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製薬企業アストラゼネカに入社後、サイバーエージェント人事に転職。研究者・機械学習エンジ…

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製薬企業アストラゼネカに入社後、サイバーエージェント人事に転職。研究者・機械学習エンジニア・データサイエンティストの採用と採用広報業務を担当。人事という職種について他職種から見た時の相互理解可能性を上げる事に関心があります。

マガジン

  • 人事とキャリア

    人事職というのは不思議なもので、特段専門的な教育を経ることなくそのポジションに就けてしまいます。その一方で、他社へ与える影響は絶大です。このマガジンでは人事的な考え方や思考、キャリアに関する考え方で執筆した記事をまとめていきます。教科書とまではいきませんが思考の参考になれば幸いです。 更新頻度はまちまちです。

  • マンキュー経済学 ミクロ編

    経済学の中でもミクロ経済学は、意思決定に役立つ事が多いです。人事や経営者のように組織づくりを行う人は、資源と人の組み合わせのもとに意思決定をおこなうので欠かせない要素なのかもしれません。

  • 医薬品と疾患

    元医薬品情報提供者として、添付文書、ガイドライン、実際の臨床試験をベースに薬剤についてまとめていきます。

最近の記事

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転職がチラついた貴方に見て欲しい人事的思考(ビジネス向)

まずはじめにこの記事では、中途の転職を経験し、人事として様々なキャリアの転換点に触れてみて感じた転職に関する思考法に近いものを記述しています。もし転職を検討している人の気付きの一助になれば幸いです。 (もしも失礼な表現があった時は心より謝罪します。誰かを貶める気は1つもありません。) 想定している読者こちらの記事で書く内容は以下の層を中心に置いて考えています。 ・ 民間企業に属しているビジネス職の方 ・ 現職に大きな不満は無いものの、漠然とキャリアに思う事がある方 ・ 転

    • 【経営者・人事向け】心理学的経営を読んでみて 後編

      この記事では、大沢武志著の「心理学的経営」という本のまとめと経営者ではなく人事目線で読んだ感想を記載します。 結論からいうと、この本は経営者は勿論、社内での人材活用・適材適所を担う人事担当者にこそぜひ読んでもらいたい内容でした。まずは、各章ごとに簡単な要約をお見せし、そのあと各章毎に感じた事を記載していきます。 (長くなったので前後編に分割しました。この記事は後編となります。1−3章については前編をご覧ください。) 【4章:リーダーシップと管理能力】この章ではリーダーシッ

      • 【経営者・人事向け】心理学的経営を読んでみて 前編

        この記事では、大沢武志著の「心理学的経営」という本のまとめと経営者ではなく人事目線で読んだ感想を記載します。 結論からいうと、この本は経営者は勿論、社内での人材活用・適材適所を担う人事担当者にこそぜひ読んでもらいたい内容でした。まずは、各章ごとに簡単な要約をお見せし、そのあと各章毎に感じた事(記事中グレー部分)を記載していきます。 (長くなったので前後編に分割しました。この記事は前編となります。) 【1章:モチベーションコントロール】かつての経営組織論はいわゆる性悪説に近

        • マンキュー経済学 ミクロ編 5章まとめ

          第5章 弾力性とその応用はじめにこのnoteは、今や、世界各国に於ける何十の国々の何百もの大学のマクロ経済学の授業で用いられるようになった「マンキュー経済学」のミクロ編をまとめたものになります。 これよりも前の章はマガジンにあるので、ぜひ興味を持てた方はご覧になってください。 モチベーション維持にもなりますので、よければスキやフォローも宜しくお願いします。 時間がない人向けまとめ 需要の価格弾力性とは、価格の変化に対して、需要量がどれくらい反応するかを図る尺度である。 需

        • 固定された記事

        転職がチラついた貴方に見て欲しい人事的思考(ビジネス向)

        • 【経営者・人事向け】心理学的経営を読んでみて 後編

        • 【経営者・人事向け】心理学的経営を読んでみて 前編

        • マンキュー経済学 ミクロ編 5章まとめ

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          マンキュー経済学 ミクロ編 4章まとめ

          第4章 市場における需要と供給の作用はじめにこのnoteは、今や、世界各国に於ける何十の国々の何百もの大学のマクロ経済学の授業で用いられるようになった「マンキュー経済学」のミクロ編をまとめたものになります。 これよりも前の章はマガジンにあるので、ぜひ興味を持てた方はご覧になってください。 モチベーション維持にもなりますので、よければスキやフォローも宜しくお願いします。 時間がない人向けまとめ経済学者は需要と供給のモデルを用いて競争市場を分析する。競争市場には多くの売り手と

          マンキュー経済学 ミクロ編 4章まとめ

          マンキュー経済学 ミクロ編 3章まとめ

          第3章 相互依存と交易(貿易)からの利益はじめにこのnoteは、今や、世界各国に於ける何十の国々の何百もの大学のマクロ経済学の授業で用いられるようになった「マンキュー経済学」のミクロ編をまとめたものになります。 これよりも前の章はマガジンにあるので、ぜひ興味を持てた方はご覧になってください。 時間がない人向けまとめ 人は、国内のみならず世界中の多くの人々によって生産された財・サービスを消費している。相互依存と交易は、より多くて多様な財・サービスを全ての人々が享受できるよう

          マンキュー経済学 ミクロ編 3章まとめ

          マンキュー経済学 ミクロ編 2章まとめ

          第2章 経済学者らしく考えるはじめにこのnoteは、今や、世界各国に於ける何十の国々の何百もの大学のマクロ経済学の授業で用いられるようになった「マンキュー経済学」のミクロ編をまとめたものになります。 経済学の10大原理をまとめた「第1章まとめ」もあるので、まだ読まれてない方は簡単に流し読みしておくと良いです。中盤で少し出てきますので。 時間がない人向けまとめ経済学者は、科学者の客観性をもって研究テーマに取り組む。他の科学者と同様に、仮定を置いて、単純なモデルを構築して、理

          マンキュー経済学 ミクロ編 2章まとめ

          マンキュー経済学 ミクロ編 1章まとめ

          N.Gregory Mankiw著の「Principles of Economics Micro」の訳書を読んでいるので、備忘録として各章ずつまとめていきます。修正点などあればコメントで指摘して欲しいです。また、少しでも読むに足ればスキしてもらえると嬉しいです。 なぜ人事の私がこの本を読んでいるかというと、人事は社内で多くのTo Doをこなす事が多いですが、その中でどんな施策を行う事が良いのか意思決定を行うシーンも多く、ミクロ経済学はその意思決定において、貴重な気付きを与え

          マンキュー経済学 ミクロ編 1章まとめ

          糖尿病治療薬の話

          このnoteでは、糖尿病とその治療薬について書きたいと思います。 糖尿病は生活習慣病の1つで、糖尿病患者と、糖尿病を疑われる人を合わせると日本で2000万人以上(約20%近く)いると言われている病気です。(厚生労働省の調査より) また遺伝の影響もあるといわれており、親族に1名でもいれば、このnoteを読んで治療薬についての理解を深めておくことを推奨します。 その理由として、自分が糖尿病になったときに医師が選択する治療薬を少しでも理解して服薬することが出来ますし、余計な副作用リ

          糖尿病治療薬の話

          喘息治療薬の話

          前回は医師の間で「胃薬」としてよく処方されている胃酸分泌抑制薬の話をしましたが、今日のテーマは喘息の治療薬の話です。 「自分は喘息持ちじゃないし~」と思ったそこの貴方(そんな人がそもそもこのnoteを開くのかどうかは置いておいて)、実は喘息には「咳喘息」という軽度の疾患が存在し、風邪で咳だけ残ってしまった…と受診した患者さんの半数以上が咳疾患だったという報告もあります。※ 今日はそんな意外にも身近な疾患である喘息の病態と治療薬について、また呼吸器専門医と話していて良く出てくる

          喘息治療薬の話

          胃酸分泌抑制薬の話

          何者なのか。で自己紹介した通り、私は医薬品の情報提供をしていました。 特に胃酸分泌薬は配属から転職まで常に担当し続けたので、とりわけ想いの強い薬剤になります。ここでは、そんな胃酸分泌抑制薬についての基本情報的な部分と、逸話のような話、そして既に服用している人に向けた話をしたいと思います。 あくまで、2018年までの医薬品情報である事、またこの記事内容は、一部の医師と話す中で蓄積された情報などもあるので、鵜呑みにする事なく、調べる為の糸口にしてもらえると幸いです。 胃酸分泌

          胃酸分泌抑制薬の話

          何者なのか。

          僕は2018年に製薬企業からサイバーエージェント人事へ転職をしました。 この会社で人事というと、色々と意識の高い印象を持つのかもしれません。ただ、僕はなんというか、あの温度感とは違うような、そんな不思議なサイバーエージェントのAI事業本部という場所で人事として働いています。 まず、色々と書く前に自分がどんな経歴を持った何者で、何に興味を持っていて、どんなnoteを書くつもりなのかを書いておこうと思います。 急にnoteを書こうと考えたのは備忘録や考えの整理、同じキャリアの人

          何者なのか。