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封じた涙は 孤独と共に  その道の先を 切り開く

その頂上に、
ほしいものがあるとして、
そこにいくには、

とてつもなく
長い階段を登らなくては
ならなくて、

一体、
どれくらいのひとたちが、
その「頂上」までたどりつき、
光、輝けるのだろうか。

「83キロ」


これは、
ダイエットを再開した時に、
歩みを止めたくなった時の数字。

私のダイエットは、83キロ代で
ストップしてしまっていたからだ。

「82.2キロ」

これは、迷いをすてて
二週間、

ダイエットをすすめた後の結果だ。

まるで
長い、長い階段を
登っているようなものだった。

一段、一段、
息をきらしながら
汗を流しながら

一歩、一歩、とにかく着実に。

「りょうをへらして」
たべたい、
「つらい」
ひとつのかべ

「やめちまえ」
ささえてよ、
「たよれない」
ふたつのかべ

「太った・・?」
なんで・・・?
「うたがいの」
みっつのかべ

「いえないよ」
伝えられなかった
「できごと」
よっつのかべ

たくさん、たくさん、
目の前に、あらわれる
かべを、こわしながら。

「ダイエットなんてやめちまえ」

思いだしては、
必死に溢れそうになる、
涙をこらえた。

がむしゃらに、
人にはわからない、
努力をしていた。

それは、とても、とても、

「孤独な時間」だったけれど。

もう、夫の前では、泣きたくなかった。

14日間の「ダイエット」なんて、

階段を、登りはじめたばかりだ。

まだ、先など見えるわけじゃない。

大きく数字が変わるわけじゃない。

ただ、

「自分を信じきりたかった」

こらえたその涙が、

その道へとたどりつく

その「結果」につながってゆくのなら。











最後まで、読んでいただき、ありがとうございます。言葉たちが、一歩すすむきっかけになってくだされば、幸いです✨