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日本とフィンランドきいちごくらべ

この写真は昨年の5月のもの。
もうすぐ木苺を摘む毎日がはじまる。
草苺、ストロベリー、ブラックベリー、ビルベリー、くわ、こうぞと、
いろいろなベリーが6月にかけて食卓を彩ってくれます。
そのベリーがフィンランドでもとれるという。

フィンランドには自然はみんなのものという自然享受権というのがある。
この考え方をしている国は他にもあるらしく、デンマーク・ノルウェー・スウェーデンなどの北欧の国々が自然享受権を権利として認めている。

フィンランドでは具体的にその権利に基づいて、どういう自然とのお付き合いがされているのだろうか。
よく耳にするのがフィンランド人が森に入って季節のベリーを摘むという話。
ベリーにもいるいるあるみたいで、ラズベリー、クランベリー、ブルーベリー、リンゴンベリーなどが、その時々でとれるらしい。

自分でとったベリーをジャムにしたり、ソースにしたりということを一部のマニアックな人じゃなく、国民の多くが楽しんでいるという。

ベリーだけではなくて、きのこがりもするようだ。
もちろん毒キノコはフィンランドにもあってちゃんと見分け方が伝えられていることが伺える。

フィンランドの森林の面積は国土の73.73%。
その森林の林床や林縁にベリーが生えるのだろう。

そして自然のものをとるときの心得を共有している人たちなら根絶やしにしないとり方をするだろうからベリーは守られて少しずつ増えていったに違いない。

自国の国民だけが採っていいのかと思っていたら、
観光客もルールを守って、採ることができるという。
ルールは国立公園のビジターガイド&アウトドアエチケット
に明記されている。

こういった国立公園がフィンランドには40ある。
それに対して日本は34。

前回人口のことを書いたけど、フィンランドの人口は日本の4%ほどで、
この国立公園の数だよ。
これだけあればそりゃ採ってもOKが成り立つんだろう。

これは、国立公園に行ってみなければ!
ということで、候補は
・ヌークシオ国立公園 ヘルシンキからアクセス◎夏には混雑するとも
・シポーンコルピ国立公園 ヘルシンキから近く混雑少ない
・リエスヤルヴィー国立公園 ヘルシンキから約100キロ

公園ごとにどのベリーが多いとかあるのかな。
他は育てたことがあって見分けがつくけれど、
リンゴンベリーだけは見分けがつくか分からない。
下の写真がリンゴンベリーでコケモモとも言う。
みるからにぷりっぷりでおいしそう!

エアビーっではお料理できるから、ベリーいろいろ採って、何作ろう?


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