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マッシュの思考

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#言葉

どうせ会えないなら何も言えないや。

愚痴ばかり吐いていたせいか今日の約束は切られた。ゆっくり刃が裂いていくのが分かった。

朝から調子が悪かったし、それも全部布石だったんだ。布石、いつか覚えた言葉ももうちゃんと使える。合ってんのかな。

神様の采配が今日は悪い方に傾いている。機嫌が悪いのかもしれない。昨日までの提出で、慌てて終わらせたから、いいことといやなことのバランスなど考える余裕がなかったのかもしれない。そんなこと考えて許してあ

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マイノリティによって縁取られる儚い主張。

どの道が近いのか考えながらぼんやりしていたら、前から走ってきた人にぶつかりそうになってなんか言われた。なんだったんだろう。その人も何か文句を言いたかったけれどまとまらないまま口から飛び出したような音だった。

あれは確実にこちらが邪魔だった。それ以外の何でもない、素直に申し訳なく思うべきことだった。ただ、同じような場面で何も言えない人の方が好きだなんて思った。どこまでも自分勝手だった。

今日は早

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洗濯前にポケットから出てくるくらいの。

やりたくなるまで待っていたって何も進まない。進まなければ楽しくもないし、ただ苦痛なだけだ。そんな簡単なことにようやく気づいて、また決意を固める。

もう飽きるほど破ってきた自分との約束だ。他人ならその紙を折りたたんで大切にポケットにでもしまうだろう。でも自分となれば違う。

まず、いつでも目に入るようにと部屋の壁にテープで雑に貼り付ける。そして毎日それを見ては思い出し、はじめのほうは試みる。それも

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見せかけのアティチュードと、愚者のエチュード。

久しぶりに水辺まで行った。近くのベンチで詩を書けるほど涼しくなったんだ。雨が降りそうだったけれど、別にどうでもよかった。

帰り道なんてどうせ帰れば服を脱ぐんだから濡れたっていいんだ、というのは強がりで、本当は靴とか鞄とか財布とか時計とか、できるなら濡らしたくないし、洗うのも乾かすのも面倒だ。

持っているというのはそういうことだ。守るものというのはそういうことだ。できるけれどしたくない、そうなら

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入れ替わる習慣、まるで細胞みたく。

不意に、この間教えてもらったことを思い出していた。繰り返せば慣れて覚えていくことも、こうして部屋の中でも思い返さなければ忘れてしまう。忘れたくないわけではないけれど、忘れなかった人でありたいと思うのだ。

数ヶ月前に調べたことや知ったことはもう薄れている。好きで、知りたがったことなのに時間が経てば忘れてしまう。自分が生まれるよりずっと前に死んだ人の名前や、時代や、文化のこと、それに今も生きているミ

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言葉にしてしまうから嘘になるんだ。

昼まで寝ていた。朝に寝たからいつも通りだった。お酒を飲んだけれどあんまり酔えなくてずっと起きていた気がする。でも起きたら記憶のない短い文章があったからきっと酔っていたんだ。

起きてから特にすることもないけれど、やりたいこともできずにいてそれが頭を暗くしていた。やりたいならやればいいのに。ただそれだけなのにどうにも億劫だった。

散歩にでもいくべきだ。聴きたい曲がある。きっと日が暮れて肌寒くなった

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惰性のフォルマリズムなんていらない。

小説を読みはじめたら読みやすくて夜更かししてしまった。そうは言っても予定より少し遅くなっただけで、いつもよりはずいぶん早かった。

日が変わる頃に寝て、今朝は早く起きた。味噌汁を作って、いい朝を過ごす。お笑いを見て、音楽を聴いて、ぼんやりする余裕もあった。

ぼんやりしながら、ギターを数日弾かなくてもなんとも思わなくなったことについて考えた。こうして心や脳は死んでいくんだ。やりたいことや楽しいこと

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気づかないふりを続けなければならないのだ。

今日は格好良い靴を履いて外に出ようと思っていたけれど、気づいたら夕方になったからもう出ないだろう。

朝起きて、ご飯を作って食べて、漫画を読んだり、音楽を聴いたり、昼寝をしたり、ぼけっとしたりしていたらこうなった。当たり前だけど、漫画も2度目の方がよく分かるんだ。話も絵もより楽しめた。

まだ終わるには早くて、日が暮れるまでももう少しある。今ならできそうなことをやろうと思う。きっとそれは今だからで

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だれも見ていない、神様も気づかないくらいの。

もう大人なんだし、と思ってワインを買ってきた。裏にいろいろ書いてあるけれどわからないので、名前とラベルの絵だけで決めた。

もう少ししたら飲もうと思う。それは今夜ではなくてもう少し先のいつかだ。

今日もへらへらとしていたら終わった。朝、ラジオで好きな曲が流れていていい気分で過ごせた。毎日好きな曲ばかり流して欲しい。たまに、自分の意図しないところで聞けるから嬉しいんだ。

なんだかずっと夢ばかり見

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死んだら全部忘れちゃうのにね。

古いエッセイのようなものを読んでいると、分からない言葉や読めない単語ばかりが出てきて、そのひとつひとつを書き残して次へ進む。あとで調べようと書くのだけれど、初めて書くような、見たこともないような漢字が出てくる。

日本語はこんなにたくさんの漢字が使われているのかと思う。正確には中国語だとかどこからやってきただとかあるのだろうけれど、今読んでいるのは日本語だから関係ない。

こんなに分からないなら普

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暗くなりそうなこの空が悪いんだ。

とにかく眠かった。昼ごろまで寝ていたのに、ずっと眠かった。寝てなかったんじゃないかと思うくらいずっとぼんやりしている。

明日は雨が降るみたいだから今日買い物に行きたいのに、行かないままついに夕方になった。

まだ明るいから今なら間に合うのに億劫で部屋を出られない。靴を履いて、部屋を出られずぼけっと座り込んでいたときのことを思い出す。やっと抜け出してきたのに、鬱屈としていた日々に戻りそうになる。今

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そしてこの生活は、それらすべてと同じ。

今日は早く起きた。なにかを見ながら、なにかを食べて、置きっぱなしの洋服を着て、部屋を出た。

暑いのか涼しいのかよく分からない天気で、日陰の涼を求めるように蛇行しながら自転車を漕いだ。急ぐ必要もないからゆっくり進んでいた。

なんだか今日も意識が遠かった。眠かったのかもしれない。昨夜から暗い歌ばかり聴いていたせいかもしれない。でも好きだからその曲たちは何も悪くない。良いのだ。生み出されてくれてあり

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頬が切れればいいのに、この円盤の回転で。

いつからが今日でいつまでが昨日なのか曖昧だった。記憶の境目もないし、そもそも記憶さえ掴めない。

たぶん昨夜、酔っ払ってレコードを聞いていた。好きな面を何回も聴いていた。あとは録画していた番組を見たような気もするし、寝る直前に漫画の続きを読んだような気もする。

今見たら詩を書いていた。覚えていない言葉が残っているのは、無意識を写せたみたいで嬉しい。

月末になってしまって、ついにできずじまいだっ

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見つめるだけでいいのに、見られるのだけは鬱陶しくて。

こんなに返ってこないと、自分はもう世界から消えたみたいだ。跳ね返りがないというのは壁がないということ、もしくは、投げたものがそもそも形を持っていなかったということになる。

そのどちらかなら、投げ続けるのはとても無意味に思える。消えているのと大差ないじゃないか。

結末を知りたくなくて読み進められないでいる小説を少しずつ読む。どう転んでも良くはならない残りの厚みが寂しい。

どんどん悪い方向へ流さ

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