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負けを知っていることの強さ

強さとは、弱さを認めることから始まる。

僕が好きな言葉の一つです。

負けること、挫折、失敗。

普通の人が避けたがるこれらを経験することでしか、味わえない感覚が必ずあります。
僕は16歳の時に学校に行かなくなり、そのまま高校を中退しました。
自分の中では当時、大きな挫折だと感じていました。
周りの同級生たちは皆、普通に高校に進学している中、自分は通信制の高校で髪を染めて、バイクに乗って、悪友たちと遊び回って。。

俺は何をしているんだろう。

当時そんなことを感じていたことを覚えています。
しかしそれが今では本当に自分にとって大きな力になっていると感じます。

まず、負けを知ることは自分にとっての経験の幅が圧倒的に広がります。
これは勝つことよりも時には大切なことだと思っています当時そんなことを感じていたことを覚えています。

資本主義はゼロサムゲーム


ではなぜ負けることがそこまで大切なのか。

それは、世の中は勝つ人よりも負ける人の方が多くなる仕組みになっているからです。


生き物の世界ではどうしても生きていく上で、勝者がピラミッドのように上に立つ構図が出来やすいです。
それは現代の資本主義社会はゼロサムゲームなので誰かが勝つということは、その分どこかで誰かが負けているんです。
ピラミッドをイメージして頂けると分かるかと思いますが、下の層が圧倒的に多いんです。

そんな時に負けた側の立場の気持ちが分かること。
これは他者を思いやる上で大切なことです。
失敗した事がない人は、失敗した人の気持ちは分かりません。
転んだ痛みは転んだ人しか分からないですよね。

そう、負けを知ることは他人を思いやる優しさに繋がるんです。
だから負けを知ることは大切なんです。

僕は10代の時に大きな失敗をしました。
親や周りの人たちを泣かせ、たくさんの迷惑をかけました。
だからこそ、大人になって絶対に恩返しをするんだという気持ちで今もこうして手を動かしています。

どうかこれを読んでくれた方が少しでも前を向いて何かに挑戦することを願っています。
不安定で不確実と言われるこの時代。
上等じゃありませんか。
一緒に成長しましょう。

負けることができるのは、闘いを挑んだ者だけ。

では今日も元気に行ってきます!!

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