2分で読める子育てエッセイ№732『チョコなしの、あの大好物のお菓子』
先日、買い物に行ったら小6の娘がホクホクしながら、このお菓子を持ってきた。
「お母さん、これ! 珍しくな~い?」
見たら、ワタクシが大好きな「きのこの山」!
でも、娘がパッケージを指さしながら、こう念を押した。
「ちっちっち、お母さん、これ、ふつうのきのこの山だと思ったでしょ? 残念でした~。チョコの部分はありませーん!」
パッケージを見ると「チョコぬいじゃった」とか「たっぷり約60本入り」と書いてある。
どうやら、この商品、きのこの山のクラッカーの部分だけらしい。
「うそーん。これってアリなの? ナシなの?」
よくわからないまま、家に連れて帰った。
ところが、娘がお菓子を食べている様子を見ていたら、それはそれはおいしそうに食べている。よほど気に入ったのか、口から牙のように二本のぞかせてボリボリと。
気になったのでこう訊いてみた。
「『きのこの山』と『たけのこの里』そしてこの『きのこのチョコなし』どれが好き?」
すると、全く1㎜も考えることなくいい顏してこう答えた。
「ぜーんぶ好き!」
で~す~よ~ね~!
母が愚かでした。
お菓子は正~義~!
でも母から見ると、そのチョコなしが、一番おいしそうに消えているんだけどな。確かに一口サイズで食べやすい。
気になる口コミを見たら、評価が真っ二つに割れていた。
1か5かくらいの勢い(ワタクシの独断と偏見調べ)
きっと、ワタクシと同じように、
「チョコがない! あれ? あれれ?」
って思われた方がいるのではないかと、想像した。
あるものがない時の驚きったら・・・そりゃないよね。
でも代わりにマシュマロを巻いたり、他のチョコとコラボさせたり? オリジナルで楽しめるおまけつき。
※
ワタクシ、断然、きのこの山派だけど、チョコ抜きの話だと、たけのこの本体のクッキーの方が好き。いままでそんなこと考えたこともなかったけど。
さっきから、チョコチョコ表現に迷っているけれど、チョコでない部分をどうよぶか、正式名は知らんけど。
なので「軸」と呼ぶべきか「くき」と呼ぶべきか、「持ち手」、「クラッカーとクッキー」にするべきか、悩ましい。
今後「きのこ」と「たけのこ」の好き嫌いの話がより複雑になり、さらに熱弁をふるう時間が長くなりそうだと、心配になった。
涼しい季節以外、屋外でその話はもってのほか。
チョコが溶ける前に、熱い熱い議論が終わることを祈る。
サポートありがとうございます! 迷わずお菓子を大人買いしますよ?怒りません? ありがとうございま~~~す ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ