニアであるのびすけ校長に惹かれて入学しました。 それから2ヶ月が経過しました。 そろそろ卒業制作に向けて本格的な動きが始まるタイミングでプロトアウトスタジオでの日々

競合サービスの調査というパンドラの箱を開けた先には何があっただろうか?

トップ画像はbBearさんによる写真ACからの写真をお借りしました。 私は来るクラウドファンディングに向けて楽器演奏動画特化型投稿・共有SNSサイト/アプリの構想を考えプロトタイプを作っております。 本題に入る前に一枚のCDを紹介させてください パンドラの匣という、1998年にメジヤーデビューしたPierrotというビジュアル系の枠で活動していたバンドのCDで中学生〜高校生まで愛聴していました。 収録トラックとタイトルがいいんですよね。一部抜粋します。 自殺の理由

感情を分析するAIについて調査してみた

 今年クラウドファンディングに挑戦するのですが、そこに向けてアイデアを再考していたら、少し煮詰まってきました。  元々のアイデアはこちら。  自分が作りたいものブレてはいないのですが、クラウドファディングに出すとなると、ターゲットを意識してプロダクトの方向性を修正すべきなのですが、その方向性が少し見えなくなってきました。  そこで、私が作りたいプロダクトの競合って、どんなものがあるのか調べてみました。  まず調べるにあたって、どんなものを競合とするかというと、「会話の

プロダクトの競合について考えた

前回のnoteでは、1つ候補を増やすことをお伝えしました。 果たして、私が漕ぎ出そうとしている海はブルーオーシャンなのだろうか? それとも・・・ 今回は、クラウドファンディングを出そうと計画しているプロダクト2作品の競合について考えてみました。 1. スマート手袋 手袋着用の現場従事者(農林水産業、製造業、建設業)が、今まで紙やスマホ、タブレットで入力していた事務を手袋を着脱せずにするプロダクトです。 現状は、調査が足りてないので、知り合いの農家さんを想定していま