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昼ごはんの楽しみ方 #2 『うどん自販機のうどんを食べてみた!』

昔はたくさんあったといううどんの自動販売機。
今はほとんど見かけない。
だけど、神戸の深江浜というところにあるというので、散歩がてら行ってみることにした。

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うどん自販機は、現在は兵庫県内に2台しか残っていないようで、大変貴重らしい。
その2台のうち1台がこの場所にある。

それでは、早速、うどん自販機でうどんを購入。
出来上がりまで25秒との表示。思っていたよりも早い。

"ガチャン”という音とともに出来上がりだ。
しかし、なかなか取り出しづらい。取り出し口が小さすぎる。
しかも、出汁が器いっぱいに入っていて、どんなに注意深く取り出そうとしても、こぼさずに取り出すというのは不可能である。

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なんとかテーブルの上まで持ってきて、実食。
まずいということはないけれど、美味いですね、ということもない絶妙なライン。ただ、かきあげはおいしかった。
味を楽しむとか野暮なことを言ってはいけないのかもしれません。

今はカップ麺も美味しいし、丸亀製麺のように安くて美味しいうどん屋さんが市中にある状況で、うどん自販機の役割は終わってしまったのだと思う。
そんな中で、なぜか残り続けたものは、逆に価値が出てくるのかも知れない。
それはその場所の特殊性なのか、偶然なのか。
何か残るだけの理由があるのだと思う。
それを含めて、なぜか残り続けているものはとても面白いし価値が出てくるのだろうと思う。


↑うどん自販機は「石田鶏卵」さんの店の前にあります。

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