マガジンのカバー画像

24
運営しているクリエイター

2021年5月の記事一覧

05/23

自分に向き合うことにも疲れちゃったなぁと

過去を振り返ってもなんだかよくわからないし

結局あるのは大きな画面のデスクトップパソコンと、手垢にまみれたキーボードとマウス ほんとこれ掃除しないといけない

キーの印字はすり減っている それに人生なんかを重ねちゃって、ちょっと寂しい気持ちになる

いっときのことなら難しくない 継続するのができないんだ
それは私が子供だからなのか、それともそういう性分

もっとみる

泥棒

綺麗な言葉を探しては
メモ帳取り出し書きつける
何に使うつもりでもなく
頭の中にしまい込むだけ
忘れてしまっても構わない
どうせ盗んだものだから
おれはどうせ何もできない
そんなことを思いながら
どこで盗んだのかも分からない
おかしな言葉は吐き出して
有能だって悦に浸る

それがおれたち言葉泥棒
何も知らない何も言えない
それでもなんだか正しい気がして
!なんてつけてみる
伝わるかなって試してみち

もっとみる

耐えるだけの人生か

好きな人とお茶を飲んで
再上映はお気に入りの映画
ユーチューブを見て笑うのも
全部全部
その場しのぎなのかな
全ては過ぎ去っていくから
私たちは忘れていく
去年の今頃どうしていたかな
来年の今頃何を考えているのかな
私たちのしていることに意味はあるのかな
きっとないんだろうな
それだけはきっと確かだから

私たちは幸福になりたい
でも幸福が何か分からないから
とりあえずお金を欲しがった

私たちは

もっとみる

何も考えてない

私は何も考えてない
何も知らないし 何も興味ない
何も分からないし 全部がつまらない
明日のことなんて何もないし
何にも分からないし 分からないままでいいし
嫌いでもないし好きでもない
ただ穏やかに 時が流れていくだけ
目標もいらないし 楽しみもいらないし
ただ終わるその時を待っている
一生懸命になりたくないし
懸ける命も残ってないみたいだし
全部終わっちゃったのかな 私
それなら楽なのにな
あぁ

もっとみる

「死にたい」を殺さないで

 私はこの世にうんざりする人が増えればいいと思う

 「今」を否定する人が増えればいいと思う

 そうすれば私たちは何かを変えることができる

 何かを変えようと立ち上がることができる

 ひとりじゃ何もできないから

 ひとりじゃ死ぬことくらいしかできないから

 一緒に死んでくれる人を探してる

 一緒に地獄に落ちてくれる人を探してる

 そうやってまた私は眠り

 朝起きて学校に行く

私が好きな人

 男女問わず、頭のいい人が好きです。
 学歴のことはどうでもいいですが、理解力が高く、忍耐のある人が好きです。
 偏見が少なく、自分の頭でものごとを理解し、判断できる人が好きです。
 「日本人として」ではなく「人間として」の判断ができる人が好きです。
 感情的な人が好きです。自分の気持ちをストレートに伝えられる人が好きです。
 自信と不安の間で揺れている人が好きです。客観的な自分の能力の高さを自覚

もっとみる

ただ純粋に自己であれ

 意識的に紡がれた言葉には、人の心に直接訴えかけるほどの力はない。
 論理や自我はしょせん、その人間の行動を補助するための機能、つまり自己のための道具に過ぎない。
 道具が主体となって創られたものに、何の価値があるだろうか? いつだって最高級品は、機械工業によって産み出されたものではなく、職人の繊細な手によって産み出された技術と偶然と意志の結晶。
 論理は外側を支える補助輪に過ぎない。軸になるのは

もっとみる

思い出したこと

 演じきってみせるよ
 この嘘と
 祈りを胸に秘めて

 どうか世界の色に
 私の色が残りますように

 この悲しみが
 意味のあるものとなりますように

 伝わらない事にも慣れてしまって
 それでも声はまだ枯れてないんだ

 言いたいことはまだたくさんあって
 傷つけたいんじゃなくて
 ただ愛したいだけなんだ
 癒したいだけなんだ

 私は教えてあげたいの
 他でもない私自身に

 世界がまだま

もっとみる

雨は降りやまぬ

 雨は降りやまぬ

 潰れかけた思慕を抱き

 凍えた体を自分で抱きしめ

 涙と雨は溶け合って

 世界はひとつに繋がっていく

 雨は降りやまぬ

 冷たい雫が頬を伝って

 世界が私に舌を出す

 私はきっと溺れかけてる

 自分にきっと溺れかけてる

 世界が私を嗤ってる

 同情されるも過ぎたることと

 私の心が叫んでる

 雨は降りやまぬ

小さな世界

 消えてしまった小さな世界。
 青い草原。かわいい小鳥。肩に止まって待ち合わせ。
 私は立木になってあげる。静かで風そよぐ、時間のない時間。

 二羽は並んで飛び立っていく。薄い海のような空と、この穢れなき豊かな大地。踏みしめて、瞬きをする。
 ここは楽園。憂いのない地。永遠の安息所。

 でも、行かないと。待っている人はいないけれど、義務もまったくないけれど。

 「私」がそこにいるのなら、「私

もっとみる