Chronicle of Gal
誰にでも一つや二つ、知ってるようで知らないモノやコトがあると思います。
クロニクルってなんですか?
さすがに「眼にくる、腰にくる」は関係ないと思ってましたが、有名な小説の影響もあり、長らく「螺旋状のバネ」のようなモノをイメージしてました。
デジタル大辞泉の解説により「年代記、編年史」ということが正式に分かりました。
意味を知ったら使いたくなるのが人情というものでして、さっそく "Gal" をお題に個人的なクロニクルを書いてみます。
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https://www.uta-net.com/movie/913/
人生一つ目の "Gal" は、沢田研二さんの「OH!ギャル」なんですが、70年代ヒット曲の一つとして何となく覚えているに留まります。
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人生二つ目の "Gal" は、西田ひかるさんが出演していたTVCMの有名なセリフ「ワタシはすぐにナオリタガール」 です。ガールだけが英単語 "Girl" の発音になっていて、仲の良い同級生と二人で苦笑した記憶があります。
話は脱線しますけど、同時期に好きだったのは、バブリーなクルーザーに乗った水着姿の女性が「餃子も食べたし泳ごうかしら?」と言った直後に海で溺れて、人工呼吸をしようとした男性が「ウッ」と顔を背けて終わるという、救いのない口臭予防飲料のTVCMでした。
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人生三つ目の "Gal" は、90年代の渋谷系ムーブメントでリバイバルした"フランス・ギャル"さんです。今となっては所有していたベスト盤も手元になく、ご冥福をお祈りしております。
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人生四つ目の "Gal" は、8年前の昨日を思い出すので、ここでは割愛しておきます。
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最終的に、日本語の「がる」ってなんだろう?という疑問を抱き、Google検索してみたところ、「日本語教育における「〜がる」の扱われ方の現状と課題」という研究まであり、「それほどのモノとは…」と恐れ入谷の鬼子母神となりました。
おしまい。
※画素はネットより拝借しました。