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2分で読める子育てエッセイ№839『娘の言葉遊びセレクション③ どうやって食べるのが一番おいしいのか』

この春中1になった娘と、小4になる息子とポテチを食べていた。残り少なくなったポテチを見ながらワタクシ、ふと、あることを思い出した。

以前見たドラマで、抜群のスタイルをキープする人が、どんな食べ物でも前歯でチョコチョコっとかじっては目を閉じて全神経を集中。しっかりとその味を楽しんで食べる量をセーブする、というもの。ドラマの中とはいえあれはスゴイ努力だと、娘にその内容を伝えたら、こう言われた。
「それって、絶対においしくないよね?」

まあね。

ならば、ポテチはどうやって食べるのが一番おいしいのか、という話になり、ワタクシ、娘にこう言った。
「口いっぱいに頬張るスタイルかな? それとも、人がとろうとしているデッカイポテチを横取りすることかな」

するとそれを聞いた娘が、シレっとこう言い返した。
「私は、こんな時間にポテチ食べていいのかな~と背徳感を感じながら食べるポテチだと思う」
そう言って、夜も10時を過ぎる時計にチラりと目をやった。

ひょーっ!
ワタクシ、無意識に子供たちと寝る前にポテチ食べてる~!
一番やってはいけない、ことですよね~!
悔しいけれど、確かにメッチャおいしい~!

辞めるにやめられないこの状況で、さらに娘はとどめの一言をワタクシにくれた。
「そして、翌日に知る絶望感。はい、これがセット」
よくご存じで~。まだまだいくら食べても、気にしなくてもイイ、中学生っていいなと思った。

でもまだ娘は知らない。
わが家の体重計、只今電池切れで臨時休業中。
なのでとりあえず明日だけは、絶望的な数字を見なくて済むことを。

うけけ。



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