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アーユルウェーダ的生き方

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2020年11月の記事一覧

振り回されないために自我との間に距離を取る

振り回されないために自我との間に距離を取る

私たちが育っていく過程で、
親や先生、
周りの人や社会の常識などを
取り入れて、創り出してきた「幻想」の自分を

「自我」ともいいますが、

そんな自我を悪いものとして、
私たちは自我をなくそうとしたり、
克服しようと試みますが、

肉体がある限り、難しいというか
無理だと私は思っています(笑)

では、このいつも私たちを振り回す「自我」を
どうしたら良いかといえば、

自我との間に距離を取ること

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私たちの欲しいものは、自分への満足感と安心感

私たちの欲しいものは、自分への満足感と安心感

本来、人は
今の自分自身に満足さえすれば、
幸せないきものですが、

人と比べたり、
過去を思い出したり、
未来を勝手に想像したりして、

なかなか今の自分自身に満足ができず
その不足感から、
常に不安や恐れの中で過ごしています。

これらの解消法は
いろいろあると思いますが、

一番は自分を知ること。

自分はどういう性質を持っていて、
どんな時に幸せを感じて、

何を大切にして生きていきたくて

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先の見えない不安、ざわざわ、今、気分が落ち込んでいたら

先の見えない不安、ざわざわ、今、気分が落ち込んでいたら

今、社会全体に
先の見えない不安や恐れが蔓延していて、

なんとなく、
心がざわざわする、
落ち着かない、
気分が落ち込む、
なんて人が増えているように思います。

実際に自殺者数の増加には本当に悲しくなります。

私たちの意識は繋がっていますから、
周りの不安や恐れを、
自分ごとのように感じてしまうことは
よくあることですが、

それにしても、
今回は不安や恐れの規模は世界規模ですから
そのダメ

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今に寛いで、今を生きることだけ

先日も書きましたが、

カルマの法則
というものがあると思います。

因果応報、
蒔いた種は自分で刈り取る、
過去でやってきた行いの結果が今でてきている、など。

そして、
過去のカルマの結果が今世に課題となって
出てきていて、
それを乗り越えることが大切である、
という考え。

これはこれで納得ですし、
「そうだよね」と思う人も多いと思います。

それと同時に、
別の見方もあると思うのです。

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あの人が「許せない」の奥にあるもの

あの人が「許せない」の奥にあるもの

お仕事を通して
いろいろな方とお話をしていると、

一見、悩みもなさそうで
幸せで元気そうに見えたりする人でも

自分の傷をわかって欲しかったり、
自分を特別に扱って欲しかったり、
自分を愛して欲しかったり、と

内心はいろいろあるものだな、と感じます。

それでも社会向けの顔を持って
平気そうに元気そうに
振舞って生きているのが私たちだと思います。

そうやって、
私たちはお互い心の中には
色々

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課題を淡々とクリアにしていくこと、その繰り返し

課題を淡々とクリアにしていくこと、その繰り返し

「因果応報」や、
「自分で蒔いた種は自分で刈り取る」など

小さな頃から教えられてきている言葉ですが、

これが腑に落ちるのって
だいぶ経ってからだなぁ、なんて
思ったりします。

これらは、
何千年も前から言われている
不変の真理であって、
宇宙の仕組みではあるのですが、

「頭」での理解ではなく、
身体や心を通しての理解、
「体験」を通して
はじめて、自分のものになるんだろうな、と
つくづく思

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いつも自分を大切にしておくことの重要性

いつも自分を大切にしておくことの重要性

私たちは自分の心の内側が
外に投影されるようにできています。

自分のことは
自分が一番わからないものですから、

そのために
自分の内側を相手に投影することで
自分自身を
知ることができるようになっています。

ですから、
目の前で起きる嫌だなと思う出来事、
イライラさせてくる人などはみんな
自分の心の内側が投影されているもの。

私たちの心の内側に
なんの不安もイライラもなければ、

不安にな

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あらゆる制限から自由になるために

あらゆる制限から自由になるために

自由とは、
制限からの自由。

制限とは自分のこと。

私たちは誰からも
​制限はかけられていなくて
自分だけが自分に制限をかけています。

つまりは
制限、思い込み、囚われが消えたとき、
自分が消えて、
自由になっている、ということ。

それを
「解放」と呼んだりもしますが、

いつかこの囚われから
解放されたいと願うと、

解放されるべき自分がいるという
思い込みを、
より強く信じることになっ

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