見出し画像

初恋は何歳?小中高生で好きな相手がいるのは何割? アンケートから見ていく小中高生の恋愛観。

こんにちは!みゅーなです!
本日5月5日は、あたし美雨奈の誕生日です!えへへ~😆
めでたいな、めでたい!
誕生日でも記事更新!平常運転でいきましょう!ハッピーバースデートゥーミー!

今回は小中高生の恋愛観についてお話をしていきたいと思います。
好きな相手がいる子はどれくらいなのか、バレンタインチョコをどれくらい渡したり貰ったりしているのか。初恋はいつなのか!
けっこうグラフが長かったりするので、ゴールデンウイークの最後にゆっくり見てくださいね!(ゴールデンウィークまるまる使える先週に更新すればよかったのでは?)

参考にするデータは前回と同様に、深谷らによる昭和末から平成初期に小学生や中学生を対象として実施されたアンケートの二つです。


これまでのロリコン研究のまとめはこちら👇

ロリコンになる原因について掘り下げたのはこちら👇


小学生と恋愛

小学生はどれくらい好きな異性がいる?

小学生にはどれくらい好きな異性がいるのでしょうか?
1989年のアンケート2点と、2004年のアンケートを見ていきましょう。

1989年調査a
1989年調査b
2004年調査

およそ好きな子がいる小学生は5割前後という様子が見て取れます。
一番最初の設問のみ好きな異性という聞き方をしていますが、それ以外の結果と相違がそこまでないので、概ね5割前後と考えてもいいのではないでしょうか。
全体的に女子の方が男子よりも好きな人がいる率が高いですね。最初の表の「好きな異性が欲しい学年」についての回答でも、女子の方が早めの時期を志向しています。


バレンタインチョコの動静

小学生はバレンタインデーについてどう思い、どう行動しているのでしょうか。
バレンタインにあげたい/もらいたい相手についてと、実際にバレンタインデーにあげた/もらった結果についてのアンケートがあります。
ついでに隣の席になりたいかどうかについての結果も載せてみました。

1991年調査
1982年調査


1982年の調査は2月ですから、バレンタインを終えた時に実施したのかもしれません。どうだろう。あたしなら直後にやってみるところですが。
……ならこのアンケートの結果をまとめたものも、バレンタインにアップするべきだったのでは?!

1991年の調査はあげたい子、ほしい子についての設問です。
あげたい子、ほしい子が6年生の時点では
女子のあげたい人数が、学年上昇に従って1人へと集約されている様子がなかなか興味深いです。全体的に、一人という回答が多いものの、複数人数の回答もけっこうあって面白いですね。
あげる手間や予算から、複数人数にあげたい、複数人数からもらいたいについては、女子の回答の方が低いパーセンテージになりそうですが、そこまで差がないですね。ちょっと意外。お小遣いからではなく、親御さんに買ってもらうパターンが多いのでしょうか。

1982年の結果をみると、もらったことがある男子とあげたことがある女子の回答が全体平均で約6割と、高い水準なのが見て取れます。
6年生に限れば7割超えです。個人的には、40年前の時点でここまでバレンタインが浸透し、小学生が行うようになっていたことに驚きます。軽く検索すると1960年前後にキャンペーンなどでバレンタインを流行らせようとしたとのことなので、それから20年と思うと自然なのかな?

個人的には、「自分のお小遣いで買ったかどうか」「手作りかどうか」あたりも気になりますね。自分でアンケ-トをするときがあれば、ぜひ聞いてみたいです。関係ないけど、交換ノートとかプロフ帳をやっていたかどうかとかも聞きたいですね。あたしプロフ帳好きなんですよ~。
ちなみにあたしは小学生の時はチョコは手作り派でした。チョコブラウニーとか、チョコクッキーを作ってましたね!
メレンゲに卵黄を入れたやつが美味しくて、作っている最中にいつもペロっとつまみ食いをしていました。
……メレンゲと全卵と砂糖って、もうそれ玉子焼きの焼く前では?


小学生の恋愛観は?

次のグラフはかなり長々としています。女子と男子を切り分けていますが、それでも長い!先が女子の回答で、後が男子の回答です。
先程も問うた、好きな子の有無やチョコをあげたかどうかについても、さらに掘り下げています。
好きな子とどんなことをしたいかについて色々聞いていて、なんというかほほえましくていいですよね!
長いので、おのおの色々と見て楽しんでください。

1989年調査c(女子)
回答者と好きな男の子/女の子は学年やクラスが一緒かどうかを聞いている設問において、男女で回答の選択肢が違うのは元データからの仕様。回答後の集計でまとめた様子。
1989年調査c(男子)
最後の「あなたくらいの女の子が、~」は、コピペそのままにしてしまいました。逆です。


中学生の恋愛

次に、中学生の恋愛について見ていきましょう。まずは1985年のアンケ-ト結果から。

1985調査
交際程度は「いる」人の中での回答であることに留意。
複数回答の合計は100を超える。

親しく付き合っている異性の友達とありますが、その人についての質問の中で「キスをする」「セックスをする」という設問があるので、質問者は「回答者が恋人について聞いていると捉えてくれる、あるいは恋人についても包含した質問と捉えてくれる」と考えていると思われます。いま元の設問文を読みなおしてみたんですが、包含した質問と思うのが妥当でしょうね。ただ、やはりワーディングが悪い気がします。

さて、親しく付き合っている異性の属性についての設問において、選択肢「上級生」において差がみられるのが面白いです。
女子の12.9%に対し、男子は3.4%と三倍以上の差があることがわかります。


次の1989年のアンケ-トは、同年の小学生へのアンケ-トと似通っているのでおそらく比較のために揃えて作られたものでしょう。
読者の皆さんも、ぜひ上にある調査と見比べてみてください。

長いので各々見てほしいのですが、交際相手の属性についての設問で、やはり男子と女子で差があるのが興味深いところです。
また、男子は3年生になると上級生と付き合っている回答者が0人になるところに着目です。
女子はそこまで落ち込まないので、学校をまたいだ恋愛を男子はしておらず、女子はしているという様子が伺えます。
片思いの相手でも、女子は上級生を比較的選好しているのが面白いです。

1989年調査d(男子)


1989年調査d(女子)


初恋はいつだった?

最後に初恋の様子について見ていきましょう。
元調査は、1988年に高校生に行ったアンケ-トです。
高校生に過去を振り返ってもらい、初恋がいつだったかを答えてもらう形式になっています。
高校生に聞いているアンケートということで、記憶の歪みが比較的少ないはずです。
さて見ていきましょう。

1988年調査
小学校の学年区切りが一定でないのは元アンケートの設問がそうなっていたため。
ふたを開けてみると回答が小学生以下に集中していることから、もうちょっと小学生の区分けをしっかりしてほしかったところ。

初恋経験の時期について男女の累積を眺めていくと、男女ともに過半数は小学生のうちに初恋を経験していることが伺えます。また、女子の方がちょっと早めに初恋を経験しているようです。

初恋相手を見てみると、やはり同級生が多いですね!我々の2022年のアンケート結果でも初恋の相手は7~8割が同級生という結果となっていましたので、初恋の同級生割合は年月を経てもだいたいそれくらいで安定しているようです。

学年区切りだけでなく、初恋相手の属性について問うた設問において先輩と後輩を一緒くたにしているのも、質問紙設計のまずさを感じます。初恋においても女子は先輩を比較的選好しているのか、そうでないのかが気になるためです。
ただ、女子の回答で先輩後輩という選択肢が比較的多いことから、やはり初恋でも女子は男子に比べて年上を選好している可能性は高そうです。
ただ、選択肢「先生」においては女子よりも男子で回答が多いのが興味深いですね。幼稚園の先生なのか小学生の先生なのか、元アンケートが見てみたい!


まとめ

長々とExcelのデータを貼っていきましたが、皆さん楽しめましたでしょうか。
他にもアンケートはたくさんあって、小学生の好きな遊びや、放課後は何人くらいでどこで遊んでいるかなどの設問もあるので、興味がある方が多ければまた纏めたいと思います。

元データをあたしがExcelにポチポチ入力したものは、どこかで公開したいですね。(元データは色々読みにくいので、アンケート10個ぶんくらい手打ちでデジタル化しました)

次回は何にしようかしら。「ロリコンはショタコンやケモナーなのか!?」かな?他のにするかも?

では!またね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?