スカイプ対談&「ブラック学校」を憂う

先日(といっても随分時間が経ってしまいましたが)、過去にもスカイプ対談をさせて頂いている読者様(Aさん)と3回目の対談をしました。過去の内容についてはスカイプ対談&自分を知ることの大切さ(1回目)、スカイプ対談&分離感と社会の諸問題(2回目)の記事をご参照くださいませ。今回も色々と話が盛り上がり、結局4時間近く話していました。

ちょうどオウム真理教の死刑執行のニュースがあったこともあり、宗教そのものについてや死刑制度の是非などについても話題に上がりました。一連のオウム事件の頃、私は小学生だったので「何か大変なことが起きている。宗教がらみの事件らしい。」というくらいの認識しかなかったのですが、大人になって色々と調べてみると、あの事件が「新興宗教・ヨガ・瞑想=アヤシイ」というイメージの原点ともなっているようで、人々に与えた影響の大きさを改めて感じるのでした。私自身は宗教について学ぶのが好きですが、どちらかというと、「いかに宗教が世界を惑わしてきたか」「世界の混乱と宗教の関わり」といったことに興味があり、特定の宗教を信仰したりすることはありません。宗教に限らず、洗脳やカルト全般に興味があり、昨今のいわゆる「信者ビジネス」についても疑問視しています。

以前から私とAさんの間で話題になることが多かったのが教育の話題です。私も以前から教育には関心が高く、「真の賢さとは何か?」ということをずっと探求してきました。教育に興味がある割には学校の先生になりたいと思ったことはないですし、塾講師にもあまり興味がありません。学校の先生が激務すぎて自分には勤まらないことがわかりきっていますし、良い成績を取り、良い大学に入ることにも興味がないからです。表面的な意味での教育には全然興味がありません。

Aさんは海外に行かれていた期間もあり、「世界の中での日本」という視点を私より持たれている方です。海外に行かれると「日本人は日本に自信を持っていない」という感覚を得られるようで、それは教育のせいもあるだろうという話になりました。「日本人としてのアイデンティティ」みたいなものがあまり育まれない教育、日本について深く学ばない教育であるというような話もありました。そこで私が「日本人のルーツと言えば、大昔にイスラエルから日本にやってきた人々と混ざってるから何がホントの「日本人」なのかわからないですよね~」とか言って話題を逸らし(笑)、また別の話題へ流れていったのでした。興味ある方は『隠された十字架の国・日本』(ケン・ジョセフ シニア&ジュニア著)という本も読んでみてくださいね。こういったことも含めて、日本の歴史は相当嘘が教えられていて、嘘を覚えるのに労力を使ったり無駄なテストをしたりしているわけで、本当に意味がないと思うのです。

最近、猛暑の中で外での部活動や体育館でのイベント等を行い、子どもたちが熱中症になるニュースが後を絶ちません。教育の中身も問題(嘘ばっかり&テストばっかり)、命に関わることを根性論で片付ける、先生の労働状況の劣悪さ、給食の安全性、いじめ、パワハラ、体罰、不正、PTAのしきたりなどなど、学校って本当に有害な機関だなとつくづく思います。「ブラック部活動」が話題になったこともありましたが、もはや存在自体が「ブラック学校」と言ってもいいのかもしれません。

学校はもはやグローバリズムの奴隷養成所になっているわけで、巨大な洗脳施設でもあると思います。その同調圧力はもはやカルトの如し。私が本当に重視すべきだと思うのは、性教育、家庭科、その他創造的な活動や、食育、環境教育、実践的な哲学・倫理などの、現行の教育では軽視されている分野です(軽視されすぎな「家庭科」「保健体育」の記事も参照)。たとえば前述の「死刑制度の是非」。これは生命倫理に関わる重要な問題で、大人も子どもも一人一人が自分の意見を言える必要があるようなことだと思います。オウムをカルトだ宗教だと言うのはわかりますが、今の学校もそれに近いものがあるのではないでしょうか。Aさんも私も教育には非常に関心があるのですが、現在の「ブラック学校」の現状を嘆かずにはいられないのでした。

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