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スマホ依存から脱出|ミニマリスト流5選

ミニマリストになり、スマホを触る時間が減った。
以前はSNSを3時間以上も見漁る毎日だったが、今は2時間ほどだ。

今回は、そんなわたしが実践している少し変わったデジタルデトックスの方法をご紹介する。
なお、ここで言う“デジタル”はスマホに重きを置いている。

始めた理由

ミニマリストになってモノが減り、部屋がシンプルになった。
すると、モノが減ったように、受け取る情報もシンプルにできないだろうか?と考えるようになった。
一日の大半が、デジタルデバイスに触れている状態だからだ。

必要な情報を取得できていればいいが、全てがそうとは限らない。
特にSNSは、ついダラダラと見てしまう。おまけに広告に気を取られ、見たくもないゴシップニュースが流れ、気づいたら疲れている。

そこで、本当に必要な情報が得られるように、デジタルデトックスを始めた。

BUFFALOのnasneなら、タブレットやスマホ、PCでもテレビを観ることができる

デジタルデトックスの方法

1) データ通信量の少ないプランにする

以前は、月20GBも使えるプランを契約していた。
通信量が多いと、外出先でも動画が気軽に観られる。テザリングすれば、さまざまなデバイスでネットが閲覧できて、何かと便利だった。

それゆえ、必要のない動画までつい観てしまう。
特に仕事中の昼休みや移動中など、手持ち無沙汰な時間だ。

そこで、月3GBのプランに契約を変えた。すると通信量が気になり、動画を観ることがなくなった。
結果、英語のラジオを聴いたり、電子書籍で読書したり、自己投資に使う時間が増えた。
本当にやりたいことを叶える手段として、スマホを使えるようになった。

見たい動画は時間を決めて、家で観ている。
家にいる間は、デザインの自主制作とnoteの執筆に時間をあてているので、手持ち無沙汰にならず、ダラダラと観ることがなくなった。

YouTubeは再生履歴をオフにして、無駄な情報をシャットアウトしている

2) 見えないところに置く

スマホが見えるところにあると、つい触ってしまう。
調べ物をしようとスマホを触ったら最後。通知欄を見て、そのまま全SNSをチェックし始め、目的を忘れてしまう…なんてことが度々あった。

そこで、引き出しの中にしまうことにした。
わたしの中では、これが一番効果的だった。

スマホが視界に入らないので、作業に集中できる。
結果、短時間で完成度の高いモノが制作できるようになった。

調べ物はスマホではなくパソコンで調べれば、通知を見なくてすむ。

仕事の連絡がスマホのアプリにくるので、すべて通知OFFするのは難しいという現状…

3) ゲームは入れない

もともとゲーマー気質で、幼少期はゲーム三昧だった。

レストランで食事が提供されるまでの待ち時間、父が運転する車の中、隙間時間さえあればゲームをする子だった。

自分の性格を肝に銘じ、スマホを買った当初からゲームアプリは入れていない。
と言いつつも、今年の春に言語学習アプリ「Duolingo(デュオリンゴ)」を入れた。ゲーム感覚で、英語の勉強ができる。

案の定、休日はやりすぎてしまう。
しかし、今のところ自制できているのと、少しずつ英語が話せるようになっているので、セーフとしている。

Duolingoなら世界40か国の言語が楽しく学べる

4)  就寝前は触らない

寝る準備がひと段落すると、スマホでSNSを見たり、パソコンで作業したりしてしまう。
そんな日は、布団に入ってもすぐ眠れない。光の刺激により、メラトニンの分泌が抑えられ、脳が覚醒してしまうからだ。

そこで、お風呂から出た後はスマホとパソコンを見ないようにした。

「作業したい!」という気持ちをグッと抑えつつ、読書する。
読書は主に電子書籍だが、スマホではなくFireタブレットで読む。

「え、デジタルデバイス?」と思われたかもしれない。
しかし、Fireタブレットにはブルーライトをカットするモードがある。画面の明るさも、暗くする。
結果、暗い部屋でないと文字を読むことができない。

スマホと違うのは、アプリをKindleだけにしている点だ。SNSの誘惑を断ち、読書に集中することができる。

読書していると少しずつ眠くなり、そのままスッと眠れる。

5) 返信は休日だけにする

個人的にSNSで一番時間がかかるのが、メッセージの返信だ。
短時間で返そうと思っても、気づいたら10分以上かかることがザラにある。

以前までは、仕事が終わったらすぐに返信していた。でも、相手からすぐに返信がきて、また慌ててしまう。
仕事が終わってリラックスしたいのに、気持ちが落ち着かない。

「返信しなくては!」というプレッシャーから、解放されたかった。

そこで急ぎの用件以外は、休日にまとめて返信するようにした。
それに、“はなさんは返信が遅い人”と認識してもらえば、お誘いの連絡が早めに来るようになる。
その他、雑談に近いメッセージは「いいね」だけで済ませることも、しばしばある。読んだという意思表示をしつつ、やりとりが切りよく終わる。

昨年からLINEにも「いいね」に近い「リアクション」が追加されたので、便利でよく使っている。


まとめ

デジタルデトックスを始めてから、自由な時間が増えた。その結果、本当にやりたいことに時間を割けるようになった。

やろうと思っていたことが、フットワーク軽くできる。お散歩に行ったり、豆からコーヒーをいれたりと、以前より心にゆとりを持って日々を過ごせている。

なによりも、SNSをチェックする頻度が減ったので、他人と比較することがなくなった。
それまでは、インフルエンサーや友人の素敵な暮らしぶりを見て、できない自分に劣等感を感じていた。
SNSと適切に距離を保てるようになると、今の暮らしに幸せを感じられるようになる。そして、自分に自信が持てる。

スマホもパソコンも便利だ。ただ、時間や感情を奪われてしまわないよう、上手に使うことが大切だと身を持って知った。

こうして並べてみると、想像以上に多い…。笑

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