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”嫌いな人がいる”、ということは、自分は変われる!という贈り物です。

こんにちは。

ピアノ講師であり、
メンタル心理ヘルスカウンセラーとしても活動しています、
「One Heart」です。

今日は、「鏡の法則」といわれている、
他人に見えるものが自分にとってどんな意味を持つのか、
について書いていこうと思います。

”感情”というものは、人の本質に直結していると思うので、
決して無視することはできない、とても大切な自分の内面のあらわれです。
(本質そのものではなくて、付随している感じ)

自分がどんな感情を抱いているか・・・。

「内観」してみるのが、一番早いですが、外側から感じることもできる。

自分の目の前の人がどんな感情を表現しているのか。

これで、少しわかる。

先日、スーパーでお買い物をしていたときのできごと。

レジでお会計をしている時、別のレジにいた小さな子どもが泣きわめいていました。

その泣いている声を聞いて、
「あ、なにか思うようにいかないことがあったんだね」と
その泣いている子どもに、思いを向けてみたのです。

そしたら、私の後ろに並んでいたおばさまが、
「もーーっ、うるさいなーー」とぶつぶつ独り言を言っていました。
とは言ってもかなり大きな独り言です、笑。

まだ私がお会計の最中でしたが、レジの店員さんがおばさまのその声に気づいて、
「あーそうですね」と困った様子で返していましたが、
ちょっと不穏な空気が漂いました。

その時・・・、
わたしはこのおばさまに反応してしまったのです。

「あなたは、子どもの頃泣かなかったのかな・・・?」。
(もちろん声に出しては言ってません、心の中で・・・です)

イラッとするところまではいかないけれど、
おばさまのイライラに反応する言葉が心の中でリフレインし始めました。

「子どもが泣くのは、ある意味仕事みたいなものだし、
泣くことで、自分の中の感情を解放するしか方法がないから仕方ないじゃん!」と。

「それが、その子にとって最善の方法なんだ」と。

ちょっと自分でも驚くぐらいの反応でした。

泣いている子ども・・・、
イライラしているおばさま・・・、
どちらも、感情の解放をしているだけ。

ただ、おばさまの方は、
何か心に”蓋”をしているものがたくさんありそうですが・・・。

自分の周りの人が出す感情は、自分の中にもある。

どちらも、「自分と闘っている」のです。

闘っている内容はみんなそれぞれ。

素直に、”愛”の視点でみることができたら、
「子どもは泣いて、訴えることしかできない」とわかり、
受け入れてあげられる。

逆に、その子どもが
「いまここで私が泣いたら周りに迷惑をかけるから泣くのをやめよう」と
人の目を気にしていたら・・・。

もうすでに、”他人軸”だし、心の中に何か”蓋”をしているようなものがすでにある、ということ。
どんな大人になるか、想像できますね。

子どもには、それは持ち合わせていない。

大人になるにつれて、だんだんと周りから教わるようになる。

”人に迷惑をかけるからやめなさい”と。

自分の周りの人は、
自分の内面を反映した人です。

自分の一部分、だということ。

こういう観察を、日々使っていきましょう。

嫌いな人がいつか、”感謝”に変わる日がやってきます。

嫌いな人がいる、ということは、
まだまだ私は変われる、
変化の伸び代がある、
ということ。

いつしか「あなたがいてくれたから、わたしは変われた。
本当に感謝しています」って思えるようになる。

起こるできごと、周りの人、ものすべて、”たからもの”。

自分にくれた、”ギフト”です。

受け取っていこう。

今日も”愛”あふれる一日をお過ごしくださいませ。






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