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「私だけは大丈夫」という危ない心理

今年も残すところ、あと1ヶ月ですね。

さて、年末になりますと大勢の人が熱中するイベントがありますよね。

そう、

「年末ジャンボ宝くじ」です。

一等、7億円。

前後賞合わせるとなんと、10億円。

夢がありますね!!!

当たったら、あれも買えるし、これもできるし、夢のような生活が送れる。

最高です、宝くじ!!!

だから、

「皆さんもこぞって買いましょう」

とは言えません。口が裂けても言えないのですよ、そんなこと。

私は宝くじを買うことはありません。リスク高くないですか?宝くじって。むしろ、なぜ、あんなに多くの人々が熱中するのか分からないくらいです。

冷静に考えると、いやいや冷静に考えなくても、当たる確率は低過ぎますよね。

宝くじの年間売り上げは約1兆円になると言いいます。そのうち、配当に回されるのは半分以下です。また年末ジャンボ宝くじは、一枚買って、一等が当たる確率は、約500万分の1です。東京都の赤ちゃんからお年寄りまで全部合わせた人のうち、2人しか当たらないのです。

恐ろしい確率ですね。

なのに、多く人は夢やロマンを求めて、年末になると宝くじを買っているのが現実ですよね。

私も叔父からこんなことを言われたことがあります。

「当たる確率は低いけど、当たるかもしれないだろ。そもそも買わなきゃ当たる確率はゼロだぞ」

そりゃそうです、、、。

でも、数字を見れば明らかですよね、宝くじが負けゲームであるということが。

それでも、なぜ、多くの人々は宝くじを買い続けるのでしょうか?

人には「認知バイアス」というものがあります。正しい結論からそれを遠ざけてしまう先入観や偏見のことです。

人間は、論理的に導かれた結論よりも、根拠のない思い込みを信じてしまいがちです。「私はついてる」「私だけは当たる気がする」という考えです。

「私だけは当たるかもしれない」という認知バイアスが働いてしまうため、500万分の1という負けゲームにも大金を注ぎ込んでしまうのです。

年末ジャンボ宝くじを買うほぼ全ての人が、「私だけは当たるかもしれない」と心のどこかで思っているのではないでしょうか。

夢やロマンを求めることはとても素晴らしいことだと思います。ただ、私の場合は、やはり地道にコツコツと夢やロマンを叶えていく方が現実的に思えます。年末でも、いつでも、今日も明日も1年後も10年後も、そして一生、コツコツとやっていこうと思っております。

みなさんはどう思われますか?

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

寒くなってまいりましたが、温かくして、今夜も素敵な時間をお過ごしください。

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