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幸福論2.0

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#生き方

好きを仕事にって言うけど結局どういうことなのか

ハッとする言葉に出会った。 全くその通りだと思ってしまった。 わたしは書店でアルバイトしたことがある。 仕事は本当に楽しかったし、心の底から経験できてよかったと思っている。しかしこれを本業にしていきたいかと言われるとちがう。 なぜならわたしが好きなのは、本のお会計をすることでもなく、在庫を並べることでもなく 『本を読むこと』だから。 もう1つ例をあげたい。 わたしはカフェで正社員として お仕事をしたことがある。 完全に好きを仕事にできたと 思っていたんだけれど

オリジナルな仕事の作り方

27歳 5月。 自由で充実した日々を送れるようになってきたと思う。 好きな時間に起き、窓を開け、美味しいコーヒーを飲みながら日記を書く。 そのあとはパソコンを開き、翻訳屋として働く。 香港の商人、イギリスのブロガー、スペインの家族経営の出版社など、世界中のお客さんが伝えたい言葉を日本語に翻訳し、多言語展開のお手伝いをしている。 翻訳屋が落ち着いたら、noteに記事を投稿する。日々の中で感じたことを綴る、私の大好きな時間だ。 午後はスケッチブックとペンを持ってスター

今の不満を最大限に利用してこ!

この記事を書いている今は雨で、どんよりした空模様。電車はいつもより人が多くて、パソコンの入ったかばんは重い。 ああ、乗り換えの電車の中にはさらに人が多い。パンパンの電車に人が無理やり吸い込まれていく。行き先は地獄だろうか? はあ…..これから出勤する。憧れていたウェブデザイナーという職業は、蓋を開けば私に合っていなかった。 ….と、珍しくちょっぴりネガティブなことを書いてみた。 せっかくの朝の始まりにブルーな言葉のコンボを叩きまくってごめんなさいね。 でも、これから

自分勝手と自由勝手の違い

私たちは本来自由なはずなのに、クサリで繋がれているような不自由な気分になることがある。 付き合いをちゃんとしなきゃ、生きるために働かなきゃ、あれやらなきゃ、これやらなきゃ…。 そうやって◯◯しなきゃで埋め尽くされた1日を過ごし続けると、本来は自分の好きなようにしていいはずなのに、なんだかそれが悪いことのように思えてくる(全然悪いことじゃないけどね!) 今はネットで色んな記事が溢れていて、Twitterには誰かの意見が宇宙のように広がっていて。 その中には例えば、副業始

結局、いくつになっても進路選択の連続だ

10代の頃、この世の終わりのように進路について悩んだ記憶がある。 わたしは就職するんだー わたしはこの大学に行くんだー わわわ、もうみんな決めちゃってるの?! わたしはまだ、どの方向に向かって歩くか分からないなー…。 そんな状況に追い討ちをかけるかのように 学校の先生から配布された『進路希望用紙』。 この先の人生でどうしていきたいか 初めて考え悩んだ、17歳の秋。 ✳︎ さてさて、数年後。 卒業後、どうする? どんな仕事をする? 再び、進路選択のとき

自分らしい人生の見つけ方

生きるとは、死ぬまでの旅だと思う。 生きてる間にどんな道を選び、進んでいくかが、人生だと思う。 せっかく生きてるから、自分で好きな道を選択できるようになりたいし、自分らしい人生を作りたいと思う。 多くの人が、一本道しかないと思っている。 あるいは他の道があることを知っているけど、一本道を進み続ける。 そこにはたくさん人がいて安心だから。 親や周りの人が満足してくれるから。 変化するのがこわいから。 どこに進んでいいのか分からないから。 一本道を絶賛進行中で悩

ワークライフスタイルの試着は続く

日本語をゆるく教えるTikTokが順調に伸びてきたので、そこから何かに繋げたいと思って『fiverr』というウェブサイトに英日翻訳サービスの提供を開始した。 前々から本やウェブサイトに転がっていた『ギグワーカー』という響きが気になっていて、体験してみたいと思ったのだ。 ギグワーカーとはインターネット上で企業や個人からもらった仕事を単発で行う働き方らしく、場所や時間に縛られずに暮らす働き方として、そして副業の選択肢として注目されているらしい。 (ちなみにギグはライブハウス

気になる人の共通点は、理想の自分のヒントかもしれない

物心がついた頃から、人間観察が好きだった。 ひと昔前に流行った可愛らしいプロフィール手帳には趣味の欄があって、そこには毎回人間観察と書いていた気がする。 特に、小さな頃からこの人なんか気になる....!と思う人を探すことは楽しくて、 いいなと思う人を国内や外国、雑誌、リアリティー番組で見つけてはキュンとしていた。 彼らは私の憧れで、憧れという感情は紐解くと なりたい自分を見つける大ヒントとなった。 ✳︎ ✳︎ ✳︎ 憧れる人は、全員ハングリーだった 私が気にな

この時代、ちょっと肩の力を抜いて生きるくらいが丁度いいのかもしれない

自宅待機を始めて、もうすぐ1ヶ月が経つ。 寝ぼけ眼で窓を見ると、青空が広がっていて、私はトーストを焼くためにリビングに行く。 ポットから熱々のお湯を注いでインスタントコーヒーを作った後、ぐびっと口に含むと少しは目が覚めた。何とも平和な休日の朝だった。 それでもテレビをつけると凄い剣幕でニュースレポーターがお喋りしていて、1分に1度くらいのペースで『covid19』『コロナウイルス』という言葉が耳に入ってくる。 世界はまだまだ、全然平和なんかじゃない。 状況は日に日に

行動範囲じゃなくて想像範囲を広げる時間がやってきた

私の中では、2020年=オリンピックだった。 それ故グローバル化にますます拍車が掛かると思っていたし、カナダから帰国したらまた絶対にインバウンドに携わるぞと夢見ていた。自分が力を入れて取り組んできた英語と異文化理解がこんなにも役に立つ年はきっと無いと思っていた。 なのに現在世界はグローバル化どころか、鎖国状態にある。数週間前まで賑わっていたトロントの街は、まるで『貸し切り状態』になり、 スーパーに行くために立ち寄った駅のホームで1人でぽつんと電車を待っていた時には、この

いろんなしあわせ、いろんないきかた

ホテルの仕事の前に蔦屋書店で早朝書店員をしていた頃のお話。 朝6時のお店のオープン作業をするメンバーは私より20〜30歳上の人ばかりだった。 きっと私はその人たちの娘さんや息子さんと同い年くらいで、同僚というよりも小娘として見られていたと思う。 まだ電気もついてなくて音楽も流れていない、太陽の光だけが差し込む朝の書店は静かでとても美しかった。 あの時期、愛してやまない蔦屋書店の電気をつけ、音楽のスイッチをオンしていたのは私だ。それだけで嬉しかった。 ある日、空き時間

環境を変えるのは難関。だから自分が変わるしかない

私はいらいらしていた。 トロントに来てからというもの 電車やバスが時間通りに来なかったり それ以前に故障して来ない日が多い。 電車が急にカメのようなスピードになったりする日もある。 電車に問題が発生したら、乗客はストリートカーという路面電車に乗り換える運命。 一斉にみんなが動き出すのでストリートカーはすし詰め状態。トホホ! そのせいで何度か仕事に遅刻している。 毎回ヒヤヒヤしちゃう。 最近は遅刻しそうになったとき 泣く泣くタクシーを呼んで職場に行った。 そ

エブリデイご自愛

『ご自愛ください』 お手紙やメールを送るときに、この言葉を相手に送る人は多い。ご自愛とは、あなた自身の体や心を大切にして過ごしてくださいね、というなんとも思いやりに溢れた言葉だなぁと思う。 でも、このご自愛くださいを相手に伝えるより前に大切なのは、私たち自身のご自愛だと思う。 私たちは、誰よりも先に自分自身を自分で 愛してあげなくちゃいけない。 じゃないと、他人がくれる愛の度合いで自分の価値を測って不安になってしまうし、仮に他人に愛されたとしても、自分自身のことを

言語を勉強する意味

最近ちょこちょこNetflixで韓ドラを見てるのだけど、今日バスの中にいた可愛いらしい韓国人女子達の会話が聞こえてきて、わかる...ちょっとわかるぞ会話の意味!!と思えて少し嬉しくなった。 高校生の時、アメリカからやってきた同い年くらいの子達が英語で会話をしているのをはじめて聞いたとき、それはもう、目の前でかっこいい洋画が上映されているようで、心底『英語』に一目惚れした。 その時彼らが話していたことは私にとって暗号みたいなものだったけど、その暗号をどうしても理解できるよう