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失敗しない病院の選び方~心療内科・精神科~

※個人的見解です。ご参考程度に。

こんにちは。ミュートです。
今回は自己流のメンタルクリニック(心療内科・精神科)の選び方をコッソリ教えちゃいます。

第1章:「近所の病院でいいや。」はNG

メンクリで一番大事なのは『相性』です。
病院によって、
・治療方針
・薬
・院内環境(カウンセリングルーム/併設デイケア/注射室etc.)
・勿論ドクターのお人柄
が全く違います。
お近くのクリニックが相性が良ければ無問題なのですが、中々そうはいかないのがメンクリです。
次の章では私の実体験をお教えします。

第2章:こんなに違うの!?メンタルクリニック

私の近所のメンクリ
【良かった点】

◎近い/近くの大型ショッピングモールで待ち時間を潰せる
◎予約不要/紹介状不要
◎診断書作成がスピーディー
◎兼内科。私はこのドクターのお陰で花粉症が軽減しました。
◎カウンセリングルーム(初診)/点滴室有り

【う~ん?な点】

◎コミュニケーションを取るのが苦手なドクター
◎待ち時間平均3時間
◎投薬最大30種類(緑内障の方NGの薬がほとんど)
家族に緑内障を患っている人間が居るので、気になって聞いて見たところ、
「じゃあ出す薬無いですけど?」「眼圧をかなり上げちゃうんだよ。」
と言われました。
ちなみに後に転院したクリニックのドクターからは
「薬を多く出すのが間違いなのではなくて、処方の仕方が微妙にズレてる。」
「眼圧を上げるリスクの無い薬だって勿論有る。」
と仰っていただきました。
◎「これから減薬したり病気を改善するにはどの様な努力が必要ですか?」
と質問したところ、
「アーッ!!!!!はい、もう分かった、もういいよ。ねぇタレントのSちゃん(名前伏せます)って知ってる?ボクは彼女のファンでね。今回の件も割とショックだったのだけれども。薬っていうのはね、補助輪なの。まだかなり具合が悪いんだから、減薬とか改善とかワガママ言うなよ。君も彼女も精神がメチャ弱です!」と支離滅裂な事を言われました。
・ドクターの機嫌が悪いと退室時に『シッシッ』と犬を追い出す時の仕草をされる

都心のメンクリ
【良かった点】

◎ドクターが穏やかで傾聴のスキルが有ります。
◎処方薬にヤバい副作用が有る薬が無い(精神系の薬がほとんど無い)
◎血液検査をして身体の悪い部分をチェック
 →悪い部分が有ればそこに対する投薬
 (身体の不調を取り除けば、精神の不調の改善に繋がるという考え方)
◎対応が早いです。睡眠の不調を訴えた所、睡眠の専門医を相談していただき、睡眠時無呼吸症候群という病気を併発している事が分かりました。
◎血液検査に基づいた投薬治療と、CPAPという呼吸機器を用いた睡眠の治療を行いました。
結果、前の病院で数年経っても全く改善されなかった症状が5カ月で大幅に改善されました。(度合で言うと、普通にバス・電車で通勤して会社で問題無く働けるレベル。
◎デイケア施設が併設されている。(私は利用経験は無いです。)

【う~ん?な点】
特に無いですが、強いて言えば
◎初診の予約はすぐには取れない(人気クリニックはどこもそうらしい)
◎少々遠方(全国から患者様がいらっしゃるクリニックです)

こんなに違うんです!!

第3章:超肝心!病院(クリニック)の選び方

お待たせしました!(待ってない)
実はコレ、一番難しくて正解が無いのです。
理由は同じドクターでも、患者さんによって『良いドクター』『そうでないドクター』評価がグルりと変わります。
Aさんが「あそこのクリニック良かったよ。」と言っても、Bさんは「ふざけんな、ビミョーじゃねぇか!」といった様なケースが何パターンも多発するのです。
ですので選び方のコツ(参考程度)としては、
◎通える範囲でGoogleの口コミ(※Googleがベター)で評価が高いクリニックをいくつかピックアップする。
(※評価が高い=良い/低い=悪いでは必ずしも無いのですが、確率論としてです。)
◎口コミ(※一部誹謗中傷が見受けられますので十分注意して下さい。)の内容やクリニックのHPを見て何となく「自分に向いてそうだな。」と思う所に初診予約を入れて下さい。
◎ホームページが華美=良いクリニックという訳でも無いので注意して下さい。
◎紹介状が無いとお断りのクリニックと、初診お断りのクリニックも割と有るので注意して下さい。
◎人気のクリニック(基本どこも患者さんは多い)は初診予約が1~3ヵ月待ちだったりします。
◎初受診までの期間に内科や予約無しのメンクリに掛かるのも手段として考えておいて下さい。
◎大きな病院はドクターの異動の可能性も考慮して下さい。

こんな所かな?

第4章:これも重要!セカンドオピニオン

こちらも非常に重要です。
心療内科や精神科は本当にドクター(クリニック)との相性が大事です。
【症状の改善・寛解】というゴールは同じでも治療方針という過程が一つでは有りません。
なので治療方針が合う・合わない,ドクターが合う・合わないは出て当然です。ですので、
・ちょっとココ合わないかも?
・ずっと通っているのにちっとも良くならないな。
と感じた場合はすぐにセカンドオピニオンを模索しましょう。
もしかしたら良き道が開けるかもしれません。(もしかしたらです。)
※自分の経験上、同じクリニックで長期間全く症状が改善しない場合は、同じ治療をいくら受けても症状は変わりません。
ハッキリ申し上げて時間と医療費の無駄です。
私は転院して症状が大幅に改善しました。会社で働く事も出来る様になりました。
選択肢を1つにしない
これ、メンタルの治療には結果的に非常に有効な手段です。

第5章:カウンセリングを併用しよう

病院やクリニックでの診察時間って、基本限られていると思います。
「話をもっと聞いて欲しい。」
そんな時、ありますよね?
そういった方にカウンセリングは間違いなくオススメです。
ただし、お値段が結構掛かるのです・・・。(50分1万円とか)
出費は極力抑えたいけど、話を聞いて欲しい!
そんな皆様に提案です。

【会社員の方】

お持ちの保険証の健康保険組合のホームページを見てみて下さい。
福利厚生で提携先のカウンセリング会社のカウンセリングが年に数回、無料で受けられる可能性がございます。
(※有無の保証は致しません。)

【↑上記が無かった方/会社員以外の方】

厚生労働省のこころの耳というサイトがございます。
相談窓口が有るので、助けになるかもしれません。

第6章:自立支援医療受給者証(精神通院医療)

医師とお住まいの都道府県に認められれば発行されます。
何かと申しますと、医療費(薬代含む)が
一部1割負担(※一部3割負担)
になる、非常に有難い制度(アイテム)です。
【※会社員の方へ】
取得したら所属の健康保険組合に届け出する必要があると思いますので、必ずご確認願います。

以上です。
閲覧していただき、有難うございました。

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