0078:恋愛のはじまりとモト
それは恋の始まり
恋愛は「相手に触れたい」という気持ちを引き起こします。おおもとが性欲だからです(0077)。わかりやすい(笑)。
(^~^ )
そんでもって、まずは好きになった相手に注目するので、モトがそちらへ流れていきます。相手が受け取ろうと受け取るまいと、流れていきます。
(転載注:モトについては(0027)あたりから書いてます。)
なので、自分のモトは減ってしまうのですが、ここが恋愛の不思議なところ。
相手のことを「想っている」と、好き嫌いゲージ(0015)が、ぐぐぐっと「好き」の方向に寄ります。経験あるでしょ???
d(^~゜ )
カラダからの信号で、ココロが周囲のモトをギュルっとあつめて、ゲージを動かすんです。そしたら、ココロは今度はモトを「生み出し」始めます。
モトが増えますので、嬉しい気持ちになります(0033)。嬉しい気持ちになると、またモトが増えます。いいモトの循環が、起こり始めるのです。
恋愛アピール
だから「恋愛」という字を当てるのでしょうね。本当は性欲なのですが、相手に恋をすると、愛情を抱いているときのような、モトの循環が始まるのです。
ですが、やっぱり恋は性欲。相手のカラダを好きなようにしたい、という欲求が根本にあります。
ですので、そこからが「愛情」と違うところ。なんとかして、自分の恋心を成就させたい、と「アタマ」を動かすようになります。
そのために、自分の容姿や性格を磨き、持ち物や資産を増やして、自分の魅力をアピールしていくことになるんですね。
この「恋愛アピール」に、わしらは膨大なモトを費やします。
相手に向かってどんどん、どんどんモトを送り込んでいくわけです。
ですが、当然、相手がいることですので、相手がそのアピールで、自分に恋(性欲)をいだいていてくれるとは限りません。
相手が気に入ってくれたらいいですけど、そうでなければ、モトの送り損になってしまいます。
モトを失うと、どうなるんでしたっけ? そう、好き嫌いゲージが減衰するんでしたよね。
だから、あまりにつれない態度を取られてしまうと、今度はモトの流出に対する反応を起こすようになります(0033,0034)。
怒ったり、悲しくなったり、恐ろしくなったりするんです。それらが続くと、強い嫉妬心や猜疑心をいだき始めることもあります。
・・・心当たり、ありますよね? わしにも、いっぱいあります。
(T~T )【血の涙】
恋愛アピール合戦
一方、怒涛の勢いで相手に送ったモトによって、相手がこちらに注意を向けてくれると、どうなるでしょうか。
相手は、こちらのアピールに注目してくれます。注目してくれているので、そちらからモトが返ってきます。
そして、相手の性欲のスイッチがもしうまくONになったら、相手も汝にアピールをしてくるようになります。
恋愛アピール合戦の始まりです(笑)。
d(^~゜ )
アピール合戦が始まると、お互いのモトを、全力でザブザブと交換するようになります。こうすることによって、お互いが「愛に包まれている」ような感覚が起こります。
こうしてモトを交換しているうちに、今度は、物理的に愛情交換をしたくなります。こうして、性欲を満たす行動、セックスへと発展していくのです。
モトを通してみると、一般的なモデルの「恋愛からセックスに至る過程」が、とても興味深く観察できますね。わしもぜひ自分自身で観察してみたいです・・・
(T~T )【血の涙】
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ですが、この「モトの交換」を続けていくと、思わぬ落とし穴にはまることがあります。次回はそのへんを書こうかな。
ではあれを。わしの話はあれなので、気をつけてね。
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これは、拙ブログ『人生はなぜ辛いのか、と思った時に読むブログ』からの転載です。イラストや強調で分かりやすい、本家サイトはこちら。
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このブログの文章を初めてお読みの方は、ぜひ第1回からお読みください。
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「ニンゲンのトリセツ」著者、リリジャス・クリエイター。京都でちまちま生きているぶよんぶよんのオジサンです。新作の原稿を転載中、長編小説連載中。みんなの投げ銭まってるぜ!(笑)