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ありあまる関心は、他人ではなく自分に注ぐ
多感な10代、20代で意識的にしてきたこと。
それは、あり余る関心を
他人ではなく、自分に注ぐということ。
最近恋人と焼肉を食べに行ったら
20代半ばくらいの男性グループが
かなり真剣にマウント合戦をしていた。
収入、社会的ポジション、パートナー
「別に大したことないんだけどさ、」
と、冷静を装って一応前置きしつつも
相手を越えようと必死。
結局メラメラと燃える七輪を囲んでの
マウント合戦@焼肉屋は
永遠に白熱して止まらなかった。
✳︎
まだ30代以降の世界を知らないけど
10代、20代はとにかく
誰が今どの位置にいるかとか
どんな仕事してるのかとか
どんな生活して
どんなものを身につけて
どのくらい幸せなのかってことが
結構気になるお年頃なんだろうなって思う。
焼肉屋の男性陣のようにあからさまではなくとも
ぶっちゃけ自分が人と比べてどうなのか、上なのか下なのかを気にしている人は多い。
良くも悪くも、溢れんばかりの関心があるお年頃なのだと思う。
わたしはその溢れんばかりの関心を
他人ではなく
自分に注いであげたいと思う。
人が今どこで何してるのかを気にしながら生きて時間を使うよりも
自分はどんなことが好きで
どんな人といる時が楽しくて
どんな仕事をしたら輝けて
どんな色の服を着ると可愛くなって
どんな風に生きていきたいと思ってるのかな?
みたいな
私がまだ知らない私に関する答えを
1つずつ把握することに
使ってやりたいなぁと思う。
そして、その答えを解き明かすことに
時間とお金を使ってあげたい。
✳︎
自分に集中するというのは忙しい。
忙しいから、人のことがあまり気にならない。
自分に関心を持つと生きやすくなる。
知ることによって、自分に合うもの、服、人、仕事を選べるようになるからだ。
自分のスタイルを持つと、無駄な買い物をしなくなる。
流行に踊らされず、私はこれが良いのというものを信じられるからだ。
関心の矛先を、他人ではなく
自分に向けてみる。
自分だから何でも知っていると侮ることなかれ。
それはまるで宇宙のようで
知れば知るほど新たな発見で満ち溢れるだろう。
10代、20代で渡る大海原は、
よそ見をしていたらあっという間に
どこかに流されてしまう。
だから自分だけのコンパスを信じて
しっかり進むのだ。
ワタシも、アナタも。
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