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感想 できる人は、「これ」しか言わない 大塚 寿 営業の基本が、これでわかる。どういう視線で話すかが大切。

話しかたのプロが語る、人の心を引きつけるトーク術
営業の極意書みたいなイメージか

読みやすく、使えそうなテクニックが満載でした。


長い話は、嫌がられる上に伝わらない。百害あって一利なし


確かに、話しの長い人の言葉は伝わりにくい
たいていの場合、何も残らない。


重要な場面では、「短く強い言葉」を発することが大切だ。


これが本書のモチーフです。

大切なのは、for you感


その言葉は、誰のために発しているのか?
相手に対して話しているという感覚を持つのが大切
プレゼントを渡すときのように、受け取った相手がどう感じるかを考え、最も伝わる言葉を選ぶことが必要だ。

そのために必要なのが「摩擦熱」だ。



言葉で相手のやる気を引き起こし、いい気分にさせるような摩擦。そのベースにあるのは、感情の刺激だ。

具体的なテクニックや名言も少しだけ紹介します。

XXのためにネギを切る。リーダーにとって必要な発想はこれだ。

ネギは何のために切るのか。
その仕事は何のためにするのか。
それがわからずにする仕事に意味はない

売れない営業は商品を説明し、売れる営業はベネフィト利益を語る


語るべきは、製品そのものではなくて、それによって顧客にもたらされる利益


比較を上手に使う

従来の商品に対して、この商品は二倍の・・・・

いくらすごい商品であっても、比較対象がないと、その価値は伝わらない



すごく面白い本。
僕は営業じゃないが、すごく参考になった。

2023 2 14



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