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【連載4】MVPとプロトタイピング

振り返り

前回はコンセプトと機能の立案を行いました。
今回は、「MVP=価値を実現する最低限のサービス内容」の定義とプロトタイピングを行っていきます。

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MVPとプロトタイピングの定義

MVPとプロトタイピングに関して、何をどこまで具体的にするかはプロジェクトにより変わると思います。
例えば今回は、機能だけでなく世界観まで踏み込んでプロトタイピングを行います。というのもコンセプト策定フェーズにおいて既存サービスを調査した結果、世界観(設定と見た目)が重要になるという仮説が立案されたからです。

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MVPの決定

前回、挙げた機能に対し、下記3項目で優先順位付けを行い機能を決定していきました。
①コンセプトを体現するのに必要な機能か
②優れたアイディアか
③実装難易度はどれくらいか(費用対効果)

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プロトタイプの決定

プロトタイプは、具体的にどのような形式にするか決定しなければなりません。(紙のスケッチ、webデザイン、実際にコードをかいて動くもの)
そしてそのためには、何故、プロトタイプをするのかという目的から考えることになります。
今回で言えば、「課題への共感、コンセプトの受容性、機能の充足度、世界観への魅力」などをターゲットで検証する際のツールとして、プロトタイプを用います。
つまり、次フェーズの検証を考慮し、プロトタイピングすることになります。
今回は、コンセプトや世界観の検証も行いたかったため、サービスのプロトタイピングではなく、表現に幅を持たせられるランディングページを制作することにしました。

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そして、、、
プロトタイピングは、どのフェーズに行っても良いと考えています。
上記はMVPの検証としてのプロトタイプですが、実際は、機能を立案する際やMVPを定義する際に認識合わせとしてプロトタイプを行っていたりします。こう言った理由からもプロジェクト初期からデザイナーやエンジニアなど形にできる人が参加していた方が良いと思います。

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プロトタイピング

そして遂に実際のプロトタイプですが、イメージとしては下記添付のようなものになります。
※ここからさらに修正されるので最終盤ではありません。

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次回

次回はターゲットでの検証となります。作成したプロトタイプとターゲットへのインタビューを行い検証を行っていきます。


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