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おすそ分けカルチャー

昨日帰宅すると、建物のエントランス付近のテーブルに新品の食材がたくさん置かれていた。

海外では新品の食材を食べきれないからと言って置き手紙と共に寄付している人が多い。

それゆえ人々はご自由にお持ちくださいに慣れており「毒でも盛られてるんじゃないか?」と怪訝そうな顔をせずにどんどん持っていく。

フェイスブックには郊外に住んでいる家族などがレモンが山ほど収穫できたので取りに来てくれたら無料で差し上げますよとか、紫蘇の苗がたくさんあるので誰かいりますか?なんて投稿もある。

アメリカの寮に住んでいた時もキッチンに"Please help yourself (ご自由にどうぞ)"の添え紙と共に消費できない食べ物やお菓子が置かれていた。

消費できないなら欲しい人に回していこうというその心意気、とても好きだ。

私も飲みきれない飲料などを真似して寄付したことがある。

エントランス付近のテーブルにはレトルト食品から缶製品まで色々と置かれていた。

私は買ったばかりであろう新品のツナ缶とひよこ豆の缶をありがたくいただいた。

キッチン棚にあるワカメを取り出しツナと醤油と胡麻油で和えると、とっても美味しい作り置きの出来上がり。

ひよこ豆はフムスにして野菜をディップして食べよう。ワクワク。

私も消費できないものはロスせずにどんどん誰かに回していこうと思う。


お洋服もそう。

捨てずに誰かに回すようにしている。

メルボルンに来てから、フィッツロイマーケットというビンテージ市場に恋し、何着か一目惚れをお持ち帰りした。



4年前、カナダから帰国する時はスーツケースの容量を気にせずに色々買い足してしまい、土壇場でいるもの・いらないものの仕分け作業をするハメになった。

いらないものを誰かに回す時間もなく、捨ててゴミにしてしまった。

いるものの一部は郵送することになって、払うはずのなかったお金と時間を払った。

そんなほろ苦い思い出があるので、メルボルンでは一着買うと一着手放すようにしている。

手放す時はH&Mのドネーションボックスに入れている。日本ならメルカリで販売したいところだが、こっちはフェイスブックに投稿からの直接手渡しになる。

投稿は一瞬で埋もれていくし何より売れにくいので、それならと最初から売らずに寄付している。

今回はこまめに手持ちのアイテム数を調節しているし、不要なものは寄付しているので、郵送も廃棄もしなくて済みそうだ。

私はおすそ分けをとてもありがたいと思うし、自分もどんどんおすそ分けしていきたい☺︎



The journey will be continued…

ツヤツヤりんごは朝ごはんに

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