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他人を変えることができない、本当の理由

こんにちは。

ピアノ講師でもあり、
メンタル心理ヘルスカウンセラーとしても活動しています、
「One Heart」です

さてさて、今日は
わたしも日々常々感じていること。

他人を変えることはできない

よく聞く言葉ですよね。

このことについて、
少し考えてみたいと思います。

関わる他人に、
「もっとこうしたらいいのに・・・」と
思ってしまうことがある。

特に身近な家族には、
こんなふうに感じていることが多い。

自己啓発の本などではよく、
”他人を変えることはできない”という言葉を聞きますが、
それはどうしてだろう?

きっとそれは、
自分がみている現実は、
自分の内面の映し出す鏡だからだと思うのです。

人はみな全員、
自分自身の「こころの目」で見ている世界を体験している。

相手に見えるイメージは、
自分の中にもある、ということ。

相手を”仕事ができない人”というイメージで見ていれば、
”仕事ができない自分”ではいけないと、
自分を律しているということだと思います。

そもそも、仕事ができない人はこういう人、
という概念を自分の中で作っているので、
その概念にピタッとはまった人を
”仕事ができない”とジャッジしています。

それは、”仕事ができない自分”も
自分の中に一部いるからです。

〇〇できて当然、
これができないなんてダメだ、など
いろいろと自分の中に仕事ができない人というイメージを作りあげています。

そのイメージに当てはまった人があらわれると、
その人を”仕事ができない人”だと判断する。

見える相手は、自分の一部。

逆をいえば、
自分にない部分を、
相手に見ることはできません。

他人に対して、ジャッジの多い人は、
”自分に対してとても厳しい人”だということです。

他人を裁く気持ち=自分を裁く気持ち

なので、
自分が変われば、
当然相手も変わる、というわけです。

自分の中の世界観が変われば、
外側に見える世界も変わる。

他人を一生懸命変えようと、
あーだこーだ文句を言って、
イライラしている時間があれば、
その時間を自分を変える時間にする。

そんなわけで、
他人を変えるのは、ムリです。

相手のできるところを探し、称賛する。
相手の好きなところを探し、褒める。

そうしているうちに、
相手からも同じように、
称賛され、褒めてくれる。

称賛されて褒められることがいいこととは限らないけど、
文句や悪口を言うよりは、
ずっとマシですね。

数年つきあった恋人に対して、
だんだんと関係がマンネリになり、
不満な部分が見えてくる。

ちょっとした不満がだんだんと大きくなって、
最後には、爆発!!

数年つきあったカップルや夫婦あるあるな話です。

人は、いいところよりも、
悪いところに焦点を当ててしまうもの。

悪い部分に目が向き始めると
どんどんエスカレートしていく。

本当は初めからその部分(悪い部分)はあったのに、
見えてなかったんですね。
相手が好きすぎて・・・♡

その好きって気持ちすら、
当たり前になってくると、
好きが当たり前になってくるので、
だんだんと不満が表に出てくる、ということです。

自分の世界が変わっただけです。

相手を好きすぎる気持ち→好きが当たり前になる気持ち

決して嫌いなわけではないんだけど、
好きも、マンネリ化するということですね。

いつもいつもフレッシュな気持ちで、
好きでいられたら、相手のイヤな部分は、
ずっと見えません。

ちなみに、相手の好きな部分は、
”自分の中にもあるんだけど
表現できずに蓋をしている部分”です。

過去の経験などでトラウマとなり、
表現できなくなった側面を相手が表現していることに
「いいなぁ。羨ましいな、自分もこういう人になりたいな」という目で見ているのです。

その視点でずーっといられたら
相手を嫌いになったりできないんだけどね。

人は、環境に慣れてしまう生き物。

気づくと「当たり前」になってしまう
”脳”の性質を持っているので、
「当たり前」に感じていることに気づくと、
そこから新しい世界が始まるような気がします。

当たり前が感謝に変わる時、
自分自身の変化にも気づくのかもしれませんね。

今日も”愛”あふれる一日をお過ごしくださいませ。




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