ショートヘアーちゃん

文章を書くことがすき|本がすき|映画がすき|寝ることがすき|ショートスリーパーに憧れる

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公開片想い宣言ガール。〜わたしの初恋はこうして実った〜

絶賛片想い中の、学生諸君に捧ぐ。 片想いって、告白まで秘密にして、こっそり、ひっそり、バレないように相手を想うことだと思っていませんか? それも楽しいよね。でもね、そうじゃない片想いも、結構楽しいんだぜ。 「あなたのことが好きです!」と教室の真ん中で愛を叫び、2回フラれたけど、最後には実った初恋の話をしよう。 プリンスへ、ひっそり片想いわたしの初恋は、中学2年生で突然やってきた。 クラス替えで知らない人ばっかりの、名簿順に並べられた机に座り、プリントを後ろに手渡したその

    • 寒いから暖かい|好きなものを好きというエッセイ

      今日は33度まで気温が上がるそうだ。 朝9時の気温は28度。 窓を開けて眠ったのに、起きたらびっしょりと汗をかいていた。 まだ6月上旬で、今年は1度も冷房をつけていなかったけれど、なんとも暑い。汗もひかない。少し迷ったけれど、ついに今年最初の冷房をつけた。 開け放っていた全部の窓を閉めて、もったいないからと、リビングと寝室の間にある簡易的な仕切りも閉め、最低限のスペースを冷やすようにした。 スイッチを入れてから15分もすると、もう涼しいを通り越して肌寒い。 リビングなん

      • 平らにならし、等しい

        今週、仕事が忙しかった。 やりがいのある仕事だった。だけど、その分時間がかかった。 朝10時に出社して、夜中の3時頃家に帰りついて、シャワー、寝る、起きる、化粧、出発…みたいな日々を送る期間が、わたしの仕事には、たまーに発生する。家の滞在時間5時間、みたいな。 そういう時、余裕を失ったわたしは、すごく嫌な考え方をしている時がある。 これは、そんな自分の心の卑しさを戒めるための、殴り書きだ。 仕事によって、わたしの大好きで大切な睡眠時間が削られている時、わたしは余裕を失う

        • 白くてつるんとした食べ物|好きなものを好きというエッセイ

          うどん、杏仁豆腐、そうめん、ライチ、クリームチーズ。 わたしの好きな食べ物には、白くてつるんとした食べ物が多い。 カラフルなものが多いなかで、真っ白な食べ物たちは主張しすぎずも気高く、清潔で、惹かれてしまうのかもしれない。 しかもつるんとした質感のものは、どんな気分の時にも食べやすくて、やさしくて、涼やかな感じを運んでくれる。 そんな白くてつるんとした食べ物の中にも、特別な存在たちがいる。 ヨーグルト「好きな食べ物はなに?」と聞かれたら、わたしの1位はダントツでヨーグル

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        公開片想い宣言ガール。〜わたしの初恋はこうして実った〜

          ふつうを押し付けない|「流浪の月」を読んだ

          ふつうって、なんだろう。 ふつう【普通】 いつ、どこにでもあるような、ありふれたものであること。他と特に異なる性質を持ってはいないさま。 …とGoogle先生はおっしゃっている。 「他と異なる性質」の基準ってなんだろう。 例えば顔の形なんて、地球上の人間全員が違う形だ。それならひとりも「ふつうの顔」を持つ人なんていない。 全員がそれぞれ違う人間だなんて、頭ではみんなわかっている。だから「ふつう」の基準なんてないはずだ。 けど、世の中には暗黙の了解で、考え方や生き方、

          ふつうを押し付けない|「流浪の月」を読んだ

          雨の日|好きなものを好きというエッセイ

          雨の日が好きだ。 雨が降っているのを家の中から見ているのが好き。しんとした家の中で、激しいはずなのに窓ガラスを一枚隔てただけでやさしく聞こえる、ざあざあと雨が降る音。 サーっと音を立てずに降る霧雨より、雨粒がしっかりしていて、ざあざあ降る雨の方が、わたしは好きだ。 * 子供のころ、お母さんと行く買い物はいつも車だった。スーパーにつくと、「すぐ帰ってくるから、まっててね」と、車でひとり待つことがほとんどだった。 すぐ車酔いをしてしまうわたしは、目的地につくまではうずうずと

          雨の日|好きなものを好きというエッセイ

          どんでんがえし|「素敵な日本人」を読んだ

          わたしが通い詰めていた、小学校の図書館は、本を借りるには自分のカードにタイトルを書き込んで、バーコードをピッとする手順だった。その自分のカードは当然たくさん本を読んでいる人の方が枚数が多くなっていく。そして枚数ごとに色が違う。 1枚目は白、2枚目は黄色、3枚目はピンク、4枚目は水色、5枚目はオレンジ。6枚目は黄緑。こんなことよく覚えてるな、わたし。 途中の色は忘れたけど、10枚目が紫だった。クラスで紫のカードに到達したのはわたしだけで、紫ってところがまたかっこよくて、なんだ

          どんでんがえし|「素敵な日本人」を読んだ

          Kindleに踏み切れない

          本を読むのがすきだ。小さい頃からすきだ。1日で何冊か読んでしまうこともある。長い移動がある旅行や出張には3冊くらい持っていく。結構場所を取る。 マンガもすきだ。ワンピースがすきだ。在宅勤務を活かして1巻から95巻まで読み直して、むせび泣いた。ナミみたいなおっぱいを持って生まれたかった。 わかってる。Kindleを導入すればもっと楽になるということを。 実際、キングダムとかも超好きだけど、アプリでレンタルして読んだ。これもむせび泣いた。アプリで読むのは、普通に便利だった。別

          Kindleに踏み切れない

          大人の片思いって難しい|「愛がなんだ」を読んだ

          大人が片思いをするのは、難しい。 少なくとも高校生のころまでは、周りに片思いをしている友達なんてたくさんいた。誰々ちゃんは誰々くんが好きらしいよ。えー、あの隣のクラスの?彼女がいるって聞いたよ。そんな会話ありふれていた。 けれど26歳になった今、周りに片思いをしている人なんて、ひとりもいない。いつからこうなったのか、とにかくいない。 女の人は特に、結婚を考えるといろいろ計算する。仕事は?年収は?住んでいる場所は?つい最近まで、わたしも純粋に好きな人と結ばれたい、と思っ

          大人の片思いって難しい|「愛がなんだ」を読んだ

          ごあいさつ

          はじめまして。ショートヘアーちゃんと申します。 平成6年生まれ、女子。テレビ局に勤めています。寝ることがすき。こないだなんか14時間ぶっ続けで寝て、自分を心配しました。ショートスリーパーになりたい。 コロナウイルスの影響で、家にいて本を読んだり、映画を見たりする時間が増えました。涙し、笑い、豊かな日々です。愛の不時着にハマり、リ・ジョンヒョクに抱かれたいと本気で悩んだりもしています。 なんでもいい、人の心を動かす何かをつくりたくてテレビ局に入ったはず。なのに、ああ自分は