神秘探究家

宇宙とつながる意識の世界を占星学、神智学、哲学、形而上学、神秘学、神話など様々な学問を…

神秘探究家

宇宙とつながる意識の世界を占星学、神智学、哲学、形而上学、神秘学、神話など様々な学問を通して気づきをいただいています。宇宙の真理、無意識(目に見えない世界)の分析、探究、スピリチュアルメッセージを受け取りながら「叡智」を発信していきます。

最近の記事

5/1 牡牛座新月(部分日食)価値観を強く刺激する新月、自立に向けて第一歩を踏み出してみる

5/1(AM5時28分)は、牡牛座の部分日食・新⽉です。物事を安定させようとする性質が12星座で一番強い星「牡牛座」、支配星は愛と美の象徴「金星」です。5/1は、牡牛座の新月と天王星が重なる日でもあり、ブルズゲート=牡牛の門が開き始めるとき、頭で理解するだけではなく体感していくことが大切になってきます。 牡牛座の月は価値あるものを見抜く目に長けています。常に本物の、しかも価値が永く続くようなものに目をつけ、それを手に入れようとします。心安らぐ、生活基盤を作ることが牡牛座の大

    • 4/17天秤座満月「ピンクムーン」人とのつながりと試練の意味と価値を知る

      4/17 3時55分に天秤座新月を迎えました。願いやすいテーマは、「人とのつながりや問題解決」です。今回の満月は「ピンクムーン」と呼ばれ、名称はアメリカ先住民の風習に由来するもので色とは関係ありません。 天秤座は「社会的な人格」を作るテーマの第一番目のサインであり、これから二番目の蠍座、三番目の射手座と進むプロセスのスタートの位置に当たります。 人と人の集まりで構成される社会の中でさまざまな可能性を探り、休むことはありません。一人の人との関係をずっと続けるのはやや苦手です

      • 神秘探究-「無意識」との対話の最終的な到達点は「今ここ」を生き切ること

        すべての意識の壁が取り払われ、「意識」が「無意識」になり、「無意識」が「意識」になってこそ、何にも捉われない十全な人間性が実現するのではないでしょうか。 生と死、有限と無限、現在と未来、時間と空間、自分と他者が分断されているのは、人間の意識の中だけです。そのすべてが一つに結び合わされた絶対的場所に立っているのが「今の自分」です。 「人間万事塞翁が馬」と言えば、「一見、不運に思えたことが幸運につながったり、その逆だったりすることのたとえ」で幸運か不運かは容易に判断しがたい、

        • 神秘探究-根源のエネルギーこそ、愛を運ぶ、愛そのものの意識体(あなた)

          愛について昔からいろいろな解釈や理解がされてきたと思います。根源のエネルギーの質を表現すれば、「愛」という言葉になります。 愛と聞けば、情緒的な側面ばかりイメージしまいがちですが、愛の本質は根源エネルギーという強力な物理エネルギーです。 愛のエネルギーは根源からあらゆる次元を貫き、宇宙全体を支えて結びつける、もっとも高振動のパワフルなものです。 愛はあらゆる宇宙の創造物の源であり、「本源的な波動」です。これは宇宙を貫く意識でもあります。宇宙は愛という力の統一場であり、愛

        5/1 牡牛座新月(部分日食)価値観を強く刺激する新月、自立に向けて第一歩を踏み出してみる

        • 4/17天秤座満月「ピンクムーン」人とのつながりと試練の意味と価値を知る

        • 神秘探究-「無意識」との対話の最終的な到達点は「今ここ」を生き切ること

        • 神秘探究-根源のエネルギーこそ、愛を運ぶ、愛そのものの意識体(あなた)

          神秘探究-無意識の奥深くにしまいこんでいた「本当の欲望」を知る質問

          創造性を高めるために必要なことは、「無意識」を解き放つことにあります。創造性を発揮するうえでは、意識のコントロールが邪魔になることがあります。 意識によるコントロールを上手にゆるめることが必要になります。それが「脱抑制」です。「脱抑制」は自分の本当の欲望に気づくためにも必要です。 私たちは何か物事を進めようとするとき、とくに思い当たる懸念材料はないのになぜか気が乗らないという経験はないでしょうか。 たとえば、華やかなプロジェクトの一員に抜擢され、待遇も内容も仲間も申し分

          神秘探究-無意識の奥深くにしまいこんでいた「本当の欲望」を知る質問

          神秘探究-魂のシナリオ「無」であるがゆえに始まりもなければ終わりもないものあなたという存在

          2022年4月12日に迎える166年ぶりに魚座で起こる「海王星と木星コンジャンクション」高次元である無意識の領域を示す海王星、私たちは強烈な「原点回帰」の流れにいます。 魂は…あなたが人生の中で取り組む必要のある課題、未解決の問題をあなたの前に持ち出します。そして魂は...自我意識が望むような物質的に恵まれた平穏で気楽な毎日を送ることには全く関心がありません。 あなたがこの人生でできるだけ多くの経験をし、学び、精神的、知的に成長することだけを考え望んでいます。 問題に直

          神秘探究-魂のシナリオ「無」であるがゆえに始まりもなければ終わりもないものあなたという存在

          神秘探究-量子とは「情報」であり、この世界は「数学⇄哲学」でできている?を考察

          人間は古代から、宇宙はどのように始まったのか、宇宙はどのようにしてできているのか、その中で私たちの存在というのはどのような意味があるのか、ということを問い続けてきました。 そして人間の素朴な疑問に端を発し、科学者あるいは哲学者が(近代以前は両方に区別はない)洞察と思考を巡らせて、その真理を追究しようとしてきました。 哲学は人類が2500年以上にわたってつくりあげてきた“知の結晶”です。私たちが「科学」と呼んでいる学問は、かつて「哲学」に含まれていました。今では宇宙の謎を科

          神秘探究-量子とは「情報」であり、この世界は「数学⇄哲学」でできている?を考察

          神秘探究-愛の使命は二つの存在をひとつの体に結合させること、愛が何からできているかを理解する

          心理学(psychologyサイコロジー)という言葉はプシュケー(psyheサイケ)に関する研究であることを意味しています。そしてプシュケーという言葉は、心(mind)ないし魂(soul)のことを意味しています。(プシュケー=ギリシア語で〈魂〉) 辞典によればプシュケーの類義語は「自己」「アートマン、魂、スピリット」「主観性」「高次の自己」「霊的な自己」となっており、心理学の根源は人間の魂やスピリット(精神、霊、生命の力)の奥深くに存在していることのようです。 プシュケー

          神秘探究-愛の使命は二つの存在をひとつの体に結合させること、愛が何からできているかを理解する

          神秘探究-「無意識」はすべてを知っている「内なる力〔無条件の愛〕」を呼び覚ます

          禅の修行では「知らない」という姿勢で対峠することを「初心」と呼び、その大切さを強調しています。専門家は対象をよく知っていると思い、その先入観があるゆえに新しい発見が見えないことがあります。 しかし初心者は新鮮でバイアスのかからない目で物事を見ます。初心で臨むというのは、「先に根づいた考え」「解釈」「決めつけ」ももたずに人生と出会う力をもつことです。 頭が考えでいっぱいになっていれば、新たな学びを招き入れることも目の前に生じた現実をそのまま受け入れることもできません。 こ

          神秘探究-「無意識」はすべてを知っている「内なる力〔無条件の愛〕」を呼び覚ます

          神秘探究-私たちが意識してこなかった「無意識」思い込みに気づくとは?考察

          近代では無意識とは心理学者である「ジグムント・フロイト」が作った概念として知られ、そこから発展した深層心理学において「無意識」はさまざまな角度から研究が行われてきました。 私たちが日常見たり、聞いたり、触れたりしている現実を物的次元、「三次元」と呼び、目に見えない世界を「非物質的世界」と呼ぶとするならば、大多数の人がその非物質的世界についてほとんど知らないというのが実情です。 それは私たちの意識の90%が無意識であるのと同じように宇宙の90%以上が目には見えません。それは

          神秘探究-私たちが意識してこなかった「無意識」思い込みに気づくとは?考察

          神秘探究-4/1牡羊座新月「心の扉」を開く「2022 +4+ 1 = 11」の日

          ニュートン力学以前の物理学では、(物理学=古典力学)現時点での物の状態が すべて正確にわかっていれば、未来に起こることは完全に予測できると考えられていました。(たとえば、テニスで考える場合、同じ場所で同じ球を同じように打てば、その軌道は決まっている) つまり「未来」は決まっているとされていたのですが、その後量子力学が発展してきて、電子や素粒子など「目に見えない世界」ではそうではないということがわかってきました。 アインシュタインの時代に光は「波」であり「粒」であると言われ

          神秘探究-4/1牡羊座新月「心の扉」を開く「2022 +4+ 1 = 11」の日

          神秘探究-海神ポセイドンがまたがる海馬の尾に形が似ている脳の部位「海馬」について考察

          心理学の歴史は、「意識」と「無意識」をさまざまな思索や推論を重ねていくことで理解しようとすることから始まりました。 今、脳科学の分野では脳についての研究が大変進んでいます。これまでは心理学の領域であった「潜在意識」などについて科学的に解明されつつあるのが現状です。 心理学では私たちの「意識」をできるだけ客観的に観察し、ある行動を行うときの意識の働きを明らかにしようとしましたが、行動の多くは意識化されない「無意識の状態」で行われているということです。 記憶には 「短期記憶

          神秘探究-海神ポセイドンがまたがる海馬の尾に形が似ている脳の部位「海馬」について考察

          神秘探究-時間と存在が真理であり、宇宙の真理を「仏性」と言います。考察

          お釈迦様の教えに「一切衆生悉有仏性」があります。これは『涅槃経』という 経典の中に説かれていて命あるものはすべて仏となる性質(可能性)を内にもっている。つまりすべての人が仏に成るべき「仏性」を生まれながらに具えている、人間性を完成して真の人間に成る事ができるという意味です。 宇宙の真理を「仏性」と言います。その仏性が露わになった存在が「仏」です。この世は仏性で満たされた世界であり、ことごとくの存在が仏であるから、お釈迦さまはこの世は涅槃寂静の世界(=煩悩の炎の吹き消された悟

          神秘探究-時間と存在が真理であり、宇宙の真理を「仏性」と言います。考察

          神秘探究-受け身の学びから主体的な学びへ「アクティブ・ラーニング」の視点を取り入れてみる

          時代は今…「受け身の学び」から「主体的な学び」に大きく軸足を移しています。 変化が激しく将来の予測が困難な時代にあっても一人ひとりが自信をもって自分の人生を切り拓き、よりよい社会を創り出していくことができるよう… これからの社会は人工知能には解答できない問題と向き合える人材、創造的で協働して進める唯一無二のコトやモノづくりができる人材を育てることが求められているのが現状です。 「想定にとらわれることなく対処する」 「ミスを恐れることなく最善を尽くす」 「指示を待たずに率

          神秘探究-受け身の学びから主体的な学びへ「アクティブ・ラーニング」の視点を取り入れてみる

          神秘探究-深い精神性に目覚める本質の時代「霊性」を高めるとは?

          古い時代の占星術は月から土星までの7つの天体を使っていました。 あるときからこれに「天王星」「海王星」「冥王星」の3つの惑星が加わり、 占星術の考え方に大きな変化を要求することになりました。 土星より遠くにある3つの天体は個人の運命を超えた「人類全体の無意識」を象徴する世代天体と呼ばれ、 「天王星、海王星、冥王星」は外国で発見され、 天王星はやや青みがかった色を しているので 「天空の神ウラヌス:最古の男神」 海王星はさらに深い青色に見えたため、 「大海の神ネプチューン:

          神秘探究-深い精神性に目覚める本質の時代「霊性」を高めるとは?

          神秘探究-水の時代から風の時代を考える悟り時代「愚者は経験に学び…賢者は歴史に学ぶ」

          ドイツ初代 宰相である「ビスマルク」が語ったとされる有名な言葉に 「愚者は経験に学び…賢者は歴史に学ぶ」があります。 ビスマルクは、「賢者は愚者に学び、愚者は賢者に学ばず」 と語ったとも言われていますが、 多少言い方を変えて 「愚者は自分自身が経験しても学べず過ちを何度も繰り返し、 普通の人は自分自身が経験して学び、賢者は他人の経験や歴史などから学ぶ」 と言うことに喩えられます。 これはいわゆる自分自身が経験して学んだということになりますが… 「賢者は歴史に学ぶ」という

          神秘探究-水の時代から風の時代を考える悟り時代「愚者は経験に学び…賢者は歴史に学ぶ」