美術館で願う、「できればそこに説明文をつけてください」と。(1)

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以前はわざわざお金を払って、自ら、美術館に行くことはなかったのだが、
最近は、僕自身が少し大人になってきたのか、美術館に行くことが増えてきた。

歴史的展示品を飾っているような美術館ではなくて、
どちらかというと、現代美術を展示しているような美術館が好き。

僕は、トラベルライターとして
僕が捉えている世界観をここnoteに表現しているが、

それぞれの美術家は、僕とは全く異なる世界観を、
作品を通して、表現している。

同じ時代を生きているはずなのに、
そこで目にする美術家の世界観は

いつだって質感や色彩が僕が思っているそれとは
全然異なる方法で表現されている。

「こんな世界があるんだ」と勉強になる。

様々な方法で多角的に問題解決を試みると
意外とあっさりとすぐにこたえが見つかることがあるように、

他者の世界観に目と耳と心を傾けると、
そこから新しい考え方が生まれることもある。

でもね、僕は思うのだ。

美術館や展示品によって、それは色々なのだけど、
美術家の思考が説明文として明確に記述されている作品に

僕は深く深く落ち着きや安らぎ感じると。



美術館で願う、
「できればそこに説明文をつけてください」と。(2) へ
続く。


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