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迷うことで、道を知る

「こうした方がいい」

「やめた方がいい」

という言葉は、身近な人に言われるほど辛い。


20代前半の頃、とある大きな決断をしたときに


やめた方がいい!

お前はどうかしている!

考え直せ!

どうせ失敗することになる!


とケチョンケチョンになじられ、号泣した。


そのとき夕ご飯を食べていたけど、ご飯の味がまったく感じられないくらい落ち込んだ。


あのときよりも大人になった今考えてみると

当時身近な人が言ってくれた「こうした方がいい」とか「やめた方がいい」という言葉は、いじわるではなかったことが分かる。

多分、わたしに失敗してほしくなくて、傷ついてほしくなくて言ってくれたんだろうなぁ…と。


わたしよりも長い年月生きた人たちだから

わたしよりも未来を予想する能力が高くて

だから安全な道から外れてしまわないように、おせっかいしてでも引き止めようとしてくれたんだと思う。

優しさだったんだと思う。


でも


わたしは、たとえ失敗する可能性が高くても、手探りで進むことに価値があると思っている。

回り道をすると、結果的に色んな道を知れるからだ。


誰かに敷いてもらった道には、安心感はあっても発見は少ない。

自分で進む道は、ドキドキするけど発見が多い。


たまにはよく分からなくなって迷ったりもする。

でも、あちこち動き回っているうちに新しいルートを見つけるかもしれない。


わたし、そっちが好きだぁ

「生きてるなぁ」って感じがして好きだぁ。


✳︎


この先子供を産むかどうかはまだ考えていない。

でも、もし自分の子供がいたら

私はその子の占い師になるんじゃなくて

応援団長になりたい。


「いってこい!」

って、冒険させてあげたい。


近道よりも、回り道の方が多くの道を知れて

きっと、濃い人生の旅になるからだ。


✳︎






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