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幸福論2.0

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2019年8月の記事一覧

苦手は得意を教えてくれる

「1つのことに集中するな」 そんなことを長らく言われ続けてきたけど、 一見コンプレックスだと思っていたこの短所は最近、長所のように思えてきた。 私は1つのことにこんなにも集中できるのだから。 *** 「早く覚えなさい」 私は記憶力が悪い。本当に悪い。マニュアルを与えられたならば、誰よりも覚えるのに時間がかかるだろう。 その代わり深く想像したり考えることが得意だ。新しいものを生み出す瞬間はワクワクする。 *** 「どういうこと?」 お喋りは大好き。だけ

辞めるは悪か

中学生のとき、バドミントン部に入ったけど すぐに球技の才能がないと分かった。 真夏に体育館で倒れそうになりながら練習するのも、1つ2つ上の先輩にびくびくするのにも疲れてしまって、1日でも早く辞めてしまいたかったけど結局何とか3年間続けた。 「部活を途中でやめたら内申点が下がって 高校受験に響くらしいよ。」 友人が教えてくれた情報は嘘か本当か分からないけど、この【内申点が下がる疑惑】が私を 体育館に向かわせ続けた。 それに誰一人部活を辞めていないから、 皆と同じじゃなく

合う/合わないの見分け方

ひそかな趣味は適職診断を受けることだ。 ネットには無料のものが溢れかえっていて 暇なときにやってみたりする。 私が回答したデータを基に、複数ある結果の中からより近いものを選んでくれる。 あなたはこういう性格で 合っている仕事は◯◯で 合っていない仕事は◯◯です。 こんな感じで教えてくれるのだけれど、自分では言語化できないレベルのことを細部まで 具体的な言葉で説明してくれるのが気持ちいい ちょっと占いに行く人の気持ちが分かる。 人は言い当てられるのが好きなのだ。

人生の先輩のアドバイスに耳を傾けるべきなのだろうか

自分より少しでも長くこの世に存在している人は私が未だ見ぬ先を知り尽くしている偉い存在のように思えた。 特に10代の頃の私はスマホという文明の利器を手にしたばかりで【ググる】という概念があまり無かったし、小さな町でずっと生きてきたから広い世界を知っていたわけでもない。 だからこそ 年齢が上の人= データをたくさん持っているすごい人 だと認識していた。 彼らの言うことは疑う余地もなく 正しいと感じていた。 ••• 中学3年生のとき、初めての【進路選択】は

意志にも旬と賞味期限がある

『今まさにこれをしたい!』 と強く感じるときがある。 これは期間限定の感情で、パッと出たかと 思いきや時間が経つとスーッと引いていく。 まるでなかったことかのように。 そのときはキラキラと輝いているけど、 すぐに消えてしまう。 まるで夏の線香花火のように儚い。 結論から先に言ってしまうと、このnoteでは 『これをしたい!』と感じている期間中に意志を叶えていくことこそが人生の幸福度を爆上げし、後悔を最低限に留めてくれる。 という事について綴りたい。 ■ひとま

『うまくいくはずがない、だから』と考えると割とうまくいく

『きっとうまくいく!』『なんとかなる!』 これは物事に取り組む前の私の口癖だった。 一歩を踏み出したい時、自分を鼓舞するためによく使っていた。このフレーズたちを使うとえいって飛び込んでいくことができた。 いわば勇気を出すための着火剤的な役割だ。 しかし 勇気は出せたけど….結果は出せなかったこと多数。 今はそれが何故だか分かる。 このフレーズの本当の意味は って感じで不完全な自分を肯定して、準備をせずに今の状態で突き進んでいこう!というニュアンスだったから。実

やりたいことが分からないに対する答えの解決策

人間を始めるとだいたいぶち当たる壁がある。 『本当にやりたいことが分からない問題』 自分のことなんだけど、こればっかりは 全くと言っていいほど分からず 私たちは『自分探しの旅』に出てみたり 自己分析をする際には親しい人に 「ねぇ私って何に向いてると思う?」 なんて、尋ねてみたりする。 小さい頃は月に一回夢が変わるほど あれこれ思いついたのに、 歳を取るにつれて霧がかかって 見えなくなっていく、やりたいこと。 それに焦燥感を抱きながら生きている人が きっとほと

人生でこれだけは譲れないもの

私の『幸せになりたい欲』はかなり強い。 ヒトには三大欲求というものがあるけど どの欲も差し置いて 『幸せになりたい欲』がダントツ1位だ。 常日頃から幸せを感じたがっているし この状態を1秒たりとも途切れさせないために日常生活ではあらゆる手を打っている。 そもそも幸せの正体って何だろう? って考えたとき その答えは2つあると思っている。 1つ目は不快が取り除かれた状態。 何が幸せかって考えるよりもまず 何が不幸かについて考えてみると ヒントが見えてくる。

一刻も早く3年座れる石に出会いたい

社会人になってよく聞くことわざランキング 1位は、なんの疑いもなく石の上にも3年だ。 つめたい石に3年間座り続けたら あたたかくなるように、 新しい物事を3年続けると じわじわと成果がでてくる。 的を得た合理的なことわざだなと思う。 このフレーズはなかなか便利で、 あらゆる場面で耳にする。 入社式でも 『みなさんは石の上にも3年ということわざを聞いたことがありますか。(以下略) 3年は続けてください。そこから深みが出てきます。』 と社長がスピーチしていたし

心の風邪には無頓着なわたしたち

「うつ病が世界で最も患者数の多い 疾患になりつつあるらしいですね。」 仕事帰り、まだ誰も帰っていない静かな家で 肉じゃがを頬張っているとき、とあるYouTuberのビデオを見ていたわたしはギョッとした。 ほんとかな?と思いつつさっそく グーグルに尋ねる。 すると マレーシア国内で2番目に多い 疾患とされるうつ病が2020年までには 世界で最も疾患患者数が多い病気だと 予想されている。 そんな記事が検索結果の一番上に表示された。 思い返せば、近年うつ病 と

オプションである恋愛を楽しむために

人生において、恋愛はオプションだ。 してもいいし、しなくてもいい。 わたしは人生の充実度が2倍になるがゆえに 恋愛することを選択している。 こんなにも人と親しくなれるチャンスはないし 好きな人が隣にいると楽しいし落ち着く。 定期的においしいご飯を一緒に食べられて いろんな場所を手を繋いで散歩できる相手が 世界に存在するって最高だと思う。得だ。 この幸せ感を味わいたいがためだけに 恋愛していると言っても過言ではない。 人生が2倍楽しくなるか お付き合いをするとき

NOと言わずにNOと言いたい

わたしはNOと言うのがニガテだ。 それゆえ気乗りしない誘いに『YES』と言ってしまったり、お酒が飲めないのにショットグラスを渡されてうっかり乾杯してしまったり、大して買いたくもない服をおだてられて買ってしまった経験がある。 ずっと断れない自分を変えたかった。 社会に出てから特に思う。 世の中は勧誘だらけだ。 それゆえやりたくないことはちゃんと断らないと無駄な時間やお金を使ってしまう。 これをわかっている上で『YES』と答える わたし。くるしい。このままじゃ嫌なこ

許可されるのを待っていたんだ

何か大きな決断をするとき やる or やらない 悩んではいるものの、もうすでに自分の中で答えは決まっている。 わたしは『やりたい』のだ。 そもそも迷いの選択肢の中に『やる』が入っている時の答えはいつだって、やりたいに傾いているときだった。 それでも迷うのはこわいからだ。 自分ではその答えが合っているか 確信が持てないから。 だから大きな決断をするとき誰かに 許可して欲しかった。 誰かというのは親かもしれないし、先生かもしれないし、上司かもしれない。 そし

しあわせの研究

ここ1年で最もホットな趣味は 『幸せになる秘訣探し』だった。 どういう人が不幸になりがちで、どういう人が幸せになりがちなのかに強い関心があった。 ••• きっかけは学校を卒業して社会に出たことだった。学校の外には色んな『人生の先輩』がいた。 『社会人は遊ぶ時間なんてないよ。』 っていう人もいれば 『社会人は自由で楽しいよ。』 っていう人もいた。 『結婚は人生の墓場だよ。』 って教えてくれる人もいれば 『結婚したら人生が2倍楽しい。』 と教えてくれる人もいた。