そのルール、お客様の幸せに寄与してますか?
おはようございます。
【起業準備中から起業5年目までの経営ドクター】
税理士の村田佑樹です。
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■私には最近尊敬している人がいます。
誰かと言えば
…それは我が家の3歳である三女。
最近ぬりえにはまっている三女は、
ひとしきりぬりえをし終えた後、
今度は
これもまた夢中になっている
ダンスを一踊りし、
ダンスを一踊りした後は、
ドレスを着たくなり、
着替えたドレスの長い裾につまずき、
転倒し号泣。
号泣しながらも
またぬりえが気になり始めたようで、
今度はまたそのぬりえに没頭する…
このような三女の姿に
私はすごく感動しているのです。
何が言いたいかと言えば、
経営者たるもの、
このように『没頭する』ということを
忘れてしまってはならないように思うんです。
■私が独立開業するにあたって、
最も意識して動いてきたことが、
『常識』を壊していくこと。
もっと言えば、
【自分の中で勝手に作り上げた】
常識という壁をひたすら壊していくこと
であると言えます。
結局のところ人は、
自分の中で自分だけ(とも言える)の
『常識』を作り上げてしまっており、
その常識から脱さない限りは、
ごく狭い世界の中で生きてしまう
ことになるんですよね。
■そして、
私が思うに…なのですが、
【世の中にある大半の常識は
実は非常識である】
ということ。
結局のところ、
常識を常識通り行動することにより、
極めて不合理な結果となることが
往々にしてあり、
常識と思われているものほど、
本当にその常識が
価値あるものなのかどうかを
見極めていくこと
が重要であるように思ってなりません。
■例えば、
・昼ご飯は12時に食べるものであり、
当然のことながら
その昼休みも12時から13時までの間。
・面談に出かける際は、
必ずスーツスーツを着用。
・勤務時間は10時から18時である。
・勤務時間中に寝てはならない。
本当に、
その常識として自分が動いていることが、
しっかりと
理にかなっていることなのかどうか
ということを
判断していかないことには、
本当の解というものが
見えないのではないでしょうか。
みんなが12時から食事をとるのであれば、
混雑を避けるため(特にこのご時世は(汗))、
11時から、または13時から昼食をとれば
よいかもしれませんし、
昼食後に眠くなるという
生理的な減少を抑えるためには、
仮眠を取った方が得策かもしれませんし、
面談に出かけるのもスーツだと窮屈で、
有用な話をすることが
困難になるような状況であるとしたら、
軽装で行った方がよいかもしれません。
10時から18時の勤務としての時間に
続けて勤務するのが難しいのであれば、
空いた時間に仕事をすれば良い。
■つまり、
徹底的に合理化を追求した結果
そのようないわゆる『常識』を
行動に移しているとしたら
それはそれで
もちろん良いと思うのですが、
いわば誤った常識は、
徹底的に変えていく必要があると思うんです。
そして実は、
これから
あなたのお客様になろうとしているその方も、
そのことには気が付いていない…
とするならば、
その常識と言われている部分を、
「本当の解はここなんですよ」
ということを
その未来のお客様に示して差し上げる
ことにより、
その真のニーズを掴んでもらい、
それを商品やサービスとして提供する。
これこそが、
経営のあるべき姿ではないでしょうか。
■私自身が
経営の先輩から多くのことを吸収し、
まさにその常識を
今もなお叩き壊している最中なんです。
身の回りを見渡してみると、
意外と
「なんでこんなルールがあるんだろう」
ということに気づくはず。
それをそのままにして
見過ごしてしまうのが『凡人』で
それを良しとせず、
あえて周りにどんな困難があろうと
変えるために立ち向かっていくのが、
『変人』であり、
(表現はどうあれ)
その変人こそ、
経営者の真の姿であるように思うんですね。
少なからぬ成功している経営者は、
こういった『変人』であることが
多いように思いませんか(^^)
■以前の記事の中でも
再三述べさせていただいているように、
経営者の仕事は
【思索をすること】
です。
しっかりと
今自分自身が置かれている状況について
【思索】をし、
徹底的に効率化・合理化
をしていくためには
どう改善していったらいいか
ということを
常に考え続けていきたいものです。
その考え続け、
変わり続けた先に
真のお客様のニーズがあり、
真の経営のあるべき進化が
見えるのではないでしょうか。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・世の中の常識は、
合理性・効率性を考えた際、
実は非常識であることが多い。
・常識を変えようとする際、
多くの敵がその行く先を阻んでくるもの。
多くの人は、
周りの人と同じ行動を
とっていることが楽であり、
その列からはみ出ることは
怖いと感じてしまうもの。
しかしながら
そのはみ出した先に
真のお客様のニーズがあり、
真の経営の解があることが多い。
・経営者の仕事は
【思索をする】こと。
徹底的に常に考え続け、
常に変化し続けて、
真のお客様のニーズを掴み取るとともに、
進化し続ける経営を目指していきたいもの。
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今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。
これまで書いてきた記事は、
バックナンバーとして、
私の公式HPの【ブログ】に
アップしていますので、
よかったらご覧くださいませ。^^
起業準備中から起業5年目までの経営ドクター
税理士 村田佑樹