愛や悟りに関する私的な妄想
言葉と思考は、世界に境界線を入れて細分化します。
意識は、境界線のない一体不可分な世界を捉えます。
おそらく、言葉と思考を持たない幼児や動物は、境界線のない一体不可分な世界に生きているのではないでしょうか。
個人的に一体不可分な世界を見た経験はありませんが、内田樹「寝ながら学べる構造主義」、山口揚平「1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法」を読んだら、そんな風に思えてきました。
つまるところ、「愛」や「悟り」とは、言葉と思考を介さず、意識がダイレクトに見る世界の「一体感」を指すのではないかと妄想する今日この頃です。
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