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逆風を無風にし、次第に嵐を引き起こす【あるべき経営理念】とは

おはようございます。

【起業準備中から起業5年目までの経営ドクター】
税理士の村田佑樹です。

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■昨日は


 約半年ぶりの開催となる

 【TEAM MURATAX(顧問先の会)】

 を開催させていただきました。

 久しぶりの開催だった
 にもかかわらず

 多くの顧問のお客様が
 お集まりいただき、

 すごく活気あふれる会
 となりました。

 今日はそんなことから
 お話を続けていくことにいたします。

■そもそもの
 お話になるのですが、


 私が税理士として
 開業した当初から、

 この仕事を通じて

 【世界の平和に貢献する】

 という

 壮大な理念を掲げ、
 事業をスタートしました。


 当然、

 何の実績もない私が
 そんなことを言っているのに対して、

 周りからは
 冷ややかな視線が浴びせられ、

 きっと
 私の知らないところでも、

 そういった言動を
 いわば馬鹿にする

 といったようなことが

 少なからずあったのではないか
 と思います。

■とは言え、


 本当に最初は

 顧問先ゼロからの
 スタートでしたので、

 1ヶ月月の収入が9,800円

 というところからスタートし、

 開業して
 1年から1年半程度は、

 本当に苦しい状況が続きました。

■実際のところ、


 650万円の銀行融資を

 幸いにも

 開業当初に
 調達することができ、

 それを事業に充てていく
 ことができたわけですが、

 人間、

 現金があると
 使ってしまうもので、

 ひたすら研修や
 人脈を作っていくために

 投資をひたすら続けることに。

■本当に


 『人と人との繋がり』

 について言えば、

 交流会でお会いした人と、

 マンツーマンでお会いする
 努力を重ねていき、

 マンツーマンで
 お会いする際には

 食事代がそれなりに
 かかってくるわけで、

 かなり莫大な金額を

 そういった交友関係に
 費やしてきたように思います。


 …その結果

 1年から1年半経った頃には、

 その650万円の融資が底をつき、

 本当にどうしようもない状態に。

■しかしながら


 ちょうどそのタイミングより、

 開業前から少しずつ蒔いていた
 人脈の種が花開くことになり、

 だんだんと

 顧問先が増えていくことに
 なってきます。


 そうする中で、

 スタッフとしても

 そういった私の『想い』に
 共感する人が入ってきてくれて、

 だんだんと

 仕事をする環境も良い状況に
 変わってきたように思います。

■そのようにして


 だんだんと
 経営が大きくなってくると、

 これまで
 冷ややかな態度だった人が

 一変して

 何となく私のことを

 評価してくださるように
 なってきたんですね。

■結局のところ、


 人はどうしても
 大きな勢力に流されるものであり、

 開業当初の私の

 微生物の如く
 小さな存在は、

 全くもって

 人から見向きもされないような、

 場合によっては、 

 それを蔑視されるような
 状況が続いていた
 わけなのですが、


 そうして成長していく中で、


 だんだんと

 人に認められる
 機会が増えてきて、

 昨日の顧問先の会では、

 本当に多くの顧問のお客様に
 お集まりいただくことができ、

 すごく活気のある会になった

 という現状があります。

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■そして、ここからが


 今日のお話のポイント。


 どうしても開業当初は
 収入を得ないといけないため、

 躍起になって営業活動し

 自分にとっての無理な仕事を
 してしまうものなのですが、

 それはそれで
 仕方がないのではないか

 と私は思っています。

 実際のところ、
 生活をしていかないといけない
 
 という現実部分もあるので。


 しかし、

 そういう風に頑張って
 努力を続けていった結果、

 どこかのタイミングで
 ポンとその努力が実り、

 少しずつ

 『小さな成功』

 という扉が開かれていくのを
 目の当たりにしていくわけで、

 その積み重ねが次第に

 【経営の成功】

 に繋がっていくように
 思うんですね。


■そういった


 経営の成長過程の中で、

 当初開業したタイミングで
 持っていた

 『経営理念』や『想い』
 が変わっていく

 というのは、

 かえって健全ではないか

 と私は思っています。


 『理念』

 と言えば
 最後まで貫く崇高なもの

 というような

 イメージがあるのかも
 しれませんが、

 私は全くもって
 そうは思っておらず、

 結局のところ

 人生において

 いろいろな経験を
 重ねてきた結果、

 人間としての層が
 厚くなっていくものであり、

 その分厚くなった『層』が

 これまでにはない
 『経営理念』を

 生み出していくのでは
 ないでしょうか。

 私自身が、

 本当にその積み重ねにより
 現在の状況に至っています。

■とは言え、


 【世界の平和を目指している】

 という

 根本的な想いは
 当初から変わらず、

 それが

 経営の拡大を
 進めていくにあたって、

 だんだんと

 現実味を帯びてきたものに
 なってきたのではないか

 と思っている次第。


 そんなことを、

 昨日の顧問先の会を
 通じて思いました。

■今日時点の


 自分を
 振り返って思うのは、

 「本当に自分の理念を
 貫いてきて良かったな」

 ということ。


 その理念や想いに
 共感してくれた方が

 広い世界から見ると
 圧倒的に少数ではあるものの、

 顧問のお客様になっていただいたり、
 
 そんな私を 
 他の方に紹介をしていただいたりと、

 本当に多くのご縁が
 積み重なっての

 『今』

 となっています。

■私が税理士として


 提供している
 商品やサービスは、

 特筆すべきものではないのですが、

 私自身が

 【顧問のお客様やスタッフを
 心底愛している】

 という気持ちは、

 どんな税理士にも負けません。


 そのような想いが
 きっと伝播しているんだろうなぁ

 と思っているところです。

■しっかりと


 今後も

 そういった努力を
 積み重ねていき、

 顧問先やスタッフをはじめ、

 いろんな人に対する

 『幸せの伝道師』

 となれるよう、

 しっかりとした理念を持って
 邁進してまいります。


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《本日の微粒子企業の心構え》


・経営理念は、
 その人生の経験において変わっていく
 というのが本来の姿ではないか。

 根本的な想いは変わらないにしても、
 人生の成長ステージにおいて、
 経営のステージも変わっていき、
 それによって経営理念も変わっていく
 ということは極めて健全である。


・結局のところ、
 人は商品やサービスを買うわけではなく、
 その人の『愛』や『想い』を
 買うわけであるため、

 しっかりと経営においては、
 商品やサービスの効能というより、

 【自分自身の想いや愛を伝えていく】
 ということが極めて重要であると言える。

今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。


これまで書いてきた記事は、
バックナンバーとして、
私の公式HPの【ブログ】に
アップしていますので、
よかったらご覧くださいませ。^^

https://muratax.com/blog/

起業準備中から起業5年目までの経営ドクター
税理士 村田佑樹

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