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避けるべきWEBデザイン事務所 自称デザイナーの見分け方

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個人事業主だが「代表」等の肩書きを名乗り企業組織実態があるかのように見せている/本名を出していない。

 肩書きを名乗ることは信頼感を醸し出すイメージ操作に使われがちです。事業主が本名でない場合、最悪、名前を出せない前歴(盗用など)がある場合も。

 一般に事務所が自宅の特に女性の場合、個人情報に慎重なだけの方も多いでしょう。しかし個性が売りのアーティストならイメージ戦略として本名以外を名乗ることもわかりますが、請負仕事専門のデザイン事務所で本名を出せないような事業主は信頼性が低いです。
 本名を出さないオンライン上の活動の場合、不祥事から逃げたままで名を変え営業・経験年数は引き継ぐ、という悪い人にとってのメリットがあるため。

2. 個人事業主だがデザイン各分野を請け負っている。

 webデザインの場合コーディングを主に行なっていて独立するケースも多いようです。
 webのスキルには検定もありましょうが、イラストやロゴデザインは不勉強な者が自称してデザイナーを名乗ることも可能です。 しかし、有償で報酬を得てまでも各分野で通用するような人材はそう多くはないでしょう。
 不正逃れ前歴などある人は嘘が常であり、カモフラージュに自ら不正非難の意見を述べていたりもします。上辺の言葉に騙されぬ見極めが必要です。
 もっとも実力のほどで知れるかもしれません。盗用常習者の場合、ロゴのデザイン画なるものが恐ろしく稚拙(雑かどうかの問題でなく小学生並みのスケッチ)です。 発注前には素案も提示できないとされた場合は、過去実績の素案を提示させると良いでしょう。

 同業のwebデザイナーの方も、この手の自称デザイン事務所の「パートナー募集」の勧誘に乗らない方が無難ではないでしょうか。
 盗用前歴のあるような事務所に関わると共倒れになる可能性があるからです。 前歴があってもきちんと責任をとって解決していればよいですが、そうでない場合もあります。

3. 事務所を宣伝するアピール内容がころころ変わる。

  実力実態のない「デザイナー」ほど、宣伝のためには流行のムーブメントに乗るしかなく、時流に合わせて無節操にPRする得意分野を書き換えていきます。
 また、このような自称系・盗用常習者の場合、デザイナーらしくもっともらしい内容を語ろうとしても、あちこちから引っ張ってきた文言を繋ぎ合わせただけ、その接続も不自然なものになりがちです。語彙力や文法の理解の欠如もありがちです。

4. twiter (現X)等の投稿頻度が高すぎる。

 「ツイートと返信」のタイムラインを見ましょう。

  • 投稿内容が仕事の成果発表でなく、主に仲間内の雑談的なものが1日数件から十数件以上の「デザイナー」。

 しかし本当に仕事が高評価を得て繁忙状態のプロには、そんな暇はありません。にも関わらず仕事も成功しているとアピールの「デザイナー」の信用度は低いでしょう。「年収1000万には届かなかったな—」と書いて実際10万円でも嘘ではない、という程度のアピールと受け取っておくべきでしょう。

  • 責任や信頼が大事、など 同じような内容のモットーや意気込みを何度も繰り返し投稿している。

 このような社会人・プロとして当たり前のことを頻繁にアピールする「デザイナー」は、むしろ信用できないでしょう。20代のお若い層の自己鼓舞ならいざ知らず、30歳を超えるとこれは…という印象です。
 実際に、信用を損なった前歴があるため疑われる前にと自己防衛的なアピール例もあります。 

  • 「周りからよくこう見られる(言われる)けど、私は」という書き出しの自己アピール。

 これを多用する場合、実際は自分発信であるだけで周囲の声など無い場合があるでしょう。内容の信憑性を装う手管ですが、ワンパターンで多様されるので嘘っぽさが目立ちます。

 以上、何らかの参考になれば幸いです。

(ここに挙げたツイート傾向に関しては「要するに子供っぽい印象」とも言えますが、自己本位な不始末の責任もとらぬ自制・自省のない者には人格の成熟もない、という当然の帰結かもしれません。)

  twitter 観察は意外と有効な見分け方かもしれません。というのも、実力不足で盗用や他人を利用することに頼るタイプの人は自画自賛的なツイートとその反響で自我を形成しているようにも思われます。そのため自己発信をやめることができないようです。

 自称だけのデザイナーも情報発信できる現代です。
 デザイン事務所を探している場合は、HPだけでなくそのデザイナーのSNSの投稿内容もしばらくご覧になって判断されてはいかがでしょうか。

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