1番を選ぶためにも経験をする

私たちは経験してはじめてそれを好きか嫌いかに分けることができる。

経験を増やしていくと、今度はどれが1番好きで、どれが1番嫌いかを決めることができる。

1番好きなものというのは、比べる対象があって初めて判明するもの。

多すぎても逆に困っちゃうけど、3つ以上の選択肢を作ることで、自分にとって1番いいものを選びやすくなると思っている。

私の好きな例えで

醤油ラーメンが好きな理由は、他の味を食べて1番それが美味しかったからだ。

というものがある。

醤油ラーメンだけしか知らないと、これが1番なのかは分からない。もしかするともっと美味しい味があるかもしれないという可能性が残る。

でも、豚骨、塩、味噌、一通りの味を試した結果、醤油がいいなと思えた場合。それは私にとって、醤油味が一番好きだったということになる。

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私は山と海に囲まれた小さな街で育った。

その後便利な大阪に5年間住んだ。その後アメリカに行って、現在カナダにいる。あとこれから住んでみたい場所が、東京とオーストラリア。大都会に住んでみたいし、ビーチのある暖かい外国にも一回は住んでみたい。

20代は、大移動期にしようと決めている。

自分の住んでみたい場所にひと通り住んで、どこが1番いいと思うのか知りたいのだ。

その結果、生まれ育った海と山のある小さな町が1番よかったなぁという結果になったとしても、それはそれでいいと思っている。

結局戻ってきたから、今まで移動した時間とお金は無駄だったのか？

決してそうじゃない。

色んな場所を知った上で、1番を決められたから！

ここにいていいのかな？と思い続けながらその場所にいるよりも、色々行ってきたけど、ここが1番でしたー！って思えたら、私は満足してそこに住むことができるから。

新しく覗いた世界の数だけ選択肢が増え、選べるようになる。

自分のことをよく知ることができる。自由度が増す。

自分らしい人生を生きるコツは

経験をちょこちょこと増やして

そこから『私にとっての1番』を知り

選び取っていくことだと思う。