「お客様は神精神」はもう辞めよう。


こんにちは。

本格的にコロナが猛威を振るってきました。

僕もいろいろ行動自粛しています。

仕事も家でやりたいくらいですが。

絶対代わりの効かない仕事、家で出来ない仕事って色々あると思います。

農業を始め、コンビニ、飲食店、医療系…簡単に思いつくだけでもこんなにあります。


こんなにコロナが猛威を振るって自宅にいろ!と言われている日々でも仕事の為に、生活を保つ為に外に出ざるを得ない人はいます。


感染しないためのアイテムとしてアルコール消毒液、マスクなどを販売している薬局では悲惨な現実があるようですね。



こんなんとかですね。これは氷山の一角に過ぎないかと思います。


形は違えど僕ら看護師含む病院での患者、家族対応だってそうです。


「お前らは俺に指図するな、俺の人生の邪魔するな、言うこと聞け。」

「早く対応して。私は患者様ですよ。」


これらは実際私が言われたことがある言葉です。

まぁ内容は省きますが看護師の方たちなら結構あるあるなのでは?(笑)


上のやつに関しては「じゃあなんで入院したんだよ、帰れよ」と普通に思うし、下のやつは「そう言う患者様が沢山いるのが病院なんだよ」と思うところはあります。


僕は割と意見ハッキリ言うタイプなので「すみません」なんて泣き寝入りはあまりしません。我慢が美学も古い文化かと。


そしてその場しのぎで我慢するとこういうことが起こりかねません。



患者が特定できないようにしていて詳細を伏せているのなら僕はこれはありなんじゃないかとは思います。


日本には昔から「お客様は神様」として扱うような文化がありますね。

もちろんサービス業はお客がいないと成り立ちません。お客が対価として金銭を落としてってくれるからそのスタッフ達がメシを食えるわけで。


ただだからといってそのお客さんが横暴な態度を取っていいのかというとそれは違います。

尊敬しろ、敬意を払え、とまでは言いませんけど、サービスを受ける側もサービスを提供する側に良く思ってもらった方がより良いサービスに繋がるとは思いませんか?


上にリンクを貼った薬局の例で言うと…

薬局のスタッフにマスクの仕入れ数を増やすことはできません。仕入れ自体が滞っているのだから。

だからこそ張り紙としてあらかじめお客さんの時間を奪わないように

「マスクありません」と対応している訳です。

そこにわざわざ文句を言う意味は?言ってあなたのメリットは?って思いませんか?

まぁマスク一つで感染が防げないのは別の話として備えてない個人のせいであることを関係のないサービス提供者に鬱憤をぶつけていいなんてことはありません。


サービス提供者も人間です。

これからAI化が進み、サービス提供者が機械になることはこれからの未来で目に見えていますが、人間が対応する現代社会では気持ちよくサービスを提供されませんか?


もちろん客として意見を言うこと、不備を指摘することは大切です。

それはサービス提供者に当てつける目的ではなくサービスの改善に繋がるから。


そこをした考慮した上で…


提供されたサービスに対して、「ありがとう」「いつも助かります」等一言添えるだけで私たちは頑張れます。


これは僕も意識している点です。


コンビニのレジでは目をみてありがとうと言う。

外食をしたら「美味しかった、ご馳走様でした」等一言添える。

検査やリハビリが終わった患者に対して「お疲れ様でした」と声をかける


などそれだけで少し相手の気持ちがフッと軽くなったら大成功です。

感謝する習慣をつけると普段の何気ないことだってありがたく感じます。


このご時世です。

僕らの見えない最前線で闘っている人もいる。それを支える人もいる。

コロナのせいで人々は不安にかられストレスを感じている人もいます。

ただ一度深呼吸してその自分都合メンタリティで同じように不安を抱えているかもしれない人を攻撃する必要があるかを判断しましょう。


今こそ支え合って踏ん張る時です。


医療崩壊して僕が同じようなことを言えるかわかりませんがこれは自戒でもあります。


何度でも言います。みんなで乗り越えましょう。


では…


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