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2分で読める子育てエッセイ№755『小3の男子・最近気になった言葉セレクション』

先日、小3の息子の口から
「あいにく、ティッシュがなかったのでキレイに出来なかったんだけど」
と、あどけない顔とは一致しない丁寧な言葉が飛び出した。

「あいにく・・・」
おうっ。いつの間にそんな言葉を覚えたの?

そう感心しながら、息子に誘導されるままついて行ったら、床に盛大にまき散らしたコーラのことを怒れない。

また別の日のこと。

小6の娘が休日
「二度寝しちゃった」
と寝癖をつけて起きてきた。

それを見た息子、お姉ちゃんの上を行こうと考えた言葉が
「三度寝」

言いたいことは分かったけれど、息子が発した言葉は
「三ねど」


惜しい!

お姉ちゃんに、丁寧に言葉を訂正された。


朝、寒くなってきた今日この頃。
超久しぶりに朝食として肉まんを用意した。

起きてきた息子に
「あったかい肉まん食べる?」
と声を掛けたら、こう返事があった。

「あっ! 高い肉まん食べる」

わが家のは、やっすいおトクな肉まんなのでご要望にはお答えできません。
残念!


さらに息子が風邪を引いてしまい、学校を休むことになった2日目の日。

「熱もないし随分よくなってはいるけど、まだ鼻水が出てるね。念のためにもう一日休んでおく?」
という言葉に食いついた息子。

「念のためってなに?」
と丁寧に確認してきた。

「万が一のことを考えてという意味。またぶり返さないよう、無理せずもう一日休もうね」

と言ったら、神妙な顔をしてうなずいていた。


3日目。もうワタクシからみたら息子は、ほぼ完治。
元気に行ってらっしゃい、と思っていたら、息子が熱を測ったり、絞り出すようなワザとらしい咳をし始めた。

そして、こう言った。

「昨日『念のために』って言ってたよね? まだ完全に良くなってないから今日も念のために休んだ方がいいと思う」

使い方完璧!

でも、熱全然ないし、昨日の夕方からメッチャ元気じゃ~ん!


「念のためは、昨日でおしまい! 行ってらっしゃい!!」


最近、息子は難しい言い回しや、言葉のバリエーションが豊富になってきた。
言い間違いや、聞こえ間違い、大歓迎。

でも、その分、ワタクシの方もあやふやな言葉がたくさん。

なので今回は母も「念のため」の意味を「念のため」こっそり確認。

バレてな~い。
セーフ!


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