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「糖質制限」は”前準備”が9割

皆さん、お疲れ様です。糖質OFFアドバイザーのターマンです。
本日は「糖質制限のやり方」についてお話ししたいと思います。
私自身が「糖質制限」の実践者でもあり、その効果を半年で15キロ減量という結果で証明しています。

いきなり実践方法の説明に入りたいところですが、記事を今回の「①前準備編」と次回の「②実践編」に分けてご説明したいと思います。
というのも、「糖質制限」をやる上で前準備である「知識の構築」が何よりも重要だからです。

ダイエットを始める時に「とりあえず、走るか!」「とりあえず、ご飯は我慢しよう!」「とりあえず、甘いものは食べない!」など、「とりあえず」で始めることも多いと思います。
「とりあえず」で始めたことは大抵継続できません。
継続できないと簡単には結果は出ません。
「もう太りたくない」と決意したからダイエットを始めたはずです。
今後何十年と生きていく上で、太るきっかけは幾らでもあります。
それならば、その決意(行動力)を無駄にしないように「知識」からつけましょう!

「何故、自分は太るのか?」
「何故、自分はこんなに食べてしまうのか?」

まずその”原因(=太る体質)”が分からなければ、仮に痩せたとしても「原因(=太る体質)を解決(=痩せる体質)」したことにはならず、またリバウンドしてしまう確率は上がります。
前置きが長くなりましたが、その原因を知ることから始めていきましょう!

今回参考にさせていただく書籍はこちらです。
牧田善二先生の『糖質中毒 痩せられない本当の理由』

私が「糖質制限」を始める前に読んだ本になります。
この本が無ければ、今の私はいません。
今から「糖質制限」を始めたい方は是非読んでみて下さい。
では、中身に入っていきたいと思います。


①何故、太るのか?

太っている方に”自らの意志でわざと太った方”は殆どいないはずです。
むしろ”太りたくないのに食べてしまう”ケースが殆どだと思います。
太りたくないのに、また太ってしまった…
それは自分の意志が弱かったわけではなく、
「脳によって食べさせられている状態」となっていたためです。
それを本書では「糖質中毒」と言います。

デイモン・ガモー監督の2015年のドキュメンタリー映画『あまくない砂糖の話』では、”スーパーから糖質が入った商品を除くと8割の商品が消える”とありました。

それだけ”糖質”に支配されている環境だからこそ誰が”中毒”になっても、おかしくはありません。
「糖質制限」は「自分の意志で乗り切る力よりも”その状況(糖質で溢れる社会)にどう対応するかの対応力」が求められます。

②血糖値が鍵

食事をすると、
「眠くなってしまう。」
「さっき食べたのにもうお腹が空いている。」
このような状態になっていると「血糖値」がジェットコースターのような「上昇・下降」を起こしていることになります。

糖質を摂取すると、血糖値は上昇します。
血糖値が下がっているときは、ぼーっとしますが、血糖値が上昇すると体は一時的に元気になります。
「野菜ジュース」や、カフェインの影響もありますが、「エナジードリンク」がその例です。

ただ血糖値も上がりすぎは良くありません。
その時に活躍するのが膵臓から分泌される「インスリン」です。「インスリン」は高くなった血糖値を下げてくれますが、血糖値が高くなればなるほど、大量の「インスリン」が分泌され、血糖値が下がりすぎる事態になります。
血糖値が70mg /dlを切ると、イライラ・眠気・空腹感などの不快感を感じるようになります。
そうなれば血糖値はまた上げるしかありません。
そして脳は「糖質を摂りなさい。」と指示し、中毒のループ状態に入るわけです。
そのような中毒状態とならないように、糖質の「必要量」をしっかりと把握することが重要です。※「必要量」に関しては次回「実践編」でご説明します。

③脳を騙す

「糖質中毒」状態(太っている方は中毒状態の方が多い)は、”脳が糖質に侵され、糖質を欲している状態”ということになります。
脳の欲のままに摂取した糖質(ブドウ糖)はまずグリコーゲンとして肝臓や筋肉に貯蔵されます。ただし貯蔵量には限界があるため、余った分は脂肪細胞に蓄積され脂肪となります。
この機能は元々体に備わっている機能であり、生体活動に必要なシステムです。
ということは、脳を騙し、血糖値が急激に上昇しないように、口から入ってくる糖質をセーブするしかありません。
そのために「血糖値を上げない食べ物、上げない食べ方」を習得しましょう。


以上が「前準備」となります。
次回「実践編」で具体的に実践方法をお話ししたいと思います。
実践するにも前準備となる今回の「知識」が非常に重要です。
今回の記事を参照に、
自分の体で”今何が起きているのか”が分かるだけでも、大きな進歩です。
次回「②実践編」で更なる進歩を目指しましょう!

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読んで頂き、ありがとうございました。

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