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Rに病気のことを打ち明けてから、彼女はとにかく尽くしてくれた。 体調が優れず、プラン通り…
2021年12月。 封印していたテニスサークルへ久しぶりに顔を出す。 そこで一人の出会う。 彼女…
2021年10月。 甘美な夢は終わりを告げた。 同時に、会社での役職が上がり 業務量や給料に比例…
Hと復縁し、半年ほど僕は"無敵"となる。 外食や乗り物をはじめ、あれだけ怯えていた嘔吐とい…
「いとそ元気?」 Hから一通のLINEが届く。 正直、悪い気はしなかった。 マッチングアプリを…
2018年5月。僕は浮かれていた。 自分が好きになった人間と恋愛関係を初めて築くことが出来た…
2016年、大学1年の春。 僕は知り合いのコネで個別指導塾のバイトを始めた。 こう話すと大体言われるのが 「すごい!頭いいんだ!」 僕は決して優秀ではない。だがそれ故に「勉強が分からない子」の気持ちが分かる。 そして長年はぐれ者のキャリアを積んできた僕は、同じように「社会との摩擦を感じて生きている子」に寄り添うことが出来たし、(自分で言うのもおこがましいが)生徒から信頼を得るのも得意だった。 元々子供が好きだったこともあり、僕にとって塾講師は天職に思えた。 1年後、
時は遡ること13年前。 2010年4月。中学1年生の頃。 テニス部の体験入部を終え、一人帰路につく…
2016年4月。 twitterに張り付いていた甲斐あってか 僕にはすでに「友達」がいた。 抑うつ症状…
「パニック障害になってしまったのですが、髪切りに行ってもいいですか。」 高1から通ってい…
僕が家族以外に初めて心を開いた人物。 名前はカズ。 僕が通っていた個別指導塾にいた。 彼の…
大失恋し、高校へ進学。 進学といっても一貫校のため、学校生活に特に変化はなかった。 強い…
私立の中高一貫校に進学した僕は、人生を取り戻そうとしていた。 今まで仲間外れにされていた…