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路上生活者の暇潰し~春ドラマの感想を語ろう~

夜は寒いので、まだ長袖が手放せないですね。心暖まる作品ばかり見てるんですがね・・・




というわけで、本日も路上よりお届けします。


皆さんこんにちわ。

都心で路上生活をしてます村瀬テロスタンと言います。
路上生活者、いわゆるホームレスという事になります。


さて本日は、#路上生活マガジン 番外編ということで、



《路上者の暇潰しシリーズ~ドラマの感想を語ろう~》



をお送りしようと思います!


マガジンのVol.1Vol.2でも話しましたが、我々のような人間、時間だけはありますから。
今回は移動しない時の時間潰しのお話から。

今回は今シーズンで最も早いであろう、最終回を先日迎えた『からかい上手の高木さん』の感想を語ろうと思います。

※一部ネタバレ込みなので、ご了承ください。

・からかい上手の高木さんとは?

山本崇一朗さんマンガ原作で、23年11月まで連載されていたマンガ作品であります。


アニメ化→映画化、スピンオフも存在し、更には来週5月31日には実写版映画が公開されますね。
以上の事から、とてつもない人気ぶりが伺えるのではないでしょうか?

~あらすじ~
とある島の中学校でのお話。
同じクラスの女子生徒の『高木さん』から毎日のようにからかわれる男子生徒の『西片』。

"いつか仕返しにからかってやろう"

そう思う西片だが、本人の顔に出やすい性格からか高木さんに見破られてしまい、しまいには更にからかわれる事も。
そんな二人のやりとりを中心に、その周りの青春群青劇が描かれたラブコメディ。

ざっとですが、こんな内容ですかね。
原作もドラマも主軸となる内容は変わらないので、マンガを読んでる人にはより見やすい内容かと思います。

①原作厨にはもってこいの作品

結論からいうと、再現性も高くとてもいい仕上がりだったのではないでしょうか!?

よくドラマ化されるとクオリティが下がるなんて感想を抱く人も多いでしょうが、全くそんなことはなく終わりました!

今週の5月21日まで、毎週火曜日の深夜に全8話に渡り放映されたこの作品。
30分尺という短い時間の中で、主人公二人やそれを取り巻く人物との関係性をよく表現出来たのではないかと思います。

そして原作で西片からよく出てきたセリフ。


1200万パワーを誇るスクリュードライバー

これもよく聞けましたね。
あ、すいません。アニメ版の西片の声優さんがウォーズマンと一緒だったものでつい・・・・

話を戻して。

以下感想です

マンガでは西片の表情をメインに出すコマの書き方により、後ろ姿しか見えなかった高木さんの変顔が実写ではちゃんと表現されていたり。

相合い傘の回の、西片と高木さんが相合い傘をして下校するエピソードもさりげなく放り込んだり。

またバレンタインデーの回なんかはいつも通りからかいつつ、高木さんの西片に対する感情の表し方も見てる側からしたらもう"好きなの丸出しだろ"って感じがたまらないですよねぇ。

ただ今回のドラマ版、結末だけはどうしてもって思う人は多いのではないでょうか?

②映画に繋がるという終わり方について。

ドラマ放送時から流れていたCMから、なんとなくドラマのラストも想像ついていた人も多いでしょうね。


ですが、映画ありきのドラマ化というのはいかがなもんなかと私は思ってしまう人なので。
まぁ、これは賛否別れると思いますよ。

~以下劇場版のあらすじ込みの設定~

10年ぶりに高木さんが島に帰って来て、教育実習生としてかつての学舎である中学校に赴任。
そこで教師として働く西片や元のクラスメイトとの交流が再開。
昔通り"初恋の相手"西片とはからかいを交えた交流がメインになるラブストーリー。
時を越えた二人の初恋は実るのか・・・

といった内容から、映画は原作とは違ったifの世界線という見方だと見やすいのではないですかね?

・ドラマ結末に関する以下ネタバレ

それは初詣の回で、西片が高木さんに不意に言った『来年もまた来よう』に対して、彼女の見せたどこか寂しそうな表情から始まっていたのかと。

初詣から自宅にシーンが変わり、父親の転勤で4月にはパリに行くという話をされる高木さん。

それは西片とのからかいを巡るの日々に終わりが来ることを意味していました。

終業式を前にして、同級生の中井くん伝てに高木さんの引っ越しの話を聞かされる西片。
この時から彼の様子が少し変わってきます。

"どうして一番最初に俺に言ってくれなかったんだ?"

と考えるようになるくらいですから、やはり誰よりも寂しいんじゃないですかね。

またシーンは変わり、職員室にて西片に対して先生の『大事なことって、一番大切な人にはなかなか伝えられないものなんじゃないかな?』という一言がとても印象的でした。

先生演じる江口洋介さんが一瞬だけ『あんちゃん』に見えたのは私だけでしょう。



ネタが古くてすいません🙏



ただ、最も鈍感な本人には届いていなかったようですが笑

そして新学期。
始業式の登校前、朝イチで高木さんと電話で話す西片。
どことなくぎこちない感じの二人。

この時彼は既に高木さんがパリに行ったと思ってましたから。いつも近くにいた人がもう遠くに行ってしまった。
だからこそどう話していいか分からなくなってしまったんじゃないでしょうか?

そこに高木さんからの電話越しのからかいが。
『今の恥ずかしいと思ってる事当てられたら西片の勝ちね。』

西片も自然といつもの顔に戻りました。
色々考えるが、結局どれも不正解。

そのまま学校に行き、クラス割りの紙を見る西片。そこに高木さんの名前はなく・・・
意気消沈のまま席につくが、なんと教室に入ってくる高木さんの姿が!



他のクラスメイトもこれには驚きます。

そう、彼女の言った『恥ずかしい事』とは色々寄せ書きとか貰ったのに引っ越しが延期になった事だったのです。
西片もこれにはホッとしました。

ですが、その時は卒業まで待ってくれなかった模様です。
こうして迎えた別れの日、フェリーに乗る高木さん一家を見送るクラスメイト。

皆がフェリーに手を振る中で、西片だけは彼女の名前を叫びながら走って追いかけて行くではありませんか。

それに対して彼の前では決して悲しい顔をしない高木さん。
西片にはずっと笑顔でいてほしいという彼女の計らいなのでしょう。

そしてフェリーが見切れるラストカットで最終回は終わり。

なんとも尻切れ感が強いというか・・・・



せめてその後、ちょっとだけでいいからお互いでこんなことあったよ的な話は加えてほしかったですね。

その辺は映画で語られるのでしょうけど✨

③ネットの声

賛否別れると言いましたが、公開前から否の方が多く見受けられるように感じます。

・このキャスティングなら元高木さん(スピンオフ)で出来たんじゃないのか?
・果たして、ドラマの再現度の高さに勝てるのだろうか。
・正直高木さん原作じゃなくて、他の作品としてやってほしかった。

などなど。

まぁ公開前からこうも言われるのは、原作が人気の高い作品という証拠とも取れるわけで。
かえって下馬評をひっくり返せる一作ではあると思ってます。

かくいう私は話をどう落とすのかが気になるので、劇場に観に行こうと思ってます!



私の場合は観てから好き放題言いたい人なので笑


それに意外とこう言ってる人も見たら見たで印象変わると思いますよ。

というわけで、ドラマ感想文と言いながら映画にも触れてましたね。

それだけ個人的に期待度が高いという事なので悪しからず!

次は何かしら最終回を迎えたら記事を作ろうと思ってますので、暇人の書き物を暇潰しがてらお付き合いくださいまし😀

というわけでまた!

See you next time !!by路上より。

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