2分で読める子育てエッセイ№698『息子の買い物は迷いなし』
ある日、夕飯を食べていたら、息子がこんなことを言い出した。
「お母さん、僕のお茶碗もっとデ~ッカイのにして。ごはんが足らない」
ひょーっ!
どうりで最近、お代わり多め。
早速、次のお休みの日に、買いに行った。
優柔不断のワタクシと違って、息子の買い物は迷いなし。
「これカッコいい~!」
と言ったものが、自分のサイズに合えば即終了。
それは、服でも靴でもカバンでも。
お茶碗も同様、数あるお茶碗の中から、息子はじつにアッサリと、秒で決めた。
「うそーん。もっとお手頃な値段のものとか、食洗器に立てやすいデザインとか、長持ちしそうなものとか、母にもいろいろ考えさせて~」
などという、母の事情は一切考慮されず。
ちぇっ。
買い物は最短即決で終了、決断力があり余る息子。
ところがふだん、着替えは、いつまでも半裸で超時間かかる。コーディネートにこだわるわけでもなし、着替えの入っているところが分からないわけでもないのに、言い訳はいつも同じ。
「だって~、なに着たらいいか、わかんないんだも~ん」
買い物で短縮して、着替えで時間をタップリ使うタイプ?
息子の時間配分が、謎過ぎる。
サポートありがとうございます! 迷わずお菓子を大人買いしますよ?怒りません? ありがとうございま~~~す ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ