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ミュゼホワイトニング×歯科衛生士学校 2020年度の取り組み

全国の歯科衛生士の皆さん、GWが明けて五月病になっていませんか。特に4月から歯科衛生士として働き始めた方は、「連休明けの出勤は嫌だなー」という方も多いのではないでしょうか?
モチベーションを高めるためにも、学生時代に描いた歯科衛生士像を思い出しながら、この記事を読んでもらえると嬉しいです。

■ミュゼホワイトニングのミッション

突然ですが、ミュゼホワイトニングでは、2つのミッションを掲げています。


①全国の加盟医院と協力し、歯科医院を「行きたくない場所」から「行きたくなる場所」に変革する。

②歯科衛生士を目指す学生たちを応援するため、学校法人と教育連携し人材育成に努める。

これまでに、新東京歯科衛生士学校、北海道ハイテクノロジー専門学校(現札幌医療看護専門学校)、日本医歯薬専門学校、中央医療歯科専門学校の4校と教育提携し授業を実施しました。おそらく全国的にみても、接遇やホワイトニングについて学ぶ機会を提供している学校はそう多くないはずです。授業の内容はそれぞれ微妙に異なりますが、どの学校もホワイトニング技術の習得や接遇を学び、就職を考える際の幅を広げるのに役立てたいという考えがありました。
さらに一番授業の回数が多かった新東京歯科衛生士学校では、学生同士がホワイトニングを行う実習を最後に行います。学生が患者と衛生士役となり、ホワイトニングを体験することで、技術の習得だけでなく、キレイになった喜びも得られるのです。その喜びは自ずと歯科衛生士のやりがいに繋がります。
昨年はコロナ禍でしたが、以下2校と取り組みを行いました。では実際に各校で行った授業の内容と、生徒や先生方の感想を詳しく見てみましょう。


■新東京歯科衛生士学校での審美ゼミ



授業の内容
2019年度は全6回行われた審美ゼミで、臨床現場で求められる接遇をはじめ、リップや歯肉、表情筋のマッサージ、ホワイトニングの相互実習など実践を交えながら、患者さまの歯を美しく輝かせる審美歯科の仕事に触れていただきました。また、ホワイトニングが国家資格を取得した歯科衛生士だからこそできるお仕事であることや、歯科衛生士としての仕事の魅力などもお伝えしました。
2020年度はコロナの影響もあり、前年の内容を全3日にまとめて実施。1年生60名を対象にし、審美ゼミを通してホワイトニングの技術習得することを最終目標として、通常の授業では得ることのできない知識や、ホワイトニングを通じた審美歯科のメリットを学んでいただく授業を実施しました。

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感想
これらの授業を受講した学生の皆さんからは、「相互実習をしたことで患者さんの気持ちを考える大切さに気づいた」「現場に出たら当たり前にやらなければいけないことも実際にやってみると分かっていても難しかった」「今回のゼミを通じて、将来審美クリニックに就職したいと思った」など、嬉しいコメントを多数いただきました。

学校の先生方からは「学生達の真剣な表情、そしてホワイトニング後の嬉しそうな笑顔から、もっと学びたいという意欲を感じることができました」というお声をいただきました。

■日本医歯薬専門学校

授業の内容
オープンキャンパスなどの機会に学生代表として来校者対応などを行う学生スタッフ1~3年生を対象に、医療人に求められる接客接遇についての授業を実施しました。
授業では、卒業後のキャリアデザインを構想し、通いたくなる医院にはどんなことが必要か、患者さまから信頼されるための接し方や気遣いなどディスカッションも交えながら考えていただきました。また、ミュゼプラチナムの教育メソッドを元に、接客と接遇の違いや、実際のミュゼホワイトニング店舗での患者さまからの声やスタッフの働き方、プロ意識を持つことの大切さをお話し、実際の医院内を想定した、印象が良くなる問診票の渡し方や名刺交換などの実践練習も行いました。

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感想
これらの授業を受講した学生の皆さんからは、「プロ意識を持つことの大切さを学べた」「期待通りの接客ではなく、期待以上の接遇を意識したい」「医療は究極のサービス業という言葉が響いた」など、嬉しいコメントを多数いただきました。
私自身も授業を通して、医療人としての新たな魅力や今後の活躍などを知ってもらい、より実践的な学びを得る良い機会と思っています。

■最後に

歯科衛生士はお口の健康に携わる仕事ですが、どのように携わっていくかは様々な選択肢があります。今春からは『札幌看護医療専門学校』の歯科衛生士学科にて、「ホワイトニング・デンタルエステ専攻」が新設され、講師として通年授業を担当することとなりました。

今後もミュゼホワイトニングは、歯科衛生士を目指す学生たちに衛生士としての働き方や活躍の幅などを知ってもらい、知識を深めた医療人として活躍できる次世代を育てていくために、全国の学校法人との教育連携に努めてまいります。
最後にコロナ禍という状況の中で、こういった活動をご一緒させていただいた関係者の皆様には本当に感謝しかありません。

関係者の皆さまありがとうございました。引き続き、宜しくお願いします。

ミュゼホワイトニング歯科医師 末光妙子
日本大学松戸歯学部附属病院勤務後、一般歯科医院にてインプラント・矯正を軸に診療を行う。2010年4月よりホワイトニング専門歯科医師として勤務。現在は医療法人財団 匡仁会の理事長を務めながら、ホワイトニングの技術や知識を全国の歯科医院に広める活動を行う。ホワイトニングのスペシャリストとして、お口のケア全般について幅広い知識があり、「必白仕事人」の異名を持つ。メディアにも多数出演。


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