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デジタルデトックスと睡眠と食事

最近「デジタルウェルネス」というのを少し学んでいて、
そこで「養生」という言葉に出会った。

「養生」とは、心と身体を整えること、で、
心地よい、気持ちいい、という感覚になること。

そのためには3つのことを「ちょっとだけ良く」する。
<睡眠><食事><自然に親しむ>
がらっと変えるのではなく、
ちょっとだけ良くする、というのがミソ。

<睡眠>
たしかに、6時間睡眠だと1日の1/4が、8時間だと1/3を寝ている。
人生の1/4あるいは1/3も時間を使っているのに、
睡眠に対してどんなケアをしているだろうか。
いい睡眠にするために、どんな投資をしているか。
ということで、ちょっとだけいい枕に変えたり、
シーツをこまめに洗ったりするのは、けっこう簡単にできる。

寝る直前にスマホを見ない、というのもいいらしい。
スマホの画面はブルーライトで、
ブルーライトは人の脳みそを刺激して、「昼間だぞ!」という指令を出す。
いよいよ寝ようとしているときに、
脳みそが「昼間だぞ!」という指令を出したらどうなるか。

いやいや、けっこう寝れるよ、という人はきっとお酒を飲んでいる。
これはこれで別問題なので、後日書くことにする。

<食事>
ゆっくりと、感謝して食べる。
すべての食材をオーガニックにするんじゃなくて、
オーガニックもありなんちゃらもありだけど、
全体として「まあいいんじゃないの」的な自然派にする。
食材よりも、五感で味わうことが大事。

<自然に親しむ>
わたし、毎朝ジョギングしているが、
川沿いに山をすぐそばで感じながら走ってるシーンから、
国道を走って海に抜け、
川を渡って山に向かって自室に戻る。
という環境で暮らしている。

都市に住んでいても、公園には木があるから、
一日一回はその木の下に立ってみるとか、
部屋の中に鑑賞植物をおいたりする。

太陽の光を浴びる、というのでもOK。
散歩をすれば、陽に当たるし公園にもいける。

昼と夜とが逆転していないか?
昼と夜とをきちんと区別する。
(職業にもよるけど)

これら3つ、今までの生活を大きく変える必要はなく、
小さく整えていく。
寝る前についついスマホを見てしまっても、
お酒を飲みすぎても、
「今日はま、いっか」
ということで自分を許してあげる。
セルフコンパッションが大事。

ゆったりとして、自然を少しだけ感じて、
幸せを感じて、
そうしたあとで、仕事に取り掛かる。

大隈塾のプロジェクトに「デジタルデトックス」のプロジェクトがあるので、
この「養生」という考え方を伝えよう。
「スマホだめ!」「スマホを手放そう!」
じゃなくて、ゆったりと、寝ましょう、食べましょう、散歩しましょう、と。