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実母・さくらこさんが亡くなりました

2021年12月某日。 新型コロナ感染拡大が少し収まっていた2021年師走、さくらこさんが亡くなりました。 10月の再入院から約2ヶ月。病状は落ち着いたものの医療依存度が高くなったこともあり看護の充実している高齢者施設に入院した矢先のことでした。 面会が許されるのは週に1回15分までだった病院より制限が緩やかな施設。一日30分までという時間制限はあったものの〝毎日〟面会できます。 入所後は嬉しくて毎日面会に通っていましたが、予約が必要だったりして流石に毎日はやめておこう

    • 在宅介護

      在宅介護ってどんな感じなんでしょう? しかも、寝たきり・・ 私くらいの年齢になると介護は割と身近なトピックです。 元々同居していて、親御さんが高齢になったために介護している。 同居はしていなかったけど、親御さんの高齢化に従い心配なので一緒に住むようになって介護している。 ・・などなど。 また、内容も。 昼間はデイサービスに通っていたり、ご自宅で過ごされていたり・・ 身体は元気だけど、少しばかり物忘れが多いとか・・ ちょっと足元がおぼつかないとか・・ お手洗いには

      • あれから3ヶ月。

        続けての投稿になりますが、内容的には最後の投稿から3ヶ月以上が経っています。 noteを始めた時は、介護について思うところやわたしの経験を綴っていこうと思っていました。 誰にも読んで貰えないかもしれないけど、それでも、いつか誰かがわたしのnoteを目にして介護の一例として何かヒントになればいいかなと。 それは、わたしが介護や看護について友人に聞くことでとっても参考になったし、気持ちを固めることができたからです。 それなのに・・ 生活に大きな変化があって中々気持ちがnot

        • 梅子さん

          以下、4月末に書いた記事です。 過去形に脳内変換してくださるようお願いいたします。m(_ _)m なぜ今頃アップしているのかは、次の投稿で・・ 梅子さん、頑張ってます。 寂しい気持ちもたくさんあると思います。 毎日、鬼のように電話がかかってきます。 あれこれと理由をつけて・・ それでも。 毎日。 自分で身支度し、朝ごはんを食べてデイサービスに行きます。 朝は「家を出たよ〜」とか「〇〇(デイサービス)に着いたよ〜」とお知らせの電話。時にはお迎えの時間の1時間くらい前か

        実母・さくらこさんが亡くなりました

          ヘルパーさん。

          うめこさん、デイサービスを楽しんでます♫ 週3回で始まったデイサービスでは、アクティビティを楽しんだり、マッサージを受けたりして楽しいと言います。 アクティビティで何をしているのかは良くわかりませんが、話を聞いているとおしゃべりや人との交流が楽しいようでした。 *細かなことは夫に任せているので、わたしが分かるのはざっくりなことだけです。 デイサービス通い以外にヘルパーさんにもいらしていただいてます。 簡単なお掃除やゴミ出しなど、うっかり忘れてしまいそうなことへの手助け。

          ヘルパーさん。

          めまいと嘔吐

          体調不良を訴えるものの、お医者さん嫌いのさくらこさん。 不調を訴えるけど、コロナ禍ということも手伝って受診についてはあまり積極的ではありませんでした。 ちょくちょくめまいに悩まされ、たまに嘔吐していると話すさくらこさんですが、前の投稿にも書いたように若干〝かまってちゃん〟なのと、元々メニエール病の気があったのでなるべくリラックスして無理のない生活をするようにアドバイスするくらいでした。 そんな中、本人も無気力感のようなものが気になったらしく、メンタルクリニックの受診したよう

          めまいと嘔吐

          コロナ鬱かも?

          「なかなか本調子出なくて」 ・・と色々なことを面倒くさがるようになったさくらこさん。 うめこさんと同じように人付き合いが良く、面倒見もよいさくらこさん。 祖母(さくらこさんのお姑さん)がよくお世話になっていた病院にボランティアに行ったり、母校のバザーに出す品物を同級生と作ったり、お取り寄せの取りまとめをしたり・・大袈裟なことではないけれどなんとなく面倒見のよい人でした。 でも、コロナウィルス感染拡大のため病院ボランティアはストップし、同級生(当然皆さま高齢者)との手芸も当

          コロナ鬱かも?

          わたしの実母、さくらこさん・・

          うめこさんがデイサービスのお試しをしている頃、わたしの実母であるさくらこさんの様子も少しおかしくなり始めてました。 さくらこさんはわたしの家から車で30分くらいのところに住んでいます。 コロナウィルス感染拡大が始まった2月頃までは着付けを教えて貰ったり、たまに一緒にお茶したりしていましたが、4月の緊急事態宣言以降はあまり接触しないようにしていました。 まぁ、所謂高齢者なので頻繁に会うのはよくないと思っていました。外出を控えあまり楽しみのない両親のためにちょっと珍しいものを

          わたしの実母、さくらこさん・・

          しばらく通おうかしら・・デイサービス♫

          デイサービスに通うことにあまり乗り気でなかったうめこさんですが、お試しでデイサービスに通うことになりました。 うめこさんには「これはデイサービス体験」「行きたくなかったらいつでも辞められる」と言うことを伝えて、安心して「お試し」できるように配慮しました。 伴侶に先立たれた後、まぁまぁ自由にやってきたうめこさん。 息子とはいえ、遠く離れたところで自分のことを決められてしまうことが嫌なのは当然のことだと、夫もわたしも簡単に想像することができました。 そして、できるだけうめこさん

          しばらく通おうかしら・・デイサービス♫

          デイサービス、お試ししませんか?

          コロナ禍で人と会うことがめっきり減ってしまったうめこさん。 このままではいけないと思い、デイサービスの利用を勧めてみたのですが、なかなか首を縦に振りませんでした。 それならば。 「お試しで行ってみない?」 「どうしても嫌ならやめればいいのだから・・」と。 そう言われて気が楽になったのか、元々好奇心の旺盛なうめこさんは思ったよりも簡単に「お試し」を承諾してくれました。 そうとなれば、早速町役場に電話して、ケアマネさんを紹介していただいて介護認定申請をしました。 *この辺り

          デイサービス、お試ししませんか?

          老人ホームには行きたくない!

          コロナ感染拡大が始まって約半年。 地方の田舎町で暮らすうめこさんは、活動場所を失い、年齢的なこともありお友達と気楽に会うことができなくなりました。  *この頃はお医者さんですら、なんとなく行きにくい状況でした。 電話をかけてきては「寂しい」と言うことが増え、先の見えない状況をとても不安がりました。 このままではボケてしまうと心配した私たちは、デイサービスへ行くことを提案しました。 ところが。 「老人ホームには行きたくない!」 「そんなのお年寄りが行くところでしょ!まぁ・・

          老人ホームには行きたくない!

          インターネットのある便利な時代①

          日に日に元気がなくなっていくうめこさん。 当初おっかなびっくり出かけていた買い物でしたが、外に出ることはまったくの一人ぼっちより少しはマシなのか、近所のスーパーやドラッグストアに出かけるようになりました。 引きこもることなく、毎日のようにお散歩がてら「お買い物」に行くことは、今もうめこさんの楽しみになっているようです。 田舎町ではあるけれど、うめこさんのお家の徒歩圏内にはドラッグストア、スーパー、コンビニがあります。それも、お年寄りでも十分歩ける徒歩圏内です。 気楽に出

          インターネットのある便利な時代①

          日に日に元気が無くなっていくうめこさん

          2020年春。 緊急事態宣言が発令され、人々の行動が著しく制限されました。 もちろん県をまたいでの移動も制限されました。 地方では東京ナンバーの車は石をぶつけられるなんていう噂も聞こえ始め、社会全体がギスギスし始めた頃・・・ うめこさんも宮崎県の田舎町で暮らしながら、やはりコロナの影響を避けることはできず、コーラスや体操などのサークル活動が次々とお休みになりました。 近所にお買い物にいくのもおっかなびっくりな感じです。 そして、時折電話をしてきては「寂しい」と言うようにな

          日に日に元気が無くなっていくうめこさん

          うめこさんのこと。

          さて。 どこから書き始めようか迷いつつ、うめこさんのこと。 *うめこさん=仮名です。義母とか実母とか言いたくないけど、母だけだと分かりにくいので、夫の母=うめこさん。私の母=さくらこさん。 うめこさんは、7年ほど前に夫に先立たれ、宮崎県の田舎町で一人暮らしをしてます。 とても明るくて楽しく社交的。 いわゆる「嫁」である私をとても可愛がってくれるし、いい意味で、私をいわゆる「嫁」扱いしない人。 どのくらい社交的かというと、誰とでも〝お友達〟になる。笑。 例えば、体調を崩して

          うめこさんのこと。

          どうする?親の介護。

          2019年年末。 宮崎のちょっと田舎町で一人暮らしをする母が東京にやってきました。 高齢のため一人での飛行機移動は心配なので姪っ子が宮崎までお迎えに行っての上京(来京?)です。 母・うめこさんは5人の孫たちや2人のひ孫に囲まれて、年末年始のちょっと特別な期間にちょっと特別なご馳走を食べたり、おしゃべりしたりしてとても楽しそうでした。 うめこさんの在京中には、東京で暮らすことも話し合われました。しかし、こちらでの生活にちょっと窮屈さを感じたのか「もう少し一人で頑張る!」と、宮崎

          どうする?親の介護。