ふと思い立ったので再受験しようと思う
はじめまして。ベトベトンです。
この度、2024年3月末に「再受験をしてみよう」と思い立ち、久方ぶりの受験勉強を開始しました。
半ば思いつきの行動、後先も考えず、行く末に輝かしい未来があるのか。
"本当に"再受験をするのであれば、きっと人生の中でも濃い時間を過ごすことになるだろう、と人生記録も兼ねてこのアカウントをスタートします。
ベトベトンのプロフィール
まずは簡単に自己紹介。再受験者が書くべきプロフィールとしては以下のような感じでしょうか?
簡単なプロフィール
年齢:30歳手前(2024年4月時点)
性別:男
これまでの学歴:公立中高卒 → 一浪 → 早慶文系学部卒
好きな(だった)科目:物理、数学
嫌いな(だった)科目:化学
新卒でIT企業に入社し、色々あって現在に至ります。既婚者です。最後の受験はおよそ10年前になります。
前に受験生(浪人生)だった頃の成績や結果
高校:県内上位の県立高校
センター試験:92%くらい(?)だったと思います。理系科目は98%弱。
入試結果:早慶理工はどちらも合格、東大の理科一類に不合格
進学先:早稲田の政経
こんな感じです。
なぜ再受験をするのか
自分の人生なんだから、やりたいと思ったら我慢できない。それにつきます。
”やりたい”という感情は私の経歴と趣味に端を発します。
1回目の大学は(学問的に)やりたいことを選ばなかった
当時、現役で(というか浪人生でしたが)受験生をしていた頃は、理系の学生で理学部を志望していました。しかし、第一志望に不合格になり、半ば投げやりに
「もう勉強はいいから、大学は遊ぶか〜」
と、いわゆる"私文"への進学を選択しました。
だからこそ得られた出会いもありますし、当時の選択と今の人生に後悔はありませんが、学問という観点で言えば本当に興味があった物理学について何も学ぶことなく大学生活を終えています。
趣味の読書でぶち当たる大きな壁
大学在学中、卒業後ともに物理学という学問への未練など感じることなど一度もなかった私に、ちょっとした転機が訪れます。
趣味の読書中の、哲学の本を読んでいた時のことです。哲学はもともと「かっこよくない?」というあまりに浅はかな理由で手に取ったのですが、興味・関心が大きくなり読む機会が増えていました。(といっても、専門書などは到底読めず、趣味の読書の範疇です。
ある時、「あれ、哲学のこの考え方って量子力学に似てるな?」と、ふと思うことがあり、調べてみると確かにそれらを関係づけた論文なども提出されている。こんなところで哲学と物理がつながるのか、と小さな興奮を胸に、「やっぱり物理もやりたいな」と思うようになります。(と同時に物理だけじゃなくて哲学も"ちゃんと"やりたい、と思っています。)
しかし、理工書は数式のオンパレード。大学以降の数学をほとんどやっていない私は、何度も理工書コーナーに足を運んでは、「無理無理」と立ち去る"理工書コーナー行脚"を繰り返します。
・理工書を読めない自分
・それでもいつかは読みたいと思っている自分
の板挟みにあい、徐々に、「やっぱり大学でちゃんと物理をやりたい」と、それまで見て見ぬふりをしていた小さな小さな願望をやっと口にすることになります。
思い立ったが吉日、というほど即断はしていませんが、そんな気持ちを抱えて生活をする中で、「やっぱり再受験をしてみるか」と思い立ったのです。
再受験でどこを目指すか?
受験となれば、当然「どこ大学の何学部を目指すのか?」つまり志望校は欠かせません。
結論…まだ決めていません。
学費の面から国立大学なのかなとは思っています。また、志望学部はある程度決まっています。ここまで読んでくださった方ならお分かりになるでしょう。
そう、
・理学部物理学科
・文学部哲学科
・医学部医学科
いずれかです。
ん、医学部・・・?
はい、医学部。
なぜか?そりゃ医学部出て医者になって稼げる方がい…
というだけではないです。医者に憧れる出来事があったからです。詳細は割愛しますが、社会人になってから5歳児のような感覚で「医者かっこいい!!なりたい!!」と思ってしまったんですよ。
また、とある理由から精神医学に強い興味・関心を抱いています。医者になりたい、というだけではなく精神医学をやりたい、という思いもあります。
物理学をきっかけに再受験を思い立ちましたが、いざ決断すると、医学部に惹かれるのもまた事実。当時は「血なんて見たくない」と真っ先に選択肢から消していたのに不思議なものです。
正直、結婚して家族もいるので、再受験して物理学科出てどうすんの・・?と思う部分もなくはないです。医学部であれば興味・関心のあることをやれて、かつ将来につながる、でも元々やりたかった物理学はできない。
後悔しないために総合的に「やりたい」が勝る方を選択するつもりです。
現実的な落とし所
学費の観点から国立大学は確定。
また、受験勉強のしやすさ、という観点からも理系学部を志望するべきだなと考えているため、
・国立大学の理学部物理学科
・国立大学の医学部医学科
を志望して、再受験の勉強を進めていくことになります。というか少し始めています。どちらの受験を決めても、最初にやるべき勉強内容は変わらないので、おいおい決めていければ良いかなと思っています。
〜note公開から1週間後の追記〜
公開時は明言してしまうことで逃げ場を失うことを恐れて曖昧に書いていましたが、やはり東京大学理科一類を志望します。
・興味の大きさが物理学>医学
・当時落ちた理一を目指す方が燃える
が大きな理由です。
〜〜〜
期限は決めていませんが、だらだらやりたくないので2年後の2026年4月入学で大学生になること、を目標とします。
大学卒業後について
マジでノープラン。なんなら、どうやって大学に通いながら生活するかもノーアイデアです。
どうせなんとかなる。なってから考えればいいか、と思っています。
受験勉強について
現時点でなんとなく想定している科目ごとの勉強手順があるため、メモがわりに記載します。東大を受ける可能性を考慮して決めています。
また、進め方については以下のイメージです。
2024年4月から受験勉強スタート。ざっくりのイメージとして、最初の3ヶ月で数学・物理を元(もしくはそれ以上)に一気に戻して気持ちにゆとりを持った状態で、化学、英語などにも着手する。国語と社会は成績や必要に応じて都度決めていく。
仕事もしながらの受験勉強になるので、最初の3ヶ月は無理してでも好きな2科目をある程度元に戻して、あとはゆっくりやっていこうという魂胆です。
国語 苦手
国語はノリだと思っているので、必要に応じてノリでやります。
現代文 苦手だけど好き
無し
→読書量は前回の受験時よりはるかにありますし、なんとかると楽観視しています。必要ならば何かやりますが、やるほどの余裕があるかは不明です。古文 苦手で嫌い
無し
→考えたくもないので必要になったらやる感じで漢文 苦手だけど好き
無し
→同上
数学 得意じゃないけど好き
理系数学の良問プラチカ 数学I・A・Ⅱ・B・C / Ⅲ(+ 複素数平面の基本書)
新数学スタンダード演習 / 新数学Ⅲスタンダード演習
過去問
唯一、既に始めている科目で、プラチカの1冊目は複素数平面を除いて完了しています。10日ちょっとで1周しました。複素数平面は前回受験時にほとんど勉強していないので他の基本書を1冊挟むと思います。
8〜9割程度の問題は解法が思いついたので基礎は思ったより身についていそうでした。計算力の衰えを感じはしましたが上記1,2の4冊である程度のところまでいけるかなと考えています。
ちなみに前回受験時は『やさしい理系数学』を使っていましたが、あまり好きではなかったのでスタ演を選びました。
物理 得意で好き
10年近く前の駿台予備校のテキスト『物理S』と『新・物理入門』
重要問題集
難問題の系統とその解き方
過去問
物理が最も伸びたのは駿台のテキストだったはずなので、それを使って勉強します。(物理だけテキストもノートも残しておいた自分偉い)
その後の問題集は『標問』と迷いましたが演習量重視で『重問』を選択します。難系は余裕があればやるという感じです。余裕があっても志望大学次第ではやりません。
化学 苦手で嫌い
大学受験Doシリーズ 鎌田(福間)の〇〇化学の講義 シリーズ3冊
化学の新研究 + 化学の新演習
過去問
苦手で嫌い、というどうしようもない科目ですが避けて通れないので、鎌田シリーズ3冊で思い出してから、鉄板の『新研究』+『新演習』かなと思っています。Doシリーズで思い出せばなんとかなると思っていますが、レベルが追いつかなければ『重問』を挟みます。
英語 普通だし普通
単語帳:鉄壁?
文法書:チャート式かロイヤル
は決まっています。鉄壁は当時そこまで好みではなかったので別のものを選択するかもしれません。あとは、適当に演習しながら穴を埋めていく感じでしょうか。『透視図』『やっておきたい英語長文シリーズ』あたりはやるのかなーと思っています。英語の勉強って何をしていたか忘れました。
地理 苦手だし嫌い
浪人時のセンター試験で7割を切るくらい苦手だったし得意になれる気もしないので地理選択をするかどうかも決まっていません。フィーリングで決めます。
終わりに
これから社会人と受験生という二足の草鞋生活がスタートします。大変なことは承知の上ですが、わくわくしていますし、非常に楽しみです。
「他にもっとやりたいことできたわ!!」と、突然全てをぶん投げる可能性も0だとは言えませんが、再受験をする、と心に決めているうちは真摯に取り組んでいきたいと思っています。
2年後、頑張ったな〜と思えるように頑張るぞ。
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